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最近、読んだ本-2024年GW編

 時間がかかってしまいましたが、
ゴールデンウイークに読んだ本が
凄く勉強になったので今回ご紹介したいと
思います!


はたらく看護師のための自分の育て方-医学書院

医学書院HPより(https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/110787#tab4

 看護師向けの本ではありますが、たまたま
本屋さんで見かけて管理栄養士も女性の多い職種
なのでキャリアの考え方は近いものがあると
思って読んでみました。

 看護師の一般的なキャリアとして
各科・領域への異動を前提とした
ジェネラリスト、興味・関心のある分野を極める
スペシャリスト、管理職の3つに分けられると
記載されていました。管理栄養士も同じです。

 病院管理栄養士でいうと、外来栄養指導から
給食管理まで幅広く携わるジェネラリスト、
ある分野に特化して資格を有するスペシャリスト
に分けるとイメージしやすいです。

 ただ、ジェネラリストからスペシャリストへ
いくのか、スペシャリストからジェネラリストへ
いくのか、色々な意見があります。
性格によって外科系か内科系にいくかにように
どちらが合うか分かれそうですが、管理職に
なった時にどちらも分かっていないと
困るんだろうなとは思います💦
私には両方は難しいな…性格的にスペシャリスト

 この本に「未来の職業人生の選択肢を広げる
意味でも、継続的に学ぶ必要がある」

書いてあります。私はこの言葉を読んだときに、
学びはスキルアップのためにあると思って
いましたが、未来の選択肢を増やすことができる
という視点が新鮮でした。
あと職業人生というのも新鮮でした。

 どうしても職域が広い管理栄養士にとっては、
なかなか職業人生という概念が持ちにくいかも
しれないです。私もそうですが、薬局から病院と
いうように職域をまたぐことがあるので。
「数は力になる」「日本看護協会や都道府県
看護協会では…実は格安・リーズナブルに
そうした場(=研修)を提供している」

記載されています。私も同じ考えです。
職能団体に入会することで要望を国に求めること
や、研修会をお手頃に受講できる、最新情報が
入手できること等がメリットだと思っています。

 最後の方にはマネジメントに携わらないと
回らなくなると書いてあり、マネジメント能力=
仕事をうまくやる能力
で役職があるかないかは
関係ないと書いてありました。役職ついてから
マネジメント能力を上げるのは遅いのと思います
し、自ら自身のキャリアをマネジメントできない
と他人のマネジメントはできないなと思います。

「人や組織の変化:解凍、移動、再凍結」
書いてあったので、瞬間的に推し様の組織に
魔法をかける
という話を思い出しました!
その流れで内発的動機づけと外発的動機づけに
ついても書いてあって、また復習する機会に
なりました。現状を変えなければならない、
ある種の危機感はその人自身の解凍するきっかけ
となります。周りの人々から情報を得て、
行動に一歩踏み出すのが移動で、混乱しながら
新しい行動に慣れてきたのが再凍結。
現状を変える行動をするには、内発的動機づけが
必要不可欠
だそうです。また、この状態は
自己効力感がある状態です。成功体験
代理体験言語的説得生理的条件のどれかが
あると良いそうです。この辺りは栄養教育の授業
で対象者に行動変容を促す時と同じですね。


 今回はGWに読んだ本について記事を
書いてみました。マネジメント能力は
役職関係なく必要なスキル
だと学びました。
まずは自分自身のキャリアをマネジメントできる
ように頑張ろうと思いました!
また気が向いたら、本の感想について
書いてみようと思います♪

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