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#技術書典14 「グリー技術書典部誌 2023年春号」を振り返る

技術書オンリーイベント 第14回「技術書典」に出展したのが今年の5月でした

オンライン開催会期:2023/05/20 (土) 〜2023/06/04(日)
会場:技術書典オンラインマーケット
オフライン開催会期:2023/05/21 (日) 11:00~17:00
会場:池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)
参加:入場無料
サークルは「く02」です(会場map)。

https://techbookfest.org/event/tbf14

新刊「グリー技術書典部誌 2023年春号」を出しました

"表紙"と50ページぐらい生成AIとメタバースについての「こぼれ話」を書いています。

  • Android定期課金のGoogle Play Developer API v2系では無償期間が取れなくなるのか?(遠藤さん)

  • OpenAI APIを使った機械学習タスクの置き換え(樋口さん)

  • メタバース開拓日誌こぼれ話(白井)

主にnoteで書いたブログの裏話、アートとQRコード化、それからこれを生成するためのGoogle Apps Scriptのコードが50ページほど!載っています。

PDF→Adobe Readerで自宅レーザープリンタで印刷してみたけどなかなか良いかもしれない

実は表紙と裏表紙でワンセットになっているアート

そして表紙も参戦しています。もちろんAI画像生成です。
こういう絵を作るのはそこそこに難しいので
軽く奇跡が入ってます…!
(無事に書籍の形で手に取れることを祈る)

左右見開きにするとこんな感じ(左綴じ)
ぜひ手に取ってみてほしい!という気持ちで生成しました

そもそも「グリー技術書典部」とは?

グリーグループの公式部活動です。

混ぜてもらっています

企業部活動で合同誌を作り技術書典で頒布しました

https://techcon.gree.jp/2020/session/ShortSession-8

https://www.youtube.com/watch?v=K7AjgRXNJ4w

これまでの発刊実績

グリー株式会社の有志が集まり、興味がある技術について執筆するノンジャンル合同誌です。
「k-means++ の golang 実装」、「スマートフォン向けアプリでの海外課金」、「エンジニアと技術書ではない本」、「Terraform と Jenkins による外界監視管理の自動化」、「初心者でも何となくわかる SOLID 原則」、「C++ / Cocos2d X の初心者がソースコードを触る前にまず理解して欲しいこと」、「LIMIAでのBigQuery活用事例」の7本を掲載します。

グリー技術書典部誌 2019年秋号

白井は2冊目「グリー技術書典部誌2020年春号」から参加です。
当時はバーチャルキャストでSIGGRAPH2019向けのリモートVTuberライブシステムを作ってました。

グリーグループの有志が集まり、興味がある技術について執筆するノンジャンル合同誌です。グリーグループには様々な専門性を持ったエンジニアがいます。それぞれ興味があるこ とについて書くことで、雑誌のように様々な興味を持つ方に手に取ってもらえる本ができ るのではないかと考えました。そこで、グリーグループの部活動として「グリー技術書典部」を立ち上げ、合同誌を作成しました。2019 年秋の技術書典 7 に初参加し、今回は 2 冊目となります。

第1章 Virtual Cast と Hapbeat を使った国際双方向アバター触覚ライブの開発
VTuberライブエンタメ技術に求められる研究開発 Virtual Cast と Hapbeat を使った国際双方向アバター触覚ライブの開発 実装と解説 本番当日に起きたこと&今後に向けて あとがきにかえて

第2章 組合せ最適化してみる 概要 組合せ最適化とは?
最大マッチング問題を定式化 まとめ

第3章 WFS の共通基盤と海外展開
WFSとは WFS アプリの共通基盤「gamelib」 構成 海外展開 まとめ

第4章 Kotlin MPP で作るドメインモデル実装
要件 ドメインモデル 実装 Serverからの利用 Clientからの利用 まとめ

第5章 コードレビューの心得
概要 観点 詳細 最後に

グリー技術書典部誌2020年春号

途中でコロナが入って、2020年「グリー技術書典部誌 2020年秋号」はMozilla Hubsについて執筆しました。

グリーグループの有志が集まり、興味がある技術について執筆するノンジャンル合同誌です。グリーグループには様々な専門性を持ったエンジニアがいます。それぞれ興味があるこ とについて書くことで、雑誌のように様々な興味を持つ方に手に取ってもらえる本ができ るのではないかと考えました。そこで、グリーグループの部活動として「グリー技術書典部」を立ち上げ、合同誌を作成しました。2019 年秋の技術書典 7 に初参加し、感謝祭を経て、今回は 3冊目となります。今回は表紙無しでのチャレンジです。

第1章 Mozilla Hubs を用いたオンラインイベント WebVR 化テクニック
1.1 概要 1.2 はじめに 1.3 Hubs を利用した国際会議でのリモート登壇 1.4 展示会型発表会 1.5 日本語化による業務案件への利用 1.6 オンラインピッチイベントの開催 1.7 音響環境の改善 1.8 子供向け体験型ワークショップ 1.9 まとめ 1.10 SpecialThanks 1.11 参考文献

第2章 スマホ課金での定期課金とサーバー通知
2.1 スマホの定期課金 2.2 実装にあたって 2.3 定期課金情報の更新をどうやって知るのか 2.4 更新情報の受け取り方の例

第3章 「コーディングを考える」を考える
3.1 抽象的思考から考える 3.2 抽象的思考 3.3 単一責任の原則を求める 3.4 実装方法ごとに分割する 3.5 まとめ

第4章 メディアアプリ LIMIA におけるプッシュ通知配信システム
4.1 背景と目的 4.2 運用改善方法 4.3 システム構成 4.4 まとめ

グリー技術書典部誌 2020年秋号

そして昨年「グリー技術書典部誌 2022 年秋号」はStable Diffusionから1か月で書きあげました。
これだけたくさんある技術書典なのに、その当時1冊もまだAI画像生成の本がなかったので、大変好評になりました(その後、商業書籍になりました)

* 棋譜データから音楽を作ろう
* Rspec+GitHubActions+DataStudioを使ったカバレッジ推移の可視化
* AIとコラボして人気絵師になる
* 持続可能な自宅サーバー環境を作ろう
* Rails+chewyでなんとなくはじめる Elasticsearch
* cod2e2 - VSCode+Docker 開発環境の管理方法の模索
* サイトを高速化した話
* GitHub Actions でシェルとエディタのベンチマークを取ろう
* 必要最低限なDIコンテナを作ってみる

グリー技術書典部誌 2022 年秋号

以上、ぼくの青春でした

尊い企業内部活動です
これからも仲良くしてください

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