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忘却映画館 00年代ベスト

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忘却映画館 00年代ベスト
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2021年11月の記事一覧

【忘却度80%】アモーレス・ペロス

2001年8月27日、18:00徳間ホールでの試写で鑑賞。  イニャリトゥのデビュー作。  3つの話が同時進行していって、全部に犬が絡んでくる構成でした。  日記にも「いい」と書いてるし、よかった記憶もあるけど、その3つの話を全然覚えてない。 <ポスターを見てみよう>  なんだこの「世界の真中で愛を叫んだ犬たち」って寝ぼけたコピーは。  でもこのとき、「世界の中心で、愛をさけぶ」の小説版が出たばっかりのころ(大ブームになる前)じゃないかな。 <ネットで調べてみる

【忘却度50%】アメリ

2001年8月22日、18:30徳間ホールの試写で鑑賞。  出た、アメリ。当時、アメリ現象とか言われるくらい一大ブームとなりましたね。  アメリ女子、いま40代かあ。いまもクリームブリュレ食ってるのかな。 <ポスターを見てみよう>  いま見るとこのビジュアル、怖いな。  マチュー・カソビッツが大人のおもちゃ屋ということで、私がこの映画から導き出した教訓は「道具に頼る幸せもある」でした。私見です。 <ネットで調べてみる>  日本の配給のK君が、ジャン・ピエール・ジ

【忘却度40%】ブリジット・ジョーンズの日記

2001年7月13日、15:30UIP試写室で鑑賞。  映画通にこそ愛されないラブコメ映画のことを日本でもっとも多く原稿にしたと自負してる私、ヒュー・グラントをおヒューと名付けて偏愛してきた私、そんな私が見ずに誰が見るんだという映画。  そんな映画なのに、ちょっと忘れてるのが悔しい。  って主演はおヒューじゃなくて、ブリジット・ジョーンズなんですけどね。  パンツもデカサイズで冴えなかったブリジット・ジョーンズが、超ヤリチン編集長のおヒューと、セーターがださい地元の堅

【忘却度10%】千と千尋の神隠し

2001年7月11日、10:15東宝試写室で鑑賞。  前に書きましたが、私の個人的な宮崎駿作品、劇場映画・順不同で「カリオストロの城」「風立ちぬ」がSクラス、「ラピュタ」「もののけ姫」がAクラス、「ナウシカ」「トトロ」「千と千尋」がBクラス、「紅の豚」「魔女の宅急便」がCクラス、「ハウル」「ポニョ」がD クラスといった感じです。人それぞれの好みがまったく違う監督だとは思いますが。  とはいえ、本作もとても好きですけどね。 <ポスターを見てみよう>  いまさら私が何か語

【忘却度70%】メメント

2001年7月5日、21:15渋谷シネクイントの試写で鑑賞。  記憶が10分しか持たない男(ガイ・ピアース)が、妻殺しの犯人を探す話、というのはちゃんと覚えてるのですが、物語自体はもうよく覚えてないなあ。 <ポスターを見てみよう>  これも当時は、「セブン」とか「ユージュアル・サスペクツ」とか「恋する惑星」とか「ラン・ローラ・ラン」とかと同じく、「新しい映画が来た」感がすごかったなあ。 <ネットで調べてみる>  いま気づきましたが、この「忘却映画館」って、ガイ・ピア

【忘却度70%】チェブラーシカ

2001年6月29日、18:30徳間ホールで鑑賞。  雑誌「リラックス」主催の「シネリラックス」という上映イベントでした。ちなみにこの前日のシネリラックスの上映は「クイーン・コング」で、トークショーは私が登壇してます。  それはさておき。  これはロシアのストップモーションアニメ(っていうんでしたっけ、人形とかのコマ撮りです)。話は忘れましたが、チェブラーシカ可愛いのだけは覚えてます。 <ポスターを見てみよう>  あら可愛い。 <ネットで調べてみる>  いまでも

【忘却度30%】リリィ・シュシュのすべて

2001年6月5日、18:00徳間ホールの試写で鑑賞。  話の流れで覚えてなくて、各シーンごとにランダムに記憶がよみがえる映画。  岩井俊二監督の映画はだいたいそうですけど、これはとりわけ、ほとんどの場面がそのままスチールとして成り立つくらいの美しさ。 <ポスターを見てみよう>  確かロケ地は足利市と当時読んだ記憶が。あの一面の緑の中でヘッドフォンしてる市原隼人さんのビジュアルなんて、そのままソニーのポスターとかになりそうと思ってました。 <ネットで調べてみる>