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ある男の子の夢

ある小学生の男の子に、将来の夢を聞いてみた。
うーん、としばらく考えて
「将来の夢はわかんないけど、200歳まで生きたい」という答えが返ってきた。

職業の名前が飛び出すかと思っていた私は、意外な答えにびっくりしたが、長生きしたい=前向きに生きているんだな、と思えて安心した。
飾らない子どもらしい発想も新鮮だ。

200歳まで生きて、何をしたいのか聞いたところ特段何かしたいというわけではないらしいのだ。
気ままに200歳まで?そんな人生もありかもしれない。

「私は125歳まで生きるから、一緒に長生きして楽しもうね!」微妙な数字で区切った。
「うん!!」元気の良い返事が返ってきた。目がニコニコしていた。

この子の人生が歳をとっても楽しいものになると良い。



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