見出し画像

はこねたび|ピカソに学ぶ

箱根3日目。
朝から箱根神社でお参り。祝日の前日だからか、平日だけどけっこう混んでた。

芦ノ湖。これを撮るために15分ぐらい並んだ。

その後は、友達おすすめのポーラ美術館。ここは想像以上にすごく素敵だった。

ちょうど「ピカソ 青の時代を超えて」展がやってた。ピカソ展って何回か行った記憶があったから、あんまり期待してなかったんだけど、すごく良かった。
たぶん、わたしの感じ方が変わったんだな。

彼の作風は、青の時代から、薔薇色の時代、キュビズムへと変わっていくんだけど、晩年にやっと「ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ。」と言っている。

海辺の母子像
母と子
黄色い背景の女
帽子を被った女の胸像

ピカソ:自分の家にいるときのようにやってみよう。
    映画なんか関係ない。
    紙切れを使ってみよう。
ピカソ:これはまずい。どんどんひどくなる。
    …心配なんだろう?
    心配ご無用。もっとひどくなるから。
    いやな顔するなよ。
    ドラマを求めていたんだろう?
クルーゾー:困ったな、もう映画も終盤なのに。
ピカソ:なぜだ?
クルーゾー:観客にとっては…。
ピカソ:観客のことなんて考えてこともない。
    この歳になって、これからだって考えないさ。
    奥底に…これが見せたいんだ。
    驚くべき真実が井戸の底にある。
    夜が来る。
    夜が深まっていく。
    月、星、流れ星…。
    お粗末だ。全部はがし取ってしまおう。
ピカソ:少しは良くなった。
クルーゾー:ともかく、一枚の絵になった。
ピカソ:ようやく自分がどうしたいのか分かってきた。
    新しいカンヴァスでやり直しだ。

今のわたしに、ピカソが教えてくれたのは、もっともっと自由になる方法だった。何度でも、何度でも0から始められるわたしでいることなんだ。

ハートっぽいカタチの雲。


サポートいただけると、とっても嬉しいです!いただいたサポートは、良きエネルギーとして循環するよう、素敵なことに使わせていただきます。