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揉め事の起こし方 退職 研修医⑦ 揉め事の起こし方

今も一応音声は取ってある。

普通だったら、泣き寝入りするんでしょうね。
そもそも、専門家への相談すらしないんでしょうね。。
僕は変な奴ですよ、自覚あります。
でも、できれば僕もこんなことしたくはなかった。

現況まとめ


・専門家の方々は、職場を辞めた方が良いと言っている。
・指導医氏も、内心僕をクビにしたいのではないか?

方針!

☆上司が僕を辞めさせたいなら、辞めてやる 
むしろ、辞職するという結論に向かって、上司と同じ方向に進む方が、物事を早く片付けられるだろう、という読みもあった。

☆その代わり揉めて、単位をもぎ取る
1. 辞めれば、単位を認めないわけにはいかないのでは?という読み
「出席していたのに、単位を認定しない」←「ちゃんと研修を実施してない」という、病院の責任問題になりかねないから。
病院に残ろうとすれば、上に従うしかなくなる。辞める覚悟をすることで、初めて交渉ができる。

2. 自分の医師適性に疑問はあった。
指導医氏から、発達障害について厳しく言われていた。
それでも頑張ろうと一度は思ったが。

もし本当に医者に向いていないというのなら、正直、他業種でやっていきたい。
それも込みで、ずるずる研修延長になるのは困る。


最悪医者を辞めてもいいが、延長だけは受け入れ難い。
だからなるべく大きく揉めるのが最適解だ、と判断した。
この際、僕が悪かろうが、徹底的にクレーマーになってやる。

外部に告げ口する時点で、裏切り者はもうこの病院に残れない、と覚悟していた。
僕みたいなトラブルメーカーは、もう医療界にはいられないかもしれない。
それでもいいと決意した。


思えば、医学部や高学歴の界隈にはずっと不適応を感じてきた。
一部のプライドの高い学生や医者から、
なぜかいつも見下され、なぜかいつも対立した。
そうして僕が泣き寝入りしてきた。
今が揉めるチャンスである。

告げ口


9/13(月)
意を決して、厚生局に電話をかけた。
研修病院を監督する、厚生労働省の窓口。
男性の職員さんが、電話に出られた。

☆まず匿名で相談。
厚生局の職員さんに「匿名でお願いします」と言って、
なるべく深刻な感じを出した。

☆感情的にならず事実を淡々と伝えた。
職員さんは、元々は優しい人なんだろうなと感じたが、
行政の担当者なので、堅い対応をあえてされているようにも感じた。
なので、それに沿って、なるべく理性的、論理的に話をするように心がけた。

☆パワハラという言葉は使わなかった。
あくまで「研修カリキュラムを組んでくれない」という相談内容にした。
パワハラであれば、職場の中で解決すべき事項になってしまう。
研修カリキュラムの問題であれば、厚生局が指導しうる問題になる。

職員さん「確かに、今の状況は問題かもしれませんね。所内で話し合って、どうするか連絡します。」

直訴(パフォーマンスw)


9/13(月)〜14(火)
どうせ無駄だとは思いつつも、
大急ぎで、院内での直訴を行なった。

院長に相談しても状況が変わらなかった、
だからお上に泣き付くしかなかったんです、
そういうロジックを組み立てたかった。


段々と上のかたに相談を上げていった。

事務員氏からはひどいことも言われた。
「お前は勝手に帰ったり、何も研修をしてないんだろう!
ふざけるな!文句を言うな!」(事実無根)
「いつ僕がそんなことしたって言うんですか!!」

専攻医の先生。気遣ってくださったが、下の立場なので発言しにくそうだった。

指導医、内科部長、最後は院長。だれも取り合ってはくれなかった。

☆ぜーんぶ録音しながらね。
院内で守ってもらえなかった、
そういう証拠取りのために直訴してまわったようなものだ。

午後、厚生局の職員さんから電話があった。
明日の朝、厚生局から病院に聞き取り調査が行われることになった。

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