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3、開業費をまとめる

開業前につかったものをどう処理したらいいのか調べました。
注)専門家ではないので、あくまでも参考程度にご覧ください。

開業までにかかった領収書を集める

・Amazonなどの電子領収書はPDFでダウンロードして集める。
・紙の領収書は原紙を集める。

PDFの分はパッと見てわかるように、名前を「日付_金額_店名」と整理しました。

開業費とは

・開業前に使った費用。
・開業費として5年間で好きな金額ずつ償却することができる。
・売上が沢山あった年に償却して節税するようです。
・経費ではなく資産となる。

開業日にならないもの

・仕入代金
・10万円以上のもの

エクセルにまとめる

10万以下のものをエクセルにまとめました。
・日付
・領収書が電子か紙か
・科目
・金額
・何を買ったか
・どこで買ったか
・電子取引ならそのPDFの名前

金額を確定させます。2重3重チェックで、間違えがないように!

次は、初めの仕訳!

開業費の仕訳

はじめは一個一個仕分けしていたのですが、合計の一行でしてくださいと書いてあったので、エクセルに詳しくまとめておいて保管し。合計金額を一行で仕訳しました。

後から気づいて悩んだこと

 はじめマネーフォワードの指示通りに本年度開業を選択して、開始残高の「開業費 / 元入金」と登録していました。

しかし、補助元帳を見てみると、前期残高のところにその開業費がのっていてとても気持ち悪く。開業費の自動仕訳をみると、開業日ではなく1/1になっていて更に気持ち悪い。

個人事業主は年度の途中に開業しても1/1から12/31が会計年度だからということはわかっていますが違和感が拭いきれませんでした。

 それで調べに調べた所、同じような質問を税理士さんにしていたものを見つけたのでその税理士さんの答えを参考にしました。

質問
お世話になります。初めて質問させて頂きます。

今年、個人事業主として開業届と青色申告承認申請書を提出致しました。物販業です。

開業日以前に発生した開業準備金の仕訳入力についてですが、

・費用発生も開業日も今年でしたら、開始残高の入力というのは使用せずに開業日の日付で仕訳を入れればよろしいでしょうか。

・上記開始残高を使用しない場合、開業費用の相手勘定は元入金ではなく事業主借でよろしいでしょうか。

(略)

提供の情報に不足がございましたら申し訳ございません。

どうぞよろしくお願い致します。

回答
メッセージ拝見しました。

今年から、開業されたのですね?

いただいた質問について、回答させていただきます。

>・費用発生も開業日も今年でしたら、開始残高の入力というのは使用せずに開業日の日付で仕訳を入れればよろしいでしょうか。

  ⇓

そうですね。開業日に登録していただいて、大丈夫です。『お仕事開始した日』に統一すれば『この日に入力したものは、開業費』とチェックしやすくなると思います。

 ⇒もし入力に慣れていらっしゃったら、実際購入日を備考欄に入力すると、後で入力チェックしやすくなると思います。


>・上記開始残高を使用しない場合、開業費用の相手勘定は元入金ではなく事業主借でよろしいでしょうか。

  ⇓

そうですね。事業主借で登録していただいてOKです。

 ⇒年の途中の仕訳登録なので、事業主借で登録していただいて、大丈夫かと考えます。

(略)
いただきました内容をもとに回答しました。もし、適切な回答ができていないときは、メッセージください。

何卒、よろしくお願いいたします。

引用:マネーフォワードクラウドコミュニティ

10万以上のもの

固定資産台帳に書いて、国税庁の「耐用年数表」の年数で定額法で償却しますので、今回の開業費には入れてはいけません。

まとめ

 たまたま簿記3級もとってるし、経理経験もあったので専門の言葉がわかるのでラッキーです。

なんだかいけそうな気がする。
ちなみに会計ソフトはマネーフォワードにしました。

電子帳簿をクラウドに保管したいので会計ソフトはクラウド版にしました。弥生と迷いました。

次回は高額の設備工事の分け方についてやっていきます。

なにとぞ なにとぞー