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主に女性音楽家リスト(兼忘備録)

有名どころからあんまし知られてないけど「これは!」と思った音楽家(主に女性)のリスト。他の産業と違って女性であることが売りにもなるエンタメ業界ではあるものの、やっぱどうにも個人的な事情で(結婚したとか育児に追われてる)表舞台からひっそり消えちゃうこともあるんで「あれ誰だっけ」ってのが多くてですね。特に楽器奏者なんかは色々あんでしょ、下手に美人だったりするとw

ここに残して後から注釈やリンクを追加していこうかと思うわけです。


MonaLisa Twins


ローティーンの頃から家族ぐるみで活動する美人双子ミュージシャン。お父さんが母国オーストリアで最大(ってかほぼ唯一)のレコーディング・スタジオのオーナーだったとかで、ロックの英才教育受けてたらすい。そのせいもあってか自分たちの意志でハイスクールをドロップアウトw 

本格的な音楽活動のため家族そろって英国移住ってかスタジオ機材までバスに乗っけて一家で大移動wwww。そのきっかけはビートルズがメジャーになる前に演奏していたという伝説のクラブ「キャヴァーン・クラブ」の昼の部のレギュラー出演契約とれたため。一年とちょっとだっけな?週一ペースで演奏。その頃に日本のNHKのBS番組にもちょっと出たことあり。

以前から「そのうちアメリカ進出を〜」とは言ってるものの、妥協してメジャー契約に走ることなく常に「インディーズ」。演奏力も音楽性もそこらのプロよりよっぽど高いというオソロシイ双子姉妹。

ビートルズをはじめとするカヴァー曲が人気だけど、実はオリジナル曲がすごい。マイペースに現在まで3枚のオリジナル・アルバム発表。最新作からはCD発売とほぼ同時にストリーミング開始するようになった。それまで新作は高いユーロとかポンド建てで航空便使っての通販だったの(涙)。

公式サイトはおかーちゃん(お父さんの再婚相手らすい。サックス下手っぴw。コーラスでよくレコーディングに参加)の手作りらすいので、やや動きがカクカクwwwww

Esperanza Spalding



エスペランサ・スポルディングがグラミー取ったときのジャズ界のツイッターはマジ大騒ぎだった。なにしろ新進気鋭のベーシストとして知られていただけでなく、そのウタを含めた音楽性がトンガりまくっていたので、みんな「そらグラミーくらい取るだろ(震え声)」ですげえおかしかったwww

サンタナの嫁さんになったドラマー「シンディ・ブラックマン」と時折共演したりすると、超ヤバいw。ナニがヤバいって猛烈なビートとフルーブ感がヤバい。この女傑コンビのリズム隊はもはやエルビン・ジョーンズとスコット・ラファロをイタコに呼び出してもらわないと勝てないくらいヤバい。

よっぽどじゃなきゃあんなんの前でやりたくねーよwwwww

Tal Wilkenfeld


二十歳そこそこで超大物ミュージシャン達と共演し、ニコニコしながらその才能見せつけた嫌なガキwwww ハンコック先生も確かインタビューで「最近の若いの、タルちゃんとかすっげーよな。まだ二十歳くらいだろ?そらおそろしいわ」とブツクサ言ってたはず。
*それに続けてインタビュアーが「?あれハンコック先生もマイルスのとこにいたとき・・・」と首をかしげたら「あ。そっか。オレ22wwww トニー(ウイリアムス)なんか17www ぎゃはははは」というオチがあるw

初めて見たのはYoutube初期、こっそりアップされてたクロスロード・フェスでのベックとの演奏。「なんでベック、女子高生バンドで演奏してんだ?」とおもたら後ろにいるのはヴィニー・カリウタらしきゲーハー・・・おっと薄毛。はあ??わけわかんねとおもたらあのメロディアスかついかにも正統派な節回しのベースライン。

?????なんだこの子???と思ってるうちにあれよあれよとスター街道爆進。かとおもたら「アタシ実はシンガー・ソング・ライター志望なんですー」でセッションワークから離れて活動開始。才能ある人間の考えることはわかねーと思うこと数年、ちょい前についにジョンスコという元祖ゲーハー・・・おっと薄毛ミュージシャンの大御所とのセッションの動画発見。

やっぱ上手い!つかベースやらせたら光りますわ。薄毛ってことじゃなく(おい

命短しベース弾けよ乙女。ベックもチックも逝った。他の大物の多くも結構なお歳だ。まだじーさんがたが動けるうちにおつきあいしてあげてくれ!!!


このあたりまでは説明不要か。


Nicki Parrott


故レス・ポールじーさん(ギブソンのギターじゃなく本人)が生前まで出てたクラブでのコンボのボーカル兼ベーシスト。レス・ポールその人をジャズ・ミュージシャンと思ってる人が結構いたりするけど、実はじーさんはジャズ畑ではメインではない。つーか「ポップスの人だよねー」的扱い。

そのコンボで唯一ジャジーなムードだしてたのがこのNicki。ウタもいいけどベースもねばりがきいててかなりいい感じ。エスペランサと同じようにウッドベース弾きながら歌う人だけど、こちらはもっと正統派。

Lisa Parrott


Nickiのおねーさんのアルトサックス奏者。リー・コニッツに師事したとかで完全なジャズ奏者=バッパー。師匠を思い起こさせる軽快なフレージングの本格派。

今の時代どうしてもマルサリス一派(Jazz at Lincoln Center)の派閥に属してないと注目されないという問題もあって(実際リッチー・バイラークはそれで仕事が入らず嫌気がさして合衆国離れたとか)あんまり目立てない(涙。

Belinda Underwood


そういや最近見かけないなーとオモたら、長かった髪をばっさり切ってウクレレ持って唄ってた。いや、この人もウッドベース弾きながら唄う人だと思ってたんですけど・・・。

ソーシャル・メディアとか公式ページの自己紹介には「dancer」とかいう文字もあるという謎な人。ウタもベースもうまいよ!踊りは・・・・知らんww。美人すぎ・多才すぎで正体不明になっとるがなwww

Melanie Faye


デアンジエリコからシグネイチャーモデル出てるくらいなのに、なんで知られてないんだろう?「いや、そんなことない!有名だがや」という方いらしたら是非教えてくらさい。

Jackie Venson


Youtubeにいぱーいステージのフルのビデオが投稿されてる。ステージでもループっていうかシンプルな打ち込み使って、そこに自身のギターとウタ、生ドラム一人をからめてグルーブ感出すという超省エネぶり。

シーケンサーとか出だしたころからそういう無機質な音にギターからめて生々しさを出すという手法は王道だったし、チック・コリアのエレクトリック・バンドのライブでシーケンサーと喧嘩してねじ伏せるという荒業を披露したデイブ・ウェッケル以来、ドラムでもそういうこと出来るっていうかカッコよくやれるということが知れ渡った。その実践者とも言える。

最初見たときはストラト使ってバンド編成でやってて「女バディ・ガイ的な?」と思ったくらいだったけど、エピフォンの(笑)レス・ポール・モデルっていうかハムバッカーを使うようになって以降の音が超かっこいい。

ファンキーなカッティングはシングルコイルでなきゃとか思い込みもいいとこですよ、旦那!したらなんでスタジオミュージシャンがこぞって335使ってたん?ハムバッカーの音なめてもらっちゃ困ります。いろんなことできんだぞー。

てかこの人は例のKemper使いでもあるんで「何処でも何時でもいい音出せるで!」ではありますがw。その音作ったり選んだりも結局センスの問題ですけどね。

ストラト使ってた頃は結構下品に音歪ませてたけど、最近は本当に「エレキギターのいい音」出してます、安いエピフォンでwwwww。ギブソンから提供(最近はエンドースとか言うの?)の申し出あったりしないのかな?つか自分で買えよwwww。

まー「本物」は軽く家一軒分くらいするし、いくらギブソンとはいえ再生産ものなんか所詮粗悪なコピー品。だからこそジャパニーズ・ヴィンテージとか呼ばれて日本の古いコピーものに高値がつくんざんしょ。同じコピーならいい木使って丁寧に作ってあるほうがいいもんねー。

ライブとか旅回り多いから安くて代えのきく楽器のほうがいいとかなのかしらん?圧倒的に弾きやすいし微調整もしやすいし。ワイにはなんであんな板切れに弦はったような平面的なストラト・タイプが人気なのか解せん。あんなんほとんどが粗大ゴm(ピ~ガーと妨害電波)


Tory Slusher


一応BandCampにあるのと無料のSoundCloudのリンクもはっときますかねー。BandCampにあげられた(一応)オリジナル・アルバムっぽいの聴いてみたらかなりアラン・ホールズワース色+フランク・ザッパ色が強かったけど、まだ音楽性が固まってないのかなあ?ちょっとコレだ!っていう個性が見えてこなかった。。。

充分秀作ではあるとはおモタけど、まあ商売にはならんわなあというww。ホールズワースだってi.o.u.録音してた頃まで金欠で苦しんでギター売り飛ばしてたとかいうもんなあw。

多分ホールズワースの音楽性直系ならドラムのチャド・ワッカーマンがそれに一番近いところにいると思うんだけど、そういう人達と共演するなり雇うなりでけんのかいな?ベースのジェフ・バーリンとかね。本人あんまし人付き合い得意そうじゃないしなあwwww。

打ち込み使うならせめてVensonレベルまでセンスとぎすまさないとですね・・・って余計なお世話ですね。それだけ期待してるってこってす。

Jordana Talsky


カナダのローカルなジャズ・シンガー・・・だと思うんだけどソーシャル・メディアの自己紹介に「女優」とかあったり、Linkedinなんかだと「不動産業者」として登録があったりするこれまた結構謎な人。

まろやかな声質と、なめらかな歌いまわしでフツーに歌手一本でやってけそうな気もするんだけど本当にわけわかりませんw。

見つけたのは以前登録してたあっちのサブスクリプション・サービス大手のひとつ、Rhapsody(現在は後から吸収した合法化Napsterと統合した? Real社)だったはず。ポリスのカヴァーを検索してたら隠れた人気曲
”Murder By Numbers”演ってて「おお!?」と思ったんだっけな?

その曲が入ったアルバム「Standard Deviation」は当然オススメ。ほとんどのサブスクリプションに入ってるはずだし、名前のとこに埋め込んだSoundCloudでも無料で聞けまし。

Miah Bernard


このおねーさんはマジ謎。このアルバムMiah Loves The Police」しか知らないし、見つけたのもなんとN*Tの陰謀で潰されたともっぱらの噂だった国内初のサブスクリプション・サービス、日本のタワーレコード独自の「日本Napster」だったのれす。

ジャンルはボサノバに入ってて、アクセントからおそらく南米の人だろうとは推察できてもどの国なんだかはっきりしないし、Youtubeにあげられてたロクサーヌの公式PVもいつのまにか削除。

まージャケットが色っぽいw。昭和のお色気歌謡的なイロモノめいた人かなと思って聞いたら、かなり気合の入ったポリスの楽曲集で「ほえええ???」となった思い出の一枚でもありますのん。

一時ネット上から一斉に姿消したこのアルバム、いつの間にかほとんどのサービスに復活しててまことにうれすい限り。

それにしても、おねーさん一体なにもの

Lisa Wahlandt


ミュンヘンらしいから多分ドイツ人女性ジャズ・シンガー(EUは居住地や言語だけじゃ国籍わからんがな)。

このおねーさんも超絶色っぽい声www。最初に聴いたのどこだっけ?JangoかNPRかゴニョって聴いてたPandoraか・・・とにかくネットラジオでかかってたこれで一目ぼれ(一聴ぼれ?)。

・the bird and the bee


この人達は男女のポップス・デュオ。ってかカーペンターズみたいに男性が裏方、表に出る声は女性というスタイル。

元々ホール・アンド・オーツのアルバムをどっかのサブリクプション・サービスで物色してたときだったかな?「トリビュート・アルバム」としてまるまる全曲ホール・アンド・オーツの曲やってるのがあって、そこで気に入った覚えがある。

この人達の演ってる「サラ・スマイル」で「サラ・スマイル」のカヴァー集めたプレイ・リスト作って『やっぱホール・アンド・オーツすげえなあ、ってかサラ・スマイルはもうスタンダード曲なんじゃね?』とか思ったんだった。

男女・人種・唄あり・唄なしインストあわせてすんごいいっぱいの人がサラ・スマイルやってんですよ、マジで。そんでどれもみんないいの。音程とるの割と難しめの曲ではあるから、それなりに自信ないと演れないってとこもあるんだろうけど、すんごいですよ。数十人分の同じ楽曲聴いても全然飽きないだもん。こういうのソウル系だとMe and Mrs. Jones思い起こしますなー。ホール・アンド・オーツも確かライブでこの曲演ってた。

興味があったらお使いのサービスで横断的に同じ曲を誰がどう演ってるかプレイリスト作ってみてくらさい。ワイはこういう遊び結構前からやってるw

で、この the bird and the bee版に話戻しますと・・・元のブルー・アイド・ソウルのバラード的な黒っぽさを抑えてかなりポップス的に仕上げてありまふ。元のメロディーがいいからそれを際立たせたかったんじゃないかなあ。 他のアルバムも軽めなポップス的な曲が多いから、そういう作風なのかもしれませんが。 それにしても数あるサラ・スマイルの演奏の中でもその愛らしさでトップクラスの出来。

Keiko Takamura


日系三世だか四世になるのかな?アメリカ人。この人は「プロになるんや!」っていうわけでもなく本当にマイペースに自分でやりたい表現活動してるアマチュア・アーティストみたいな。こういう表現者の存在がごくフツーに見られるっていう点で国内外の文化差を感じるのはワイだけ?

まーだまされたと思ってこれ聞いたんさい。かっちょいいから!
Keiko Takamura and the Shebangs - Grayscale [MUSIC VIDEO]

最初BandCampでこの曲聴いて「おおお」と思ってたらこのビデオ出て「あーこういう女の子、大学の9月入学生にいたいたwwww」と懐かしくなったのももう10年以上前かー。。。

Allie sherlock


Youtubeをうまく使って成功をおさめつつある若い世代の音楽家の一人。ってかまだ10代なん???アイルランドはダブリンのストリート・ミュージシャンで仲間と共演したりして腕を磨いてるらすい

すげーなー映画「Once - ダブリンの街角で」ってただの夢物語じゃなくて現在進行系のストリートの音楽シーンの話だったんだ・・・。

本人の実力もルックス(爆乳にもほどがある)もスター性抜群だけど、共演の仲間がすげえ。こいつマジなにもんだよ

Out of the Blue のアルバム "Urban Setting"


(以前書いた自分の文章のリサイクルw)
10年くらい前に海外のサービスで偶然聴き、思わずアルバムをMP3で別のサイトで購入して以来繰り返し聴いている。一体ナニモノなのかと過去何度となく検索をかけたが、YOLKというレーベルがフランスのものであること以外いまだに詳細不明。ジャンルで言えばアシッド・ジャズとかクラブ・ジャズとかメインストリームのジャズから見たら「それジャズって言えるの~?」なところに分類されると思う。

80年代に新生ブルーノートがデビューさせた若手コンボOTB(アウト・オブ・ザ・ブルー)・・・後にドラムの故ラルフ・ピーターソンがジャズのアルバムとしては異例のヒット作「V」で有名になったり、アルトのケニー・ギャレットが晩年のマイルスのグループに参加し力をつけ独立後に一流プレイヤーの仲間入りを果たした・・・とはまったく関係はない。グループ名だけが同じ・といってもこっちの「アウト・オブ・ザ・ブルー」のほうはグループだったのかただのプロジェクト名とかユニット名だったのかもわからない。他にも同名のグループがいくつかあるがカントリーだったりノイズ・ミュージックっぽいものだったりでそれらもまた関係はなさそう。

最初に聴いたのはWe7 http://www.we7.com であったか Deezer http://www.deezer.com/ であったか?とにかく普段聴く米国系のサービスではなく欧州系のサービスで聴き、後に契約していた emusic http://www.emusic.com/ でVBRの192kbsのファイルを購入し初代iPhone3G購入後はほぼ常に持ち歩いている(その後何かで買い替えたのかな?320kbpsのが手元に今ある・・・)。

以前試しに人に聴かせたら「なんか妙に不安になる音楽だな」と表現されたこのアルバム、一体誰がどういうつもりで作ったのだろう?ジャズに近い音楽性ではあるがジャズの文法にはまったく沿っていない、それどころかむしろ意図的に明後日の方を向いてジャズから遠ざかろうとするような姿勢も聴いてとれる。それでいて「お前ら本当はいっぱしのジャズ屋だろ?」と思わざるを得ない音。確かジャック・ディジョネットやチック・コリアあたりが似たようなスタイルのジャンル不明の録音を残していたと思うが、ここまでアルバム一枚丸まる押し通してはいなかった記憶がある。

2023年現在、各配信サービスに置いてあったり突然きえたりを繰り返す謎の音源。i一応今のとこは上にリンク張ったAppleMusicに置いてはあるが、これまでの経緯からするといつ消えてもおかしくないという蜃気楼のようなアルバムwww

海外のやつにきいてみても(配信のカタログはサービスごとどころか実は国によっても全然違う。なので「全世界同時配信」とかいうニホンジン向け宣伝文句は信じちゃ駄目w)「あった」「ねーぞ」とまちまちの答えが返ってくるので注意w

Rumer


上で書いた「サラ・スマイル」のプレイリスト作ってたとき見っけた。本家ダリル様のお家にお呼ばれして共演してるくらいだから「公認カヴァー」みたいなことになっとるwwww。いや、そら気に入られますよ。実力充分だもん。



一応今パッと思いつくのはこんなとこかな?またなんかあれば足してこ。


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