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それから

実家の自分の部屋だった押入れの中や本棚には、
探せばまだまだ当時読んでいた本が発掘出来ますが、結構良い状態で箱詰めされてます。
キチンと押し入れに入れてくれた親父さんもしくは自分?に感謝しないとな。笑

特に覚えていたのが、ルソーの「エミール」
夏目漱石の「それから」です。

「それから」は中学生の頃読んで、読書感想文の宿題に提出し、「エミール」は高校生の時に読書感想文というか、レポート的な小論文を書いて提出した記憶があります。

大人になってしばらく経って、
ある場所で恐らく文系学部を卒業されて就職して、そのお仕事を続けているお方と話をしたときに、
この話題を挙げると、
「高校生でエミールを上中下読んで感想文を学校に提出した事ありますってひとは聞いたことが無い」とビックリされたのを覚えています。

その言葉の返しとして
自分では当たり前だとは当時でも思わなかったけども、周りは自主的にロシア語とか勉強する友達いたし、私もその友達からロシア文字練習帳とかを東京行ってきたのよ、神田神保町土産だよって貰ってたし、それって割とふつうのことじゃないの?とか話した記憶もあります。



最近、忖度なく話せる8年ほどの付き合いの友達とよく話す機会が有ったのだけど、その時に
「あまなつは、自分は平凡な人間だ。そこら辺に居るただの人で当たり前や普通のことしかしないとか言うけど、その当たり前や普通の基準が、俺のなかの世間一般の当たり前や普通より高いように感じることが多々ある」と指摘されたのですが、

それに加えて、「そこら辺に居るただの人である私が当たり前や普通にやっていることはあなたにも普通に当たり前に出来るでしょ?な前提で人と会話してないか?」とも指摘されました。

だから先程のように、「高校生でエミール上中下読破して感想文書いて提出した人見たことない」と言われてアレレ?と思うのかな、と。笑


ま、過ぎたことだからええんやけど
10代の頃に最後まで読めて感想文まで書けた本だから、今現在の私でも読めるでしょ。
また違った感想も出るかもしれない。
まだまだ時間はあるし、ゆっくり読もうかな。


他にも新刊で読みたい本、最近の脳科学について書いた本などを優先して、
ルソーや漱石は後回しになるかもやけど……………………知らんけど笑

自分自身の、それからについても
ちーとは、真面目に考えろや!て年頃やしwww

いま現在の心境としては、
早く漱石や透谷がむかし論じたように、労働や事業をやめて、逸楽や安眠はまだ早いから、
人間がAI・ロボット・アンドロイドと切磋琢磨して仕事の取り合いをしていく世の中を見つつ、自分は自然や季節のうつろいや移り変わり、動物の気持ちを理解しようとするとか、芸術や文学音楽などに触れ、感じるような。
夢幻か、「それから」に出てくるような高等遊民のような生活をするために、今しばらくは頑張るしかない。
そんな感じです。笑





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