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よく「メンタルが強い」と言われるワケ



職場で何度か言われた言葉だ


ある日

クレーム対応を迫られた

前回担当者は

理不尽なお客様にメンチを切ってたらしく

「お前の会社で働いてる○○はなんなんだふざけるな」

から始まった

こちらが理路整然と話を並べても

理不尽な相手には抗えない

こういった相手とは話が進まないので

私は淡々と感情を表に出さず

何度もできることと、できないことを

相手の神経を逆撫でするでもなく冷静に答え

対応が終わった後題目の言葉を言われた


メンタルが強いという自覚はない

というのも元々はちょっとしたこと焦ったりでビクついていたからだ

おそらく1日一食にしたこと と

瞑想を習慣化したのが効いたのだと思う


1日一食の効果については

いろんな健康面での説があって

貴方が何を信じるかという話になるので強制はできないが

私の場合

元々昼食と、夕食のみしか食べてなかった

主にデスクワークで体を動かすことがなかったからだ

以前から昼食後に起こる眠気からくる

集中力の低下とイラつきが気になって調べると

どうやら血糖値の乱高下が関係してることがわかった

ちなみに主なミスはその昼食後に起こっていた為

ひとまず昼食を食べずにコーヒーで紛らわすようにしたことで

気分の浮き沈みも起きなくなり

ミスも犯しにくくなっていった

(現在はコーヒーも飲まず日中は水のみで十分になった)


もちろん当初はお腹が空いて仕方がなかったが

森美智代さんの本「食べない生き方」に記載があるように

「食欲を抑えることは自分をコントロールできることに繋がる」ことを理解した上で実践してみると

確かに腑に落ちたという感じだ

(※詳細は森さんの本を参照ください)


他にも1食にするメリットは沢山あるが長くなるので割愛する


瞑想(マインドフルネス)について

一言で言えば

「冷静でリラックスした状態を強制的に作り出すようにできる訓練」

だと思っている


ただし

間違った瞑想の姿勢や深い呼吸ができてないのに

瞑想をやった気になってる人の場合は全く効果は感じられないだろう


瞑想はお酒に依存してる人にも効果的と言われている

顕在意識ではどうにもならない部分を

潜在意識に刷り込まれ依存してしまってる中毒行動と同様に

普段から行ってる呼吸から働きかけて

自分の欲望をコントロールしてしまおうという考えからだろう

(僧侶の小池龍之介さんは胸に手を当てて「苦しい」とき、それは必要なものではなくて欲しいものだと言っている。)


悪質なクレーマーを相手にするときは気持ちがざわつく

そのとき「ああ、ざわざわしているな」と自分を俯瞰する

相手の話がおさまるまで

最低でも3回は

たとえ全く同じ内容のクレームを繰り返し発言していたとしても

赤べこになりきる

(YESセット法という交渉法にも通じてる部分はある)

満足するまで全てをひとまず肯定した上で

「不満」が溜まった器を空にしてあげて

初めてこちらからの「返答」を受け取ってもらえる


頭では皆わかっていてもやはり冷静でないと対応は難しい

「冷静」というのは冷め切った態度のように思えるかもしれないが

お客様の心情に寄り添った温かみのある自分を

冷静な心を持って演技して作り出すことだ

ロボットになることとは違う


私も万事が万事冷静に対処できないこともあるが

人間である為 完璧でなくても良いと思っているが

プロである以上完璧は常に求めるべきものだと思っている


1日一食で食欲をコントロールできるようになったことと

瞑想によって精神を落ち着かせる方法を知り

今の仕事にも非常に役立っている


PS. 基礎代謝に拍車がかかり、1食だと身体は楽なんですがあまりにもガリガリになってしまったので今は毎日16時間断食に切り替えて、2食にしてます…

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