見出し画像

5月のバラと美術展。

今日は仕事を休んで、中之島美術館でやっている福田平八郎展に行きました。

さいきん、中之島美術館に足繁く通っている理由。それはメンバーシップに登録しているから。年間6000円で、すでにテート美術館展とかモネ展を含む4つの展覧会を無料で観たので、それぞれの入場料を単純に合算すると、かなりオトクなのです。

中之島美術館に向かう川沿いの遊歩道には、5月らしいエネルギーに満ち溢れたバラが咲いていました。
5月の良く晴れた日に、バラの香りを胸いっぱいに吸える幸せ♡

美術館到着。同時に開催しているモネ展には長蛇の列でしたが、福田平八郎展の方はわりとスムーズに入れました。とはいえ会場は閑散としているわけではなく、日本画の美術展としては賑わってる方だと思いました。

こちらが代表作の「漣(さざなみ)」。写真だとわかりづらいけど、プラチナ地に群青一色で描かれています。ぜんぜん古びた感じがしないけど、実は昭和7年に発表されたもの。当時はかなり批判されたんだとか。
「新雪」。このうっすらふわっとした雪の感じ。「日本画」って感じではないけど、日本の原風景には違いないし、日本人にしか描けないんじゃないかなと思います。
「游鮎」。ポップで可愛い。
「雲」。すごくシンプルなんだけどノスタルジックな感じ。西洋絵具を混ぜて描いていたらしい。

福田平八郎は写実を極めたひとだけれど、熱心に極めた結果わりと早い段階で頭打ちになってしまったそうです。日本画の技法で精緻に描かれた初期の作品は確かに素晴らしいけれど、「漣(さざなみ)」以降のハッと目を惹くような意外性と、多くのひとの記憶の奥を揺さぶるような力は感じにくかった気がします。

写真は撮れなかったけど「雨」という作品に、わたしはすごく心惹かれました。一面のなんの変哲もない整然と並んだ瓦屋根に、よく見るとぽつぽつと雨の後があるんです。
小雨が降り始めて、瓦が雨粒で濡れていく様子を見ていると、雨の音や匂いが記憶から立ち上ってきて、悲しいような嬉しいような不思議な気持ちになりました。

福田平八郎展の作品はコチラでも見ることができます。

***

ヒューマンデザインで、自分の取説を知ってみませんか?


サポートいただけると、とっても嬉しいです!いただいたサポートは、良きエネルギーとして循環するよう、素敵なことに使わせていただきます。