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「第1回ChatGPT選手権 LT大会」雑な資料まとめ #GPT_findy

「ChatGPT選手権!エンジニアリングに組み込んでみたらこうなりました LT大会」というFindyさん主催のLT会を聴講したので資料収集と雑なレポです。

https://findy.connpass.com/event/276736/

「Lunch LT」って書くと、ランチタイムなのかライトニングトークなのか一瞬よくわからんけど、まあ確かに昼休み内に終わるLT会はいいなあ。賢い。

え…1671人…!? Copnnpassでこんなたくさん来るイベント初めて見た!

今見たら、さらにふえて1761人になってた

さらに今見たら、再放送枠があった!

21時からは再放送を行います!もし12時〜が参加できないという方は、以下からお申し込みください!

https://findy.connpass.com/event/278382/
本番で1761人+再放送で442人=2203人!

いやーChatGPTって人気あるんですね…。登録商標とかとっておいたほうがいいのではないだろうか>OpenAI(それこそオープンではなくなるが)

素晴らしい登壇者の皆さんと事後公開資料

私の雑な感想入りで紹介させていただいてすみません。

①「ChatGPTによるデータ変換がもたらすインパクト」

Edged Edge Co., Ltd
Masahiro Nishimi@mah_lab

https://speakerdeck.com/masahiro_nishimi/chatgptniyorudetabian-huan-gamotarasuinpakuto

スライドから

このPDFからデータを抽出したい

ブログを読む限りではPDFから抽出。

途中経過のプロンプトは既に消失してしまい、残念ながら失敗の途中経過をお見せすることはできないのですが、取り組んでいる最中は以下のような問題が度々発生し、なかなかパースが上手くいきませんでした。
(GPT-3.5 APIで実施)
0歳から59歳のデータを出力して止まる
10歳から急に70歳に飛ぶ
年齢に「上暮地」といった地名が入り出す
などなど・・・

最終的にはGPT4でCSV化成功しています

そんな話とあわせて告知させて頂いたのが「もくもくLangChain」の初回イベントです。3月29日の20時からもくもくやります。

そう、LangChainのもくもく会、やりたかった。

LTだったはずなのに、もくもく会とコミュニティDiscordの紹介があってお得感あるなあ…

必要なのはこんな狂想曲に真面目に追いついていこうとすることではなく、地味な問題に対しても一つ一つ適用実験と検証を繰り返していくことでAIによって確実に世界が変わっていくという実感を得ながら進んでいくことであって、そのためにも息が長く、静かで熱いコミュニティが形成されることを期待しています。

現場からは以上です。

これほんと大事。現場からは以上ですね!

②「バクラクに入れ込むためのPOC(仮)」

株式会社LayerX 松村 優也 @yu__ya4
リコメンドシステムの人だ。

https://speakerdeck.com/yuya4/layerx-poc-with-chatgpt

せっかくなので紹介されているword2vecによる文化のジオメトリを試してみた…。好き…。
https://twitter.com/o_ob/status/1638760409367973891

なんかつぶやいてたら石原先生から突っ込みが入った…こういうのもLT垂れ流しツイートの面白いところ。

そもそも日本語BERTって5年前にこの人たちが取り組んでらっしゃったのですよねえ…(リポジトリを見つけた)


③「一緒にスクラム開発: GPT-4と人間が共創するプロダクトの進化」

ログラス株式会社
伊藤博志 @itohiro73

https://twitter.com/itohiro73/status/1638745474042855425


④「スマートラウンドで試してみたChatGPT活用成功/失敗事例8選!」

株式会社スマートラウンド
小山 健太@doyaaaaaken

ただでさえ短いLTにめっちゃいろいろ突っ込んできた。基本はChatGPTをSlackに組み込んだ例。

そもそもタイトルをChatGPTのSlackBotに訊いている。

しかしGPTのSlackbot経由の実装っていいよね。たとえばチームプロジェクトでCopiliotに任せると、個々人の判断でコードに実装しちゃうのだけど、 見えているSlackのbotに問い合わせたほうが、チーム内みんなの試行錯誤や人間の判断が反映される。 API代も実は、安くなるかもだしね!

PythonのDockerで動いているみたい。

いや・・・これ好き・・・むしろGPTのアイデンティティともいえるのでは


⑤「ChatGPTをプロダクトに入れる開発が“毎日がAfter GPT”だった件」

株式会社リンクアンドモチベーション
白田 幹 @motoshira20

「なんでこんなことになったんだろー」とすっと流してしまいそうな図。

後から来た人は「最初からgpt-3.5-turboでいいのでは」と思うはず

ChatGPT→LangChain-ChatVectorDBChain→ChatGPTAPI→非同期streaming gpt-3.5-turbo…そうだ、そういうタイムラインだった…


⑥「LLMに論文を読ませてJARVISを作る」Spiral AI株式会社Yuichi

Sasaki @moreinteraction
今回一番期待していた発表(すみませんバズってしまった、タイトルがいい…)

アイアンマンの「JARVIS」だそうです。
※自分は「JARVIS」といえばIngressのほうなんですけど。

https://www.slideshare.net/SasakiYuichi1/20230323spiralai-256741851

論文多すぎて読めない問題!
来年ぐらいには月間1万本ぐらい行くだろうか

例えば「アライメントの論文」を"15分で作った"JARVISに渡してみる。


概要がすっと出てきて、
アライメントって何、みたいな対話で理解できる。

※多分アライメントリサーチのことだと思う(文字小さくて動画だった)

しかし「RLHF」が「Reinforcement Learning from Human Feedback」だ、ということがわかるかというとまだまだ工夫が必要、とのこと。そういう専門用語の解像度をわからせるためには質問者のプロファイルが必要だなあ。LangChainのMemoryでやるんだろうか。

論文読み会、いきたかった…

⑦「エンジニアキャリアまとめ作ってみた(仮)」

ファインディ株式会社 笹野翔太@Edyyyyon

お気持ち理解、大事ですね。

個人的な感想

いやー、やっぱりLT会っていいですね!勢いがあって。
そして長々と聞いていなくていいのもいい。興味がなければ5分待てばいいってのもいいですね。ランチタイムなのもいい。
なにより「普段あまり接しない人々」と出会えるのがいいですね。

ライブではWebinarコメント欄も結構な流速だったのですが、気になるコメントがけっこうこれ…。

まあChatGPTではなくてAPI使えばいいし、もっと気になるならローカルに!オンメモリに乗せて運用しよう!!(そんな力がある人ならそんな質問はしない)

あとは関連イベントなんかも告知バリバリありました。

しばらく流行るんだろうな~、ChatGPTのLT…。

以上、雑なまとめでした。Findyさん登壇者のみなさん、お疲れさまでした。
また仲良くさせてください!

おまけ

最近美男子生成にハマっている

a boy talk with a microphone, energy, sweats --ar 16:9

こいつすき

でもちょっと目がいまいちだった


左目の丁寧な描写がすばらしい。ケーブルは大目にみてくれたまえ!

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