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今大学生だったらとりあえずトランクをもって飛行機に乗る(後悔と失敗を晒す記録)

38歳になった今も行ってみたい国がたくさんある。

もし今自分が19歳の自分に声掛けができるとしたら、「細かいことは考えず一つでも多くの外国に行ってみろ」といいたい。

私も大学時代もそれなりに旅行した。台湾、韓国、インドネシア。。。でも一番記憶に残っているのは半年留学したスペインのバルセロナからクリスマス中に友達と回ったヨーロッパ旅行だ。イギリス、フランス、オランダ、ベルギーを約10日で回った。宿は全部安いホステルで、移動はほぼバス。正直移動の時間の方が長かったと思う。

イギリスは調べて取った宿がロンドン中心部からバスでめちゃ離れたグリニッジでこれもまた移動が大変だった。
だれひとりGreenwichがあの標準時刻で有名なあのグリニッジだとわかってなかった。翌朝綺麗で広い公園を歩いて犬多いなとか話していたときに大きな時計の前で写真を撮っている人だかりを見つけようやく気が付いたのだ。

一体なにがそんなにプレシャスなのか

私は別に「現地の人との交流」とか「地域の文化を知る」とか「綺麗な写真を撮る」とかそういうのは正直どうでもいいと思っている。白状するとそういうことこそ意味があると感じていた時期もあった。しかし実際これらのファンシーな目的は現地で考える時間と目下のタスクを増やす。
とにかくその土地に行って、スーパーやレストランに入って、適当に食べ物を食べること。人々が食べてるパンやお菓子のクオリティを知るとか、水道のお湯があんまりでないとか、こういう冷暖房の仕組みなのかーなどをただ自分で経験する。つまるところ、ただその土地の空気を吸うだけでもうOKだと思う。
もちろん偶発的に出会った景色や人に感動するのはとても素敵だが、そこを目指して旅に出なくていいんだよと19歳の自分には言ってあげたい。

些細なエピソードこそ胸に残る

イギリスは友達が熱で寝込み、クリスマス休暇で店は閉まっていて近くのおっさんばかりの怪しげな店でフィッシュ&チップスを食べた。オランダは小雨が降っていたうえに道でうんこを踏んだ。フランスではお金がなくて何もブランド品を買えなかったけど宿で朝食に出てきたクロワッサンとオレンジジュースが本当に美味しかった。
アンネの部屋に行ったり、エッフェル塔を見たり、ロンドンで二階建てバスも見てもちろん感動したけどそれよりも、別に誰かに話すまでもないしょうもないことほどよく覚えているしなんだか大切に感じるから不思議だ。

ホテルも飛行機もなんでもいい

だから安心して休暇や行けるタイミングを見つけたら、旅に出るべきだった。その時の自分のお財布に見合うホテルにただ泊まればいい。飛行機の座席もなんでもいい。空いたところに座ればいいんだ。

行ってみたい国

この文章を書きながら行ってみたい国がまだまだたくさんあることを思い出している(恐ろしいことにいくつかは久々に思い出した)。ここに備忘録として記録するとともに、来年のカレンダーに一つか二つ実際の予定を書き込むことを誓いたい。

・サバンナで朝日/夕日を見る(ケニア)
・イマームのモスクに行く(イラン)
・フォーを食べる(ベトナム)
・B型比率が人口で一番多い国を見たい(インド)
・海と野性味ある自然が見たい(フィジー)

#行った国行ってみたい国

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