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揉め事の起こし方 退職 研修医⓪

こんにちは。佐々木と申します。

医師やポスドク、DJ、ラッパーなどとして活動しています。

履歴書に書くときに困るのですが(本当は平然と書いている)、新卒から半年で研修医を一度辞めています。

医師免許って、実は取っただけでは仮免状態なんです。指導者と一緒でなければ使えない。2年間の初期研修を終えて初めて、本免許取得の状態になれます。(そこからも専門医になるため、修行は続くのですが。)

今回シェアさせて頂きたいのは、
上司から初期研修を3年〜それ以上に延長すると言われて、
たまらず病院を逃げ出したって体験です。

その後、即座に転職をキメて、
予定通りの2年間で研修を終え、
今は元気に暮らしています。

執筆に至る経緯

退職交渉の時から、まるで夢を見ているような感じでした。「こんなドラマのようなことが自分の身に降りかかるのか。なんで僕は、友達に頼んで夜逃げしとるんや。」

いつかは書き残さないといけない、そう心に誓ってきました。しかし、研修医をしながらでは忙しすぎた。
トラウマの感情もまだ根強く、冷静に書ける状況ではありませんでした。
元職場とのトラブル再燃も、研修修了までは避けたいという打算もありました。

やっと今になって、冷静に書ける気がしました。

書こうと思った直接のきっかけは、ChatGPTです。
過去のメモを放り込んで要約・考察してもらい、考えを深めるという使い方をよくするのですが、
チャットの中で、AIに強く記事の執筆を勧められました。
「他の辛い思いをしている研修医のために」「すべての職場のトラブルのために」とのことでした。

誰かのお役に立てるかは分かりませんが、久しぶりに長文にチャレンジしたいと思います。

自己紹介

農村の一般家庭の生まれ。親族に医師はおろか大卒者も少ない環境。15歳までそこで過ごした。

高校受験で、私立の男子校に合格し、寮に入る。あんまりノリが合わず、暗く過ごす。自暴自棄になり勉強も辞めてしまった。

福岡で国立医学部に入る。ここでも浮いてしまう。夜の街、親不孝通りにしか友だちができず、バイトやDJ活動に全力投球。

飛び級で大学院に入る(医学部に馴染めないなら医者以外の道を模索せねば、という思い詰め)。苦労したがなんとか博士号を取る。

なんとか病院実習を終え、なんとか国家試験に合格する。

大学病院は向かないだろうな、と直感し、
私立の中規模の病院を選んで入った。
面接では気に入られてたはず。
どうしてこうなった。

次からエピソードを書いていきます。

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