多くの「気づかい」の本には書かれていない気遣いのポイントとは?【1】
こんばんは。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
気づかいの壁
川原礼子 著
●はじめに
あなたの「社会人一年目」のことを思い出してみましょう。
会社が用意したマナー研修を受けたり、上司から指導されたりしたことでしょう。
その職場にも慣れ、自分の仕事をこなせるようになっていき、一人前になった頃にある瞬間が訪れます。
それは、
「あなたに、誰も何も言わなくなる」
という現実です。
もちろん、中堅社員として立派になったからという側面もあります。
しかし、そこから先、「チームや職場のことを考えられるかどうか」「後輩や部下の面倒を見られるかどうか」は人によって差が出てくるのです。
自分で気づかないといけなくなるのです。
●人がストレスを感じる瞬間をおさえておく
あなたはどんなときにストレスを感じるでしょうか。
「メールが溜まっているとき」
「仕事を頼むとき、断られないかと不安」
などたくさんあると思います。
そのストレスが減ったとき、嬉しかったり安心感が芽生えることでしょう。
人がストレスを感じる代表的なものは、
①何かを決めないといけない時のストレス
②急に何かを振られるときのストレス
③正論を押し付けられるときのストレス
④自分のスペースに踏み込まれるときのストレス
⑤孤独を感じるときのストレス
の5つです。
これらのストレスを減らす気遣いを、自身の仕事に取り入れてみましょう。
●見返りを求めるクセを取り除く
気遣いの壁を越えるには、「自分の心の壁」を越えること。そのために必要なマインドセットがあります。
それは、
「人が見ていなくてもやる」
ということです。
世の中、「人が見ていないと意味がない」という考えが蔓延しています。
しかしいざというときに壁を越えるには、それだと不十分です。
日頃誰も見ていなくても
「自分がされて嬉しかったことをやる」ということをクセづけるようにし、コスパ重視の考え方から抜け出さないといけません。
・席を立つとき、デスクにイスを戻している
・シュレッダーが満杯なら、袋を交換する
というように。
いずれもあなたの意思だけでできることです。
------------
後半に続きます。
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?