製造部門の業務改善とkintoneSIGNPOST
当社は1958年(昭和33年)創業の医薬品の製造業です。
私が所属する総務経理部門の電子化や業務改善は、時間をかけながらも順調に進んでいると言えるのですが、
製造部門や品質部門ではまだまだ昔ながらの「伝統の管理方法」がまだまだ多く残っています。
これまでもいろいろ業務改善に取り組んできましたが、なかなか継続して改善サイクルが回っていきませんでした。
それでもこれから少しづつ改善文化を広げていきたい。そのためにkintoneSIGNPOSTの考え方を製造部門に一度落とし込んで考えてみようと思い、書き留めておこうと思いました。
そして自分だけではなくなんとかして全体にこの考えを理解してもらいたいなと考えているところです。
0-00 kintoneはkintone
kintoneを使うか使わないかに関わらず、このステップ0は大切にしておきたい概念です。
われわれのような古い中小零細企業にありがちなのが、「なんとなく引き継がれていく業務」だと思います。
「昔からこうやっているから」「こうやりなさいと言われているから」とそのままその作業をやり続けている場合が多いかもしれません。
そういったこれまでのやり方や考え方にとらわれず、「これはこのままでいいのだろうか」という疑問を持つことが大切です。
そのためにもしっかり現場が業務改善の目的をはっきり持っておいてもらいたい。
「もっとこうしたらいいのに」「もっとこうしてほしい」そういう愚痴は昔からよく聞いてきました。
だったらその考えを会社に伝えればいいのに、なんて話はよくしました。
会社に伝えなければ愚痴が愚痴で終わってしまう。そうでなく、しっかり伝えて改善の方向に進めていきたいですね。
「どうせ会社はやってくれないから・・・」
いやそれは伝え方や日頃の行いの問題ですから。
0-03 開かれた情報
・・・と会社でポチポチとこの記事を書いていたら、製造現場と管理部門と品質管理の人たちが揉めだしました。
要約すると現場の作業員が自分の判断でとった行動に問題があったようです。
製造した商品の品質に問題はありませんでしたが、医薬品を製造するにはその製造工程も大切になってきますし、製造記録に不備や改ざんがあった場合は大問題になります。
製造手順書と言われるマニュアルに載っていない行動を、管理者に相談・報告なくとってしまい、指摘されたことに逆ギレしたようです。
「言った言ってない」「書いてる読んでない」
この辺が現場と管理側の揉め事の原因の一つではあると思います。
情報を共有する、いや、しているけど周知徹底させることは大変だと思います。
そこをどのようにして風通しを良くしていくか、考えていかなくてはいけないことの一つですね。
まとめ
製造業の業務改善をkintone SIGNPOSTの観点から考えていこうと思い書き始めました。
ちゃんと続いていくか、続けていけるように頑張ります。。。
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