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『サラブレッドの生物学』がJRA競馬博物館でも展示~

 東京競馬場(東京・府中市)内にあるJRA競馬博物館で,特別展『白毛図鑑』が2023年11月4日(土)から2024年2月18日(日)まで開かれています。ここ数年,G1レースで活躍目覚ましい白毛の馬をフィーチャーした展示会です。
 白毛馬の代表格が,2021年4月11日の桜花賞で優勝した「ソダシ号」。展示会場正面に,ソダシ号の実物大模型が置かれています。1階の第1会場,2階の第2会場と,白毛馬の活躍場面や白毛の秘密などが解説されています。
 この会場で,2023年11月発行の遺伝いきものライブラリ③『サラブレッドの生物学』の案内ポスターと試読本を展示しています。第1会場の入口正面に机が設置されています。本書の表紙は特別展でも中心的存在である「ソダシ号」です。
 また,同競馬場にある3つのターフィーショップのうち,両翼にある2ショップで,『サラブレッドの生物学』を販売しています。

ターフィーショップでの販売風景


 11月19日(日)12:30~13:30には,本書監修の戸崎晃明先生(競走馬理化学研究所)による講演会も開かれます。
 JRA競馬博物館は入場無料ですが,東京競馬開催日は,競馬場への入場料(200円)が必要です。また,休館日は月曜,火曜(12月~2月は金曜日も休館日)となっています。中央競馬開催日は,JR府中本町駅直結の西門や,京王線中央競馬場前駅直結の正門から入れますが,平日は,京王線東府中駅が最寄りとなる東門のみが開放されます。詳細は,JRA競馬博物館のWebサイトをご参照ください。

マップ:博物館とターフィーショップの位置

 オススメは,ぜひ土日のレース開催日に行っていただき,レースの様子やパドックの様子とともに会場の雰囲気を味わっていただきたいところです。広い芝生や子ども広場,乗馬体験などもでき,親子連れでも楽しむことができます。新型コロナ禍がようやく下火となり,多くの人が競馬場に来られるようになりました。普段なかなか接することのない馬を楽しむいい機会として,博物館にもぜひ足を運んでみてください。1日中,楽しめること請け合いです。

                       (大西)<2023.11.11>

東京競馬場
遺伝(いきものライブラリ③『サラブレッドの生物学』

(販売サイト)遺伝いきものライブラリ3
サラブレッドの生物学(seibutsu-kagaku-iden2)