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ラーメン部結成3年目

私は料理が苦手だ。

結婚して最初の頃は料理教室で習った食事を用意したりしていたけど無理は長く続かないものだ。状況を察した旦那からの「無理のない範囲で」という言葉に甘えて基本やりたい時だけ食事を作っている。

ピンチ!コロナ到来!どうする昼ごはん!

風向きが変わったのはコロナで夫婦共に在宅勤務が始まってからだ。ランチどうする問題が2人に立ちはだかる。流石に毎日Uber eatsは飽きるしお財布にも優しくない。そんな私たちがスーパーでヘビロテすることになったのが袋に入った生ラーメンや焼きそばだった。

企業努力に脱帽

これで楽しちゃおうか。ということで買い始めたのだが正直あまりの美味しさに驚いた。私たちが袋生麺を食べるのは実家暮らし以来。その後約15年程度の間で袋生麺は相当に進化していた。麺はしっかりしていて美味しいしスープも本当に味わい深く美味しい。そりゃ毎日味の研究や改善をプロ集団の企業がしてるんだから進化するわけだよな。なんて話しながら私たちは毎週スーパーであらゆる袋生麺を試している。

そして出来上がったルーティン

軸は、富士宮焼きそばとちゃんぽん。そこに気になるラーメンを1-2品追加というスタイルだ。富士宮焼きそばが品切れの時に試した塩トリュフ風味の焼きそばも私たちのお気に入りの一つになった。ラーメンは日本全国の名店監修品を選ぶのも楽しい。

焼きそば、ちゃんぽんは野菜を摂取するために必ず複数の野菜の具を豚肉とともに入れる。そのため、にんじん、玉ねぎ、キャベツといった野菜は週末にカットして冷凍しておくことにした。豚肉も大量買いしたものを100gずつ小分けにして冷凍している。昼休みはあっという間なのだ。

ラーメンは、自作の鶏むねチャーシュー、茹でほうれん草、メンマ、のり、ゆで卵をトッピング。鶏むねチャーシュー、茹でほうれん草も毎週末にまとめて作っている。

仕事ばりにスムーズな準備工程

ランチは先に仕事がひと段落した方がお湯を沸かすなど準備を始める。遅れて来た方はテーブルを拭く、必要な食材を出す、溜まった洗い物をするなど自ら仕事を探しできることをやる。卵を剥く、麺の湯切り、お茶の用意。。。狭いキッチンで夫婦は躍動し15分ほどでランチ準備は終わる。整理された工程、パターン化された業務をこなす。テキパキ動くのは快感でピークタイムの飲食バイトか部活動のようにアドレナリンが出る。

これでいいのでは?

これが真の料理なのかは賛否あるかもしれない。が、料理が苦手な私にとってこのランチラーメン部が私たちの生活に定着したことはちょっとした進歩であり小さな喜びを感じるのだ。今後も袋生麺の探究を続けたい。

#料理はたのしい

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