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大きな貝殻は西、貝化石なら東を目指せ!船橋三番瀬でビーチコーミング

こんにちは、 「今週末、船橋でミネラルマルシェがやってるんだけど、もし当日の天気が雨か曇りならミネラルマルシェと船橋三番瀬のハシゴしない?」 とそのようなアレに誘われて、船橋でミネラルマルシェとビーチコーミングの梯子をしてきた方のにょろんです。

それがし、夏は雨の日しかビーチコーミングに行かないと決めてるアレでして! などといいつつ、体調的に無理なだけで夏にビーチコーミングに行きたい気持ちがゼロなのかと聞かれたら、そんなこともない! むしろ、夏だろうと行けるチャンスがあるなら逃したくない…!

というわけで、前日、金曜の晩に確認した土曜の天気予報は、最高気温35度の快晴予報。 ゆえにミネラルマルシェはともかく、ビーチコーミングはあんまり期待しちゃだめだ… と気持ちを抑えてたんですが、当日の朝、カーテンをめくってきたらみたらそこに見えたのは、曇天。

「これは…いますぐ家を飛び出すしかない!!」 とちょっぱやで支度して朝の7時過ぎには家を出て船橋にむかっていました。 いや、なにせ、日中は35度ですからね! いますぐビーチに行って、ミネラルマルシェの会場である東武が開く時間には、もう船橋駅前に戻ってる! そんな目算で朝のビーチへと急いだわけなのです。 結果はどうだったかというと、行ってよかった!

巻き貝

こんなでっかい巻貝とか!

ハスノハカシパン

こんな完品にちかいハスノハカシパンとか!

貝化石

こんな貝化石群とか! 今日の三番瀬、めっちゃいろんなもの落ちてない!? な、大量お宝ゲットの結果となりました。  


2022年7月30日「船橋三番瀬」の干潮時刻

船橋三番瀬は干潟の浜なのですが、貝殻が拾えるのは、主に潮の影響を受けない陸よりのエリア。 波打ち際より海側はどこまでも続く泥の浜になっていて泥を掘って生きてる貝はともかく、貝殻を探すのはちょっと難しい!

というわけで、ビーチコ―ミング目的の場合はあまり干潮時刻を気にする必要はない浜かと思われます。 といいつつ、今回にょろんが行った日は偶然大潮の日だったのですが、干潮時間にそれほど近くない時間にも関わらずめちゃくちゃ潮が引いてて、波打ちぎわにもいっぱい貝殻が落ちていた!

というわけで、時間を選べるなら干潮時刻の方がいいのかも?というわけで船橋付近の干潮時刻を貼っておきます。


「船橋三番瀬」までの道順とコンビニ・トイレ情報

船橋駅

毎度道順案内はここから。JR船橋駅南口です。

曇天

余談ですが、やりましたよ! 船橋も曇り空です!

道順

「ふなばし三番瀬海浜公園」へは、京成船橋駅からバスが出ています。 京成船橋駅は、JR船橋駅の大きい改札(南口)をでて3分ほどの距離のところにあります。

そして「船橋三番瀬」最寄りのコンビニは、バスの終点「ふなばし三番瀬海浜公園」から歩いて5~10分ほどのところに1軒あります。 が、ちょっと歩いていくには遠いな!!という場所なので、コンビニで買いたいものがあるかたは、船橋駅周辺で買っておくのをおススメです。

セブンイレブン

船橋駅をでて左側すぐに、ニューデイズ、さらにJR船橋駅から京成船橋駅に向かう途中にセブンイレブンの他、何軒かコンビニがあります。

バス停

バス乗り場はここ。 ちょうどバスが止まって乗客を待っていました。 「ふなばし三番瀬海浜公園」に行く時の一番の注意事項は、バスの本数が少ない事。 行きは時間に2本あるんですが、かえりは時間に1本しかありません。 とりあえず、京成船橋駅→船橋海浜公園・バス時刻表を。

http://www.keisei-bus-system.co.jp/pdf/route_bus/timetable/2018/k-funa_3.pdf


時刻表

かえりのバスの時刻はこんな感じです。

ミニストップ

ついでに、海浜公園から歩いていくにはちょっと遠いな!な公園最寄りのコンビニの写真です。 バスの終点、海浜公園駅のひとつ手前のバス停の目の前にあります。 

自販機

自販機は公園内の各所にあります。

トイレ

トイレも「ふなばし三番瀬海浜公園」内各所にあります。

展望デッキ

といいつつ、外のトイレより、海にでる直前にあるこの展望デッキのトイレが新しくて綺麗でおススメです。

売店

コンビニほど充実していませんが、とりあえず飲み物とかき氷と簡単な軽食くらいなら、「ふなばし三番瀬海浜公園」内の売店でも買うことができます。 が、しかし。オープンは10時から!というわけで、にょろんが行った時には開いていませんでした。

三番瀬

そんなこんなで公園内をつききって、つきました。 船橋三番瀬です。  

「船橋三番瀬」で拾えたもの

浜の東側

中央スロープから左を見たところです。

浜の西側

右を見たところです。 前回、「ふなばし三番瀬環境学習館」のスタッフさんからもらった 「浜の西側には大きな貝殻が落ちている」 という耳寄り情報をもとに、今日のにょろんはまずは西側から攻めていくことに。

浜の様子

海には潮干狩り?浜遊び?をしている家族連れがちらほらいますが、陸にいるのはカメラマンたち。

浜の様子

鳥を撮っているのかな?

浜の様子

大潮の日だったので、めちゃくちゃ浜が広い! 干潮時刻は12時で、いまはそれより三時間ほど早い8時半くらいなんですが、この通り、広々!

地面

足元はこんなかんじ。 こなごなの貝片で出来た浜という雰囲気です。

ウニ片

さっそくウニ片をゲットです。 たぶん、ハスノハカシパン!

サルボオガイ

サルボオガイです。

マテガイ

マテガイです。

ウニ片

またもウニ片です。

サルボオガイ

今日の三番瀬はサルボオガイがいっぱいです!

はちまき石

はちまき石です。

波打ち際

潮の引いた跡が段々になっています。

貝片

波打ちぎわの貝溜まりです。

西側

西側って思ったよりひろい! まだまだ続いています。

曇天

ねっ、みてください、ビーチコーミングにぴったりの曇り空! ありがとう、船橋!

サルボオガイ

サルボオガイです。

サルボオガイとナミマガシワ

ナミマガシワとサルボオガイです。

二枚貝

サルボオガイとオニアサリ(たぶん)です。

二枚貝

まんまるかわいい二枚貝です。

巻き貝

貝片かな?って掘り起こしてみたら

巻き貝

なんと欠片じゃなくて、全部残ってた! 船橋三番瀬でこんなおおきな巻貝を拾ったのは初めてです。 さすがスタッフさん! 「ふなばし三番瀬環境学習館」のスタッフさんの 「浜の西側には大きな貝殻が落ちている」 という言葉は本当だった!

巻き貝

洗ってピカピカになったところで記念撮影。 もうね、インスタワーシー!って感じですね!

バイガイ

鹿の子柄がかわいいバイガイです。

シーグラス

ほんのちょっとだけどシーグラスも落ちていました。

カニ

あっ、みえますかね。 水の中にいるのはカニさんですよ。

巻き貝

誰かがあつめた巻貝の山かな?っておもったらなんと!

巻き貝

これぜんぶ、生きてます! 生きているヤドカリの山でした! 何故山になったし?!

二枚貝

博多帯みたいに綺麗な貝です。 なんていう貝だろう?

ナミマガシワ

今日はナミマガシワもいっぱい拾えました。 みんなカラフルピカピカ!

ハスノハカシパン

あっ! まだまだ西側に浜は続いているけど、そろそろ引き返して東へ…と引き返し始めたところでこれです。

ハスノハカシパン

欠片じゃなくて、これもほぼほぼ完品のハスノハカシパン! 今日の三番瀬はすごいな!?

海藻

西側、たしかに貝殻が大きくて楽しかったけど、貝化石は見かけなかった…! ということで、東側を見に来たのですが、東側の波打ち際はこんなかんじで…

クラゲ

みえますかね、このびっしり半透明のモノが

クラゲ

正体はクラゲ!

貝の帯

波打ちぎわは足を踏み入れるのをためらうほどのクラゲの浜と化していたので、やや陸側の貝溜まりでお宝を探し始めたにょろんです。

ウニ片

ウニ片かな?

ウニ片

あっ、ハスノハカシパン! しかも化石っぽい。 黒っぽくて中に詰まった砂が石化しています。

貝片

貝溜まりにはかわいい微小貝もイッパイ。

うねり

この海藻と貝片が作り出すうねりが凄い。

ナミマガシワ他

ナミマガシワと巻貝とウニ片です。

ナミマガシワ

黒いナミマガシワです。

陶片

あっ、陶片! 三番瀬で陶片をみつけたのは初めての気がします。

貝化石

やりましたよ、小さいけど東側で貝化石群みつけました!

貝化石

とおもったら、さらにありました。 これも貝化石群! 

貝化石

これもです! そして最後に。 今日はハイガイをひとつもみなかった!と思って探し回っていたら、引き上げる間際最後に見つけました!

ハイガイ

ハイガイです! うおー! サルボオガイと似てるけどちょっと表面がトゲトゲで筋が18本で東京湾で拾っただけで化石と断定できるハイガイがにょろんは大好きです…!  

「船橋三番瀬」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!

そして今日、記事にするにあたり「船橋三番瀬」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作りました。

図鑑

これです。 (※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

貝化石

特筆すべきはやはり、三番瀬といえば貝化石!なこちらと、

ハイガイ

ハイガイ。

オキシジミ

そして今回は、これ。 名前がわからなくて拾ってきてからネットを駆使して調べたオキシジミ。

にょろんが持っている「海辺で拾える貝ハンドブック」には載っていなかった。 でも、同上の本に載ってるヒナガイとカタチが似てるからもしかしたら同じ科目かも?とおもってマルスダレガイ科で検索をかけたらヒット。

持っている貝がらとほぼほぼ同じ貝殻があたったので、多分、この貝殻はオキシジミであたりではないかと思う…のですが、 「これ…はかったら全長5センチもあるんですけど、シジミなんです?」 っておもったら、見た目が似てるからシジミとつけられただけで、川に棲んでいるシジミとは何の関係もないんだそうです。 へーへーへー!!!  

まとめ

というわけで、今回は大きな貝殻は西、貝化石なら東を目指せ!船橋三番瀬でビーチコーミングをおおくりしました。 まとめると今回にょろんが三番瀬で拾えたものは

  • 大きな巻貝

  • ハスノハカシパン

  • ナミマガシワ

  • 陶片

  • 貝化石

  • ハイガイ

  • 微小巻貝

  • 二枚貝

その他いろいろ。 タイトルにもあるとおり、中央スロープから右の西側に行くと大きめの貝殻、逆の東側には貝化石(貝化石群、ハイガイ)が落ちていたので、 大きな貝殻が拾いたいというかたは西側を! 貝化石欲しい!というかたは東側を覗いてみるのをお勧めします。 (といいつつ、これはあくまでにょろんが行った数回の感想であり、絶対の結果をお約束するものではないことをご了承いただけたら!)

三番瀬は年々いくたび貝殻が粉々になっているので、中央スロープから降りてすぐは 「ああ、コナゴナがさらに今年も粉々に…」 な気持ちになってしまうのですが、最初に前提としてここの浜に落ちてる貝殻はおおむね粉々ですと腹をくくっておけば、意外といろいろ拾える! ということで、にょろんは2022年も都心から気軽にいけるビーチコーミングスポットのひとつとして、船橋三番瀬を推したいと思います!  

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