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XREAL Air 2を買った

ARグラスと言いつつ実質はメガネ型ディスプレイなデバイス、XREAL Air2を買った。
ボーナスのタイミングでかみさんに相談したらば、OKが出たので。
外で使えるらしいProモデルと迷ったけれど、まあ持ち出すことはないだろうということで通常モデルを選んだ。

個人的には「Macを繋いで仕事で使えるかどうか試したい」という想いで買ったのだけれども、早々に「それは無理」という結論に至る。
一応その理由を書くが、これはあくまで「自分の場合」であり、視力のいい人やコンタクトで補正済みの人、専用の補正レンズを買った人には当てはまらないことを注意してほしい。
自分の場合、裸眼でかなり文字が滲んでしまっている。iPadでYouTube見てるだけでも、動画の文字が少し滲んだりしてるのだ。
4m先にあるディスプレイ、という想定で調整されているらしいので、専用の補正レンズを買えば解消するのかもしれいけれど、少なくとも弱いながら乱視の自分にはきつかった。

加えて、専用のMac用アプリであるNebula for mac がかなり不安定で、正直使い物にならない。自分のMacはIntel Macなのだが、アプリは起動すれど画面が映らない。まあ公式にはIntel Macは非対応らしいので、これはまあ諦めるとしよう。
しかしながら、かみさんのM1 MacBook Airでもかなり動作が怪しい。ちょっとこれは自分のパソコン仕事はおろか、趣味の書き物に使うにも頼りないぞ。

ということで、一旦、今時点で仕事で使うのは諦めた。おいおい補正レンズを買った時に、仕事やパソコン作業に使えるか再チャレンジしたい。
まあ普通に生活してても裸眼で4m先は滲むものな、仕方ないかもしれない。

で、ここまで書いてる内容だとがっかりしているようにしか思えないだろうけど、個人的にはかなり満足している。
先に調べる限り、メーカーの公称では3m先に100インチのディスプレイ、であるものの、実際には20cm先に27インチディスプレイ程度、という意見を見かけたりしたので、そこまでの迫力は感じられないと思っていたが、自分の使う限り2m先に大画面スクリーンがあるように感じられている。
この辺りは使う人の部屋の環境や主観に依存するのでなんとも言えないが、自分はメーカー公称の体感もあながち嘘ではないなあ、という感想だ。
パソコン接続だとNGだったが、iPadではAmazon Prime Videoも大画面で見ることができた。自宅のモニタやタブレットで見るのと比べて、数倍の迫力を味わえる。
シン・エヴァを大画面で見れただけで私は大満足である。

今この記事自体もiPad Airに繋いで書いている。
先ほど書いた通り若干文字は滲んでいるものの、パソコンほど文字が小さくないのでなんとかなっている。
補正レンズを買ったらさらに快適になると思えば、このiPadに繋いで使うというのが一番正解な気もしている。
それこそiPad mini + XREAL Air 2 + ワイヤレスキーボードの組み合わせであれば、スタバでちょっとしたブログ書きくらいなら快適に行えると言っても過言ではなさそうだ。若干ゴツメのグラサンっぽい見た目であるXREAL Air 2をお店で掛ける勇気は残念ながら持ち合わせていないが。

で、これを書きながら思ったのが、端子がUSB Type-Cになり、XREALと直接接続できるようになったiPhone 15 Proなら、さらに快適に使えるんじゃね?ということ。
残念ながら、自分が使ってるのはiPhone 12 Proなので、アダプターを噛ませないと接続できない。また来年以降にiPhoneを買い替えたとき試してみたい。将来の楽しみが増えたなあというところ。
まあでもスクリーンサイズがiPhone解像度になると思ったら、作業領域の広いiPadのがその辺りは快適なのかしらん?最近母艦はiPad miniがベストじゃね?っていう記事も見かけたしで、その辺りも含めて色々先立つものが準備できたら試しないなあという点は山ほどありで。

個人的に一番期待しているのが、ARグラスは実は目に優しいのではという仮説。実際の焦点距離は2mに設定されているらしいので、家でスマホやパソコンを見るよりは奥の位置にディスプレイがある想定となっている。
となると、もしかして目に負担がかからないのでは、と半分勝手に思い込んでいるのである。
半分、というのは、ARグラスではないながら、VRゴーグルで実際に視力回復したという記事を見かけたから。VRゴーグルも2m先が焦点距離らしいので、この辺りは同じ効果が見込めるのでは、と期待している。まああくまで素人の仮説なので、劇的に回復するようなことはないだろうけれども、これはしばらく使い続けて検証しようと思う。

なんやかんや書いたけど、今一番何に使っているかというと、夜寝る前にYouTubeを見るときに使うというベタなパターンが多い。視界の大半がYouTubeになるので、集中してみられるという効果があるのもなかなかに良い。自分は気が散りやすいタチなので、邪魔を排除して集中できるのも買ったメリットだったと言える。

とりあえずまたおこづかいでも貯めて、補正用のレンズを買った頃に再度仕事とかでも使えるか試したいところだ。
滲んだままでnote書いてたら、さすがに目にはよろしくないだろうからねぇ…‥。

よろしくお願いします!