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自分の理想の批評家像

怒涛の新刊ラッシュが始まってしまった。

4月に『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』、5月に『娘が母を殺すには?』、そしてその後源氏物語に関する本が刊行される予定である(こっちはまだ告知前)。

母と娘の物語に関する批評の本、予約受付中です! ぶっちゃけ『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』ほど初版部数は多くなくて、あなたの最寄りの町の書店さんに並ばない可能性もあるため(重要)、ぜひ気になる方はご予約お願いします……!!!!!

さて、そんなわけでTwitterで告知して原稿を書いてゲラを確認して取材されて、みたいな日々を送っている。ありがたいことである。本当にありがたい。

しかしそんな日々のなかで、なんとなく考えることがある。今回は新刊の活動にまつわるぼーっとしたエッセイです。


最近よく、評論家業という仕事について、ぼーっと考えている。

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いつもありがとうございます。たくさん本を読んでたくさんいい文章をお届けできるよう精進します!