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食物繊維①

今日は健康には欠かせない栄養素、食物繊維についてのお話です。
食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになり増やしてくれます。


ここで、腸内フローラの話。
腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌があります。
理想的なバランスは、

善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7

と言われています。
悪玉というと悪者というイメージもあるかもしれませんが、悪玉菌もとっても大切なもの、なくてはなりません。


善玉菌は、健康保持や老化防止に役立ってくれます。
悪玉菌は、悪玉菌が優位になってしまうと、病気になったり老化を促進してしまうこともあります。
日和見菌は、腸内で善玉菌が多いと善玉菌のお手伝い、悪玉菌が多いと悪玉菌のp手伝いをします。


年を重ねると善玉菌が減ってきます。
そして、ストレスや食品添加物、抗生物質などの薬などによって腸内環境が悪化しやすくなります。
現代社会では、ストレスとは上手く付き合っていかなくてはならないもの。
善玉菌のエサとなる食物繊維は積極的に摂りたいものです。



食物繊維は、全粒穀物、野菜、果物、豆類に多く含まれます。
食物繊維には2種類あり、それは別の記事にまとめます。
食物繊維は、腸内でお通じを出しやすくするためにカサを増やしたり、腸内をお掃除してくれます。
昔は、食物繊維摂取量が1日10gだったにも関わらず、現在では3g。
昔の人の比べて、現代人はお通じの量が少ないようです。


よく、ベジタリアンやヴィーガンは食物繊維を摂るため、腸内細菌が善玉菌優勢であるという話も聞いたことがあります。
食物繊維は繊維質であり、よく噛むことが必要となってきます。
とっても大切な栄養素ですが、噛むことを忘れずに摂ってくださいね。


私が病院勤務時代に夜勤をしていた時のこと。
夜勤中は、必ずお腹の動きが悪くなって張っていました。
自律神経の関係もありますが、夜に病院に拘束されているということが、とってもストレスでした。
夜勤後に玄米納豆ご飯を食べると、さらにお腹が張ってとても苦しい思いをした。
なんてことが、何度かありました。
腸閉塞って、こんな辛さなのかなと思うほど、お腹が苦しくなることもありました。
私は、夜勤後に過食になりやすいタイプだったので、尚更お腹が張ったのでしょうね。


とはいえ、食物繊維は、善玉菌を増やす=メンタルの安定にも役立ちます。
私の読んだ本に、メキシコは食物繊維を多く摂るため、自◯率が低いと書いてありました。
タコスの中にも野菜がたくさん入っていますし、食物繊維豊富なアボカドも食べまるもんね。
ワーホリ中に出会ったメキシコのお友達は、語学学校でランチの時大きいタッパーに入ったサラダを食べていました。
よく果物も食べているイメージです。メキシコでは美味しいバナナも採れますもんね。
彼らの陽気さは、食物繊維ありきなのでしょうか。



そして、食物繊維の多く含むものって、大地のエネルギーに満ちています。
食物繊維として心と体の栄養だけではなく、良いエネルギーもいただけちゃう。
ぜひ、美味しく楽しく食物繊維を摂ってくださいね!

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