見出し画像

稲盛和夫さんから学ぶ経営哲学

こんにちは!

株式会社7&COLORSの鈴木七緒です。

京セラを一代で世界的な企業に成長させ、経営破綻した日本航空の会長として再建に尽力した京セラの稲盛和夫名誉会長が今月24日京都市内の自宅で老衰のため亡くなりました。90歳でした。

◇稲盛和夫(いなもり・かずお)
昭和7年鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。34年京都セラミック(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、平成9年より名誉会長。昭和59年には第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任、平成13年より最高顧問。22年には日本航空会長に就任し、27年より名誉顧問。昭和59年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰している。また、若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注ぐ。著書は『人生と経営』『「成功」と「失敗」の法則』『成功の要諦』『致知新書 何のために生きるのか』『稲盛和夫一日一言』(いずれも致知出版社)など多数。

稲盛さんが最後に語られた言葉もまた忘れられません。

最後の取材の締め括りに、
「今日まで86年間歩んでこられて、人生で一番大事なものは何だと感じられていますか?」と質問をしたところ、
稲盛さんは間を置かず即座に、なおかつ熱を込めて、要旨次のように答えられましたそうです。

「やっぱり人生で一番大事なものというのは、1つは、どんな環境にあろうとも真面目に一所懸命生きること。それともう1つは、人間は常に〝自分がよくなりたい〟という思いを本能として持っていますけれども、やはり利他の心、皆を幸せにしてあげたいということを強く自分に意識して、それを心の中に描いて生きていくことです」

私たちもこの2つの条件を満たすべく、自己研鑽に努めていきたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?