鍼治療 1回目


元気になるまでの記録。

16歳の頃から
カイロプラクティック、よもぎ蒸し、TMS、心理療法、
様々な治療を試してきました。(服薬しつつ)

当時と比べれば、とても気持ちは元気ですが
人並みに働いたり、遊んだり出来るかというと
そこまでには至っていません。

波があり、季節によっても変わります。
体調のメモを二年くらい取っているのですが
同じ季節で、同じようなことを言ってることが多いです。

去年の夏頃はとても調子が良く
友達とファミレスでご飯が食べられたり
花火大会に行けたり、かなり安定していたので
冬から悪い日が増えたことによる気持ちへのストレスも感じていました。

4月も中旬くらいまですごく調子が良かったけど、
後半暑くなってきたくらいからだんだんと
調子を崩し、体の力が抜けたり、異常に疲れたり…
遊びに行っても不安が強くて帰ってきてしまったり

今まで出来てきていたことが出来なくなる

ということは、私にとってものすごく
嫌な事で、怖いことです。

その精神的なストレスもあり、
なかなか調子が戻らないので
鍼治療に行くことにしました。

鍼は一度だけ、心療内科でやったことが
あるのですが、その時はなにも効果がわからなかったのと、電車で一時間かかる場所にあったので
通うことはしませんでした。

鍼治療でお世話になっているのは、
柏駅近くの月晶院さんです。

「パニック障害 柏 鍼」

というなんともアバウトな検索方法で見つけました。

パニック障害の症例もあったし
口コミが良かったのでそこに決めました。

あと、上辺だけじゃなく診てくれる先生は
ホームページ上からでもそれが伝わってくるし
わたしはそれを見抜くのが得意だなと
実際行ってみて改めて思いました笑

柏駅西口から徒歩5分以内の場所にあり、
普通のマンションの7階にあります。

方向音痴なので、早めに出て行きましたが
迷わず着いたため、だいぶ早くきてしまいました笑

が、優しく迎え入れていただきました。

本当に普通のマンションの一室なので

「あれ、これ変な人だったら逃げれないな」と
急に怖くなりました笑

でも、壁一面の本を見て

(変な人だったらこの本買わないよな…)
(あと変な人ならあそこまでHP書けないと思う)

と自分を落ち着かせました笑

問診票を渡すと、先生は15分ほど違う部屋に行ってしまわれたので、

「大丈夫だろうか?!」とドキドキしましたが

めちゃくちゃ気を遣われてるわけではない(気遣い以上の)その感じが、まぁいっか、となんだか落ち着けました。

先生のカタカタとキーボードを打つ音と
たまに聞こえるひとりごとで
うーんすごく問診票を丁寧に診て下さってるのかな〜と感じました。(まず、問診票が4枚もある)

そこから部屋に呼ばれて、
すっごく事細かく色々聞かれました。

夢は見るか?という質問だったら
「色はついてるか?嫌な夢か?日常の夢か?」
とか
生理の話になると、初めて生理が来た時からの血の量とか生理痛とか、覚えてないなー、、ってことまで聞かれました。
この問診だけで一時間半以上かけてくれました。

ちょっと診て欲しいだけ、って人には
たぶん大変?かなと思います。

ただ私は本気で診てくれる人がいるってことが
嬉しくて、もっと良くなるのかなって少し希望が見えました。

本気で向き合ってくれる人がいるということは本当に有難くて、幸せなことです。

私の身体の話を聞いて考えられることは二つある、
一つは、体の上下のバランスがうまく取れていない
もう一つは胃腸が悪くて、血が足りてない (うろ覚え)
みたいなことを言っていました。

本当に色々話したので、忘れてしまい😂

そのあと部屋を移動し、
用意してくれた服に着替えて仰向けに寝転びました。

マッサージ用のベッドみたいな感じです。

先生は手で脈を触ったり軽ーく体を押していました。

そして足の甲らへんに一本、鍼を打ってくれました。

月晶院さんでは、鍼を大体一本、多くても三本しか打たないそうです。
鍼ってたくさん打たれるイメージだったので
驚きでした。

そして赤外線ライトみたいなのを足に当ててもらい15分、針を抜き、またしばらく
ごろごろしていてくださいね〜と言われ
ゆっくり過ごしました。そのあたりからすっごい息が吸える!という実感がありました。

そして先生がきて、

「しおさん(仮名)の身体は
ストレスがかかっていた時期が長く
攻めたら崩れてしまうジェンガのようにアンバランスな中でバランスを取っているので、
今日は安全なところをさしました。
ジェンガも崩れそうな時攻めたところを抜けないでしょ?」(みたいなことを言っていた)

「漢方飲んで体がすごい反応する人だから(問診で、当帰芍薬散を飲むと尿がたくさん出て、体が楽になる話をした)
体が過敏かもしれないので、安全なところをさしたけど、もしかしたら調子が悪くなるかも(バランスが崩れる)一旦帰って、次の施術までの様子を見て、
今後の施術の方向性が決まってくるかな。もし調子が悪くなるようならもっとゆっくり進めていかないといけない」

「胃が弱ってるから、血が足りない
だから生理の後、血が出てしまって食べられなくなるし具合が悪くなる 
あと、水が飲むの苦手で、固形物のが食べやすくて豆腐やプリン、味噌汁のが飲みづらいっていうのも胃が良くない患者さんでうちにもいる。
食べれるときは、きっと元気な時なんだと思う。
今は、ピルで食べられてるけどなくても食べられるようにしていこう
薬は使いようだから飲んでるからダメってことはなくてピル飲んで食べれてるうちに他の悪いところをやってしまおう」

「元気な時たくさん動いてでもその反動でその後動けなくなるのは、色んなことやったり手や目を使うと血が減っていき動けなくなるということもある
あと、血が足りないと体がつるよ(生理前、つる話をした)生理前は子宮に血が集まるから」

「彼氏とくらいは落ち着いていられるようになるといいよね」と言ってくれました。

症状が出てから、長いし(1番最初が小学生なので)
様々な治療をしてきてるから
そんなにすぐ治るとも思ってないし
私の体はもう良くならないんじゃないかなと
思って落ち込むこともありますが、

先生が真剣に向き合ってくれたことで(なんと三時間もかけてみてくれた)
少し希望が見えました。

帰り道は、柏の街がキラキラして見えて
目が見開いて、行きは気になった電車の中の雑音も気にならなくて(調子悪いと聴覚過敏で音が怖くなる)
すごくハッピーな気分でした

家に帰ったら、家族に

「顔がスッキリしてる!」

「肩が開いてる!」

と言われて,人から見てもわかるんだって嬉しくなりました。

しかし次の日には調子を崩し笑
案の定、鍼でバランスが崩れたのかすっごく急に寒くなったからか、分かりませんが…

まだまだむき出しの不安定な心と体ですが
これから週1通うので、良くなったらいいなぁ。

これからぼちぼち、鍼治療記録を書いていきたいと思います。
(二年半続けてる心理療法と並行して)

ストレスがかかっているのに我慢し続けると
元気な体になるのに、すっごく時間がかかります。
いろんな治療法を試して、
行ったり来たり、少しずつの回復です。
健康なら、元気なら、何でもできるって思います。
けどそうじゃないと、スキルがあっても人脈があっても、やりたいことが出来なくなる。
ストレスを受けている原因から離れることは
とても勇気がいることです。逃げたように感じることもあるかもしれません。新しい環境がもっと悪かったら…と思うと怖くなるかもしれません。
だけど早めに離れられたら、その分回復も早いです。
休むだけで回復するかもしれません。
なので、色んな人に言いたいのは、
体が一番大切だから、無理しすぎないでね。ということです。

健康で幸せなのが一番!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?