もし同棲相手が「家事=女の仕事」な人だったら【真崎→ヨコ】
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平成元年生まれ 同級生女ふたりの交換日記
「人生こなれてきたけどままならぬ」
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ヨコちゃんこんにちは、真崎です。
花粉症ってツラいらしいね!(他人事)
沖縄県外に住んでた時、そういえば花粉症の友人らが毎年悲鳴あげてたわ。くしゃみ鼻水が止まらなくて箱ティッシュ持参してる人とか、目がかゆすぎて「目玉取り出して水洗いしたい」と言っていた人を見ては、苦しむ彼らには申し訳ないが(どうかこの受難が一生わたしに降り注ぎませんように……)と祈ったものです。
花粉を避けるために沖縄に住む、いわゆる"花粉移住"なる言葉もあるみたいで「人を移住させてしまう花粉のパワーすごい」と見当違いの畏怖を感じてしまいました。理由はなんであれヨコちゃんが沖縄住んだらサイコゥゥゥだぜ!
「ドキドキ=ときめき補正された性欲」なわたしとの定義差!面白いね!
確かに好きな人と交際する前後のドキドキって、ハッピー寄りの精神不安定状態って感じで心電図とったら揺れ幅どエラいことなってそうだよね。そう思うとドキドキの減少=健全な体調に戻る過程じゃん。いいじゃん(反ドキドキ過激派の主張)
わたしの定義に当てはめると「ドキドキの減少=ムラムラの減退」に直結しちゃう。異性に見えなくなった……って離れていく人の思考回路ままだわね。ヨコ定義ドキドキの穏やかな世界線がいい。
それは、ほんまにそう!(2週間ぶりn度目)
わたしの好きな作家さんの恋愛相談コラム連載を愛読していた頃、同棲してみたら、結婚したら、子どもができたら、それまで優しかった彼がモラに豹変!系のエピソードを何度も目にして震えたものです。
モラハラ警戒ガチ勢でも見抜けない擬態、わたしの節穴レーダーで太刀打ちできる気がしない。環境要因なんかで性格が後々変わる、あるいは一時的に歪むことだってありそうだし尚更ムズイよね。
そのコラムでは、擬態モラの見抜き方として
・店員さんへの態度
・子どもや高齢の方、動物への態度
・家族(特にお母さん)への態度
・自分が体調万全じゃないときの態度
あたりを観察するのがおすすめって書かれてた気がする。婚約者が豹変してしまった相談者に、彼の態度で心あたりがなかったか聞いてみたら「風邪で瀕死の自分を放置し、嬉々として夜中にポケモンGOしに出ていった」ってエピソードが出てきて笑った。モラジャッジが霞みそうなあざと可愛さ。
同棲といえば、ヨコちゃんは今の菩薩氏と同棲するときに「もし相手が〇〇だったらどうしよう」って不安に思ったことってある??
寝起きの機嫌がめっちゃ悪い、やたら友人を家に呼びたがる、靴下を裏返しで洗濯に出す、とかとか……(同棲トラブルあるあるで検索)、そういう不安を解消するための事前協議なんかも含め、もしあれば教えてください。特になければ得意な自炊メニューでも教えてください。
わたしの場合、2回の同棲時どちらも「この人が"家事=女の仕事"な価値観の持ち主だったらどうしよう」ってとこはものすごく気にしたわ。
これまで同棲した方々いずれも「料理は相手にお願いしたい」ってタイプで、思い込みの激しいわたし、心の中で「もしや前時代の民では……?」と初っ端から警戒レベル5のアラート鳴らしてた。
なので、同棲前に「ごはんを作るのは全然嫌じゃないけど家事の中では負担が大きいもの(当社比)だし、当たり前に”私の仕事”と思われたらつらい。私がごはんを作ったら貴方がお皿を洗ってほしいし、家事分担はざっくりでもいいけど負担が極端に偏る状態にしたくはない」みたいな話をして5000本くらい釘刺した記憶がある。
幸い皆さま令和に適合した優男だったので、家事分担のストレスゼロ、心穏やかな共同生活を送れています……
終
制作・著作
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作業用BGMとお笑いラジオ専用ツールになりつつあるYoutube、そもそもMVが履歴にないぞ……と思いながら遡ったら2週間前に米津玄師『KICK BACK』を流していたみたいです。ハッピーで埋め尽くして~ってラストサビの手前で米津さんが大型トラックに撥ねられるギャグ漫画みたいなシーン何回見ても笑う。
基本的にはわたしも「はいはい、いってらっしゃ~い」タイプではあると思う。同棲中の沖縄長男氏は週末だいたい飲み会で夜遅いけど、不安に思ったことは今まで一度もないかも。
前の同棲でも全くない……………こともなかったな。
初めて別れ話をしてから別れるまでの1週間、相手の言葉が全然信じられなくなって、不安で気が気じゃなかった記憶がある。相手にはもう他に意中の人がいると直感(≒被害妄想)的に感じていたし、とある日の"用事で遅くなる"の用事が完全にウソだった(こういうのって本当にウソって分かるんだね!エスパ~☆)のが決定打となって、彼への好意と肥大化した不安の狭間でメンタルぐちゃぐちゃになったなァァァ👼
わたしのヘラヘラした「はいはい、いってらっしゃ~い」は、彼の気持ちがこちらにある、あるいは他にいくつもりがない、そんな相手由来の薄氷上に成り立っているんだなと自覚できた出来事でした。
これ、長期の同棲で失われつつあった「相手が自分なことを好きかどうかの不安定さ」の再来だよね。たしかにドキドキしたな。というか不安過ぎてガチの胃痛と手足のしびれに襲われたな。
やっぱりあんなドキドキはいらない……ヘラヘラと「はいはい、いってらっしゃ~い」ができる地味で平穏な日々を愛していきたい……(反ドキドキ過激派の主張)
【ついでに日記的なもの】
同年代女子のおすすめ投稿を見て購入した、婚活男女のミステリ小説『傲慢と善良』を読了しました。婚活で出会う相手をナチュラルにジャッジする自分、の、奥底にある自意識が鋭い洞察と的確な語彙でグログロに解体されていくサマには吐血を伴う痛快さがあり、展開の意外性もあって読む手が止まりませんでした。けっこう分厚めなのに一気読みできちゃう面白さなので、もし読みたくなったら6時間は溶かすつもりで手に取ってネ☆
真崎
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