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ダメな自分にしては頑張っている
前職の上司は、
私が失敗するごとに
皆んなの前で
「ダメ人間」だと大きな声で言った。
失敗や恥ずかしい出来事に遭遇するたびに
「私はダメ人間だから」と、
自分で自分を陥れていくようになった。
前職在籍中や退職数ヶ月は、
「私はダメ人間なんかじゃ無い。」と、
反発した。
それでも、誰かは
「私のことをダメ人間」だと思っている。
「欠陥のある人間」
「売れない人間」
「生きていても意味のない人
私は、何に怯えている?
死にたくないのに、
死ねる場所を探している。
例えば、電車に乗っている時
最後尾の車窓から見える線路。
潰された瞬間のクシャッと感、
潰されたことがないから
痛みの想像もつかない。
あとは、高層マンション。
物理勉強してないから分からないけど、
バンジーの感覚だとしたら
死ぬ瞬間の痛みでなく
解放感と感動による気絶で
シャボン玉が弾けるように
シュワっと消えてなくなりたいという
希望の方が
あんたの秘密なんて興味ねえ
「すべて秘密は、スマホの中にある」
と頬を赤らめながら秘密を打ち明けてしまった自分の恥ずかしさよりも、私を分かって欲しいと胸の奥底から湧き出た承認欲求の煙が、
口からぽわわと浮かんで消えたのである。
「だから何?興味ないんだけど」
とは言えず。
私は、祖母が苦手だ。
根っこがしっかりしているから
自分の思い通りに周囲を動かす力がある。
その圧力に押されると
自分に負けてしまう。
流さ