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いかに中学生に勉強させるか

5年弱、教育現場で働いていて
どの時期の勉強が一番大事なのだろうかと
少し考えたりしたこともある。

持論としては
圧倒的に中学生な気がする。

部活が楽しい・恋愛が楽しい・ゲームが楽しい
中学生にとっては少し勉強をする上では障害が多い。

こんなことを言う私は全て当てはまっていた。
そんな私でも主要科目でたった一つだけ好きだった科目がある。

それは社会だった。

当時、私は社会の先生に
「社会は好きか?」と聞かれ、
「戦争がなかったら今の日本はどうなっていたか興味がある」
と、思ってもいないが、先生にいい生徒と思われたい一心で答えた。

そしたら、先生は
「よくわかってる。えらい」と褒めてくれた。

そこから社会の先生のことが好きになり、社会だけはテストを頑張った。

この体験から、
中学生が自分から勉強を頑張るのは難しいが、
中学生に勉強をさせるのは簡単だと感じた。

Q;いかに勉強させるか
=いかにやる気にさせるか
=いかに自分のことを好きにさせるか

A;とにかく生徒を褒める

教えている時には「これだ!」と思った。

そのことに気がついてから、
指名制だった個別指導塾の先生たちの中で、
気がつけばば、人気講師と言われるようになっていた

「いかに自分を好きにさせるか」
そのためには、自分が生徒を褒め続け、友達になることが一番だと感じた。

とにかく喋って、笑わせて、褒めまくる
褒めると生徒も嬉しくなり、
先生に褒められようと一生懸命勉強してくれる
成績が伸び、先生として尊敬されるようになる

これをとにかく繰り返す。

繰り返すだけであれば、先生という仕事が退屈に思われるかもしれないが、
生徒はまさしく十人十色。
いろんな生徒がいる。

毎日違う生徒にあい、多く生徒の人生に貢献できていたことを思うと
正直、教育業界を離れたのは勿体無かったとも思う。

いつか教育業界には戻るつもりでいるが、
教育業界の楽しさを懐かしみながら
今日の投稿はおしまい。

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