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2018.03.23 常磐線

春は別れの季節。卒業式を間近に控え、仙台での4年間を惜しむように日々送別会で飲んだくれていると、高校時代の知り合いから撮影の誘いがあった。連日連夜アルコールに浸っているさなかだが、午前中は空いている。快諾するやいなや、午前3時に仙台で拉致され、夜が開ける頃には福島県浪江町にいた。

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2018.03.23 浪江〜桃内
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
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2018.03.23 浪江〜桃内
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
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2018.03.23 浪江〜桃内
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

目当てはひとつ、719系である。仙台の719系も風前の灯火。常磐線全線開通の暁には置き換えられているのは目に見えていた。幸いこの年の改正を経ても常磐線原ノ町〜浪江間の車両には多くの719系が充当されていたので、それを狙いにやってきたというわけだ。天気は冴えないが、春先の枯れたロケーションならもはや仕方ないような気もする。眠い目をこすって4連の719系を撮影。そのまま原ノ町駅で突放してもらい、昼過ぎには仙台に戻る弾丸旅だった。