涙
12日、金曜日。
仕事を終えて、馴染みの料理屋に顔を出しました。
今日は山菜を頂くぞと意気込んでいたので。
お通しのコゴミと揚げの煮つけと、
とりあえず生。
黒板に書かれた今日のお魚を眺めて
サクラマスのお刺身と、鯛の子煮付けを
注文しました。
マスは、酢で〆た鱒の寿司か、
焼いたのは食べたことあるけれど
生で頂くのはほぼほぼ初めてでしたが、
サーモンほど脂やクセもなくて、
美味しかったです。
また、黒板に書かれていたら頂きたいですね。
ブルガリアワインの、ピンクワインを
頂きました。
ロゼとピンクって何が違うんですか?と訊いてみたら、どうやらロゼワインとは違う特別な製法みたいです。これは、インターネットで調べてみよう。
でも、美味しかったです。
グラスになみなみと注いでもらうどころか、
フルボトル1本飲んでしまいましたもの。笑
結構飲みすぎました、反省。
13日、土曜日。
朝起きて、ヤンチャンWebで『戦争めし』って漫画を8話まで読む。
カツ丼や、チャーハン、餃子に握り寿司にラムネなどなど、馴染みあって私も大好きなメニューのエピソードなのですが…
なんだろう?
読んでると涙が出てくるのです。
80年ほど前に有った出来事は、私は勿論生まれていないので判らないのですが、無性に懐かしいキモチになって涙が出てくるのです。
今はもう亡くなってしまった祖父からは、空襲の前後数日間のエピソードを何度も聞いていますし、
20代の頃から今現在でも折に触れて話をする、備後地方に住んでいる友人の両親の、ヒロシマでの体験談を友人から聞いているからなのかな。
生まれる前の出来事でも、身近に感じてしまうのは。
前に涙を流したのは、いつだっけ?
それくらい久しぶりに、涙を流しました。
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