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メキシコ→スペイン→京都在住。働く母。見聞きしたこと・考えたこと、子育て、映画、読書、…

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メキシコ→スペイン→京都在住。働く母。見聞きしたこと・考えたこと、子育て、映画、読書、美容について。私にとって欠かせないないものは、文章を書くこと、人と話すこと、歩くこと。

マガジン

  • 読んで、見て、聞いて

    読む、見る、聞く etc.して考えたこと。よかったものはなぜよかったのか考える。つまらなかったものは自分だったらどう作るか考える。本、映画、音楽、展覧会…

  • 美しくなる

    心身の美容と健康にまつわることについて考えた。化粧品、ワークアウト、よい食べ物。専門知識はありません。

  • どれでもないこと

    ほかのマガジンからはもれたnote。

  • ちいさいひとたちと

    子どもとの関わりにおいて、「見ること」を大事にしたい。なにしてる?どんな顔してる?なに見てる? このマガジンには、その振り返りを中心に、子育て記事をまとめていきます。 ちいさいひとたちは、10才と5才。

  • 京都にて

    京都暮らしで出会ったもの・こと

最近の記事

2024.5. 見たもの読んだもの

【本】 ・SNSの哲学 戸谷洋志 「SNS上の自分は、実際の自分とイコールではない」という一節が印象に残った。そういう心構えなら楽しめるのかも。 ハイデガーの引用も興味深い。「同じ日常が繰り返すとみんな思っているけれど、本当は、人間はいつも別の生き方の可能性に開かれている」という内容。 そういえば、ちょっとだけ似たことを、数年前に私も考えた。「今日と同じ明日が来るって、みんな思ってるけど、そうとは限らない。生きてるって本当はもっとダイナミックで、未知の可能性に満ちているんじゃ

    • 昨日の雨が上がって、爽やかな鴨川。水量はかなり増えてる。この世の隅々まで照らすような日差し。

      • 出町のお漬物屋さん「田辺宗」の、漬物寿司。チーズの味噌漬けと、イチジクが意外でおいしかった。生麩の揚げたのは味噌塩をつけて食べる。

        • 5月なのに、「寒いですねぇ」が挨拶。昨日から今朝は寒かったなぁ。 温かいものが食べたくて、ぎをん小森のぜんざい。小豆が舌の上でほろっと崩れる。白玉もやわやわで、ほっとする味。 一緒に行った母が食べてたのは抹茶パフェ。私はぜんざい派。

        2024.5. 見たもの読んだもの

        • 昨日の雨が上がって、爽やかな鴨川。水量はかなり増えてる。この世の隅々まで照らすような日差し。

        • 出町のお漬物屋さん「田辺宗」の、漬物寿司。チーズの味噌漬けと、イチジクが意外でおいしかった。生麩の揚げたのは味噌塩をつけて食べる。

        • 5月なのに、「寒いですねぇ」が挨拶。昨日から今朝は寒かったなぁ。 温かいものが食べたくて、ぎをん小森のぜんざい。小豆が舌の上でほろっと崩れる。白玉もやわやわで、ほっとする味。 一緒に行った母が食べてたのは抹茶パフェ。私はぜんざい派。

        マガジン

        • 読んで、見て、聞いて
          99本
        • 美しくなる
          27本
        • どれでもないこと
          33本
        • ちいさいひとたちと
          28本
        • 京都にて
          7本
        • en España
          39本

        記事

          「人間とほかの動物の違いは、人間は自分がいつか死ぬと知ってるってこと」だと今まで思っていた。 でも、動物だって死を予期しているからこそ、危険を素早く察知して逃げたり、子孫を残そうとしたりするのだと思う。 むしろ、人間は「死について疑問を持つ」。それが動物との違いかもしれない。

          「人間とほかの動物の違いは、人間は自分がいつか死ぬと知ってるってこと」だと今まで思っていた。 でも、動物だって死を予期しているからこそ、危険を素早く察知して逃げたり、子孫を残そうとしたりするのだと思う。 むしろ、人間は「死について疑問を持つ」。それが動物との違いかもしれない。

          2024. 04 見たもの読んだもの

          【本】 ・悲しみよ こんにちは フランソワーズ・サガン 高校生の時に読んだ本を再読。 ・ユーチューバー 村上龍 つまらない。なぜだろう。 中心人物である小説家が、自己中心的な老人だからかもしれない。 「自分は自由だ」と言うのだけど、小説家で成功していて独身で愛人のいる人物が自由でなくてなんなの? 本当に自由を体現するのは、抑圧されたり、制限されたりしながら、心の柔軟さを失わない人だと思う。 お金で快適さを手に入れ、自分の好き嫌いのままに暮らし、ネットで見た動画についてのつま

          2024. 04 見たもの読んだもの

          今日の鴨川。桜は六分咲きくらい。 風もなく、おだやかな午後。眠くなりそう…

          今日の鴨川。桜は六分咲きくらい。 風もなく、おだやかな午後。眠くなりそう…

          2024.03 見たもの読んだもの

          備忘のため、読んだり見たりしたものをメモしていきます。 なるべく感想も。 3月15日記録開始。 【本】 ・男同士の絆 イギリス文学とホモソーシャルな欲望 イヴ・セジウィック ホモソーシャルって言葉について、改めて原点を学ぼうと思い読んだ。 世の中そうだったんだなぁ、といろいろ納得。文芸批評だけど、私には実践的な内容だった。 それから、映画『アラビアのロレンス』のモデルのT. E. ロレンスが引用されていた。そんな文章を書いているとは知らなかった。 ・心にしみる皮膚の話 大

          2024.03 見たもの読んだもの

          長期休暇の恒例で、子どもたちが私の実家に行った。10日間、夫と私だけ。時間がゆっくり過ぎる。家が広く感じる。空白がある。 今日は夫と仕事終わりが近くだったので、荒神橋の近くのうどん屋で夕飯にした。平日の夜の寄り道も、大人だけの時の楽しみ。あったかくて、心も身体も満たされる味だった

          長期休暇の恒例で、子どもたちが私の実家に行った。10日間、夫と私だけ。時間がゆっくり過ぎる。家が広く感じる。空白がある。 今日は夫と仕事終わりが近くだったので、荒神橋の近くのうどん屋で夕飯にした。平日の夜の寄り道も、大人だけの時の楽しみ。あったかくて、心も身体も満たされる味だった

          春めいたお天気に誘われて、気になってたカフェ”farmoon”へ。銀閣寺周辺。 トッピングの豆もおいしい豆花🌸

          春めいたお天気に誘われて、気になってたカフェ”farmoon”へ。銀閣寺周辺。 トッピングの豆もおいしい豆花🌸

          お母さんの請求書

          お母さんの請求書。 そんなタイトルのエピソードが、小学校のころの道徳の教科書にあった。 去年、息子が「学校の授業で、“お母さんの請求書”っていうのを読んだよ」と言うので、「今も同じのあるんだ」と驚いた。 あらすじは上のリンクが参考になると思う。 私としては、子どものころも、今思い出しても、少し腑に落ちなかった。 そのお母さんの行動は、少し意地が悪い気がする。 息子が書いた、手伝いに対する手間賃の請求書なんて、かわいいものじゃないか。お母さんがそれに対して「家事0円」の請求

          お母さんの請求書

          人が言うことと、心の中にあることは、一致しないなぁと感じる。特に、声高に叫んだり繰り返し主張してる時はそう。本当に感じていることを隠すために、別の話をしてる。 言葉に表されない心の中のことが、私は気になる。 今週は指先に星空。ネイルしてる時はあれこれ考えず没頭できる。

          人が言うことと、心の中にあることは、一致しないなぁと感じる。特に、声高に叫んだり繰り返し主張してる時はそう。本当に感じていることを隠すために、別の話をしてる。 言葉に表されない心の中のことが、私は気になる。 今週は指先に星空。ネイルしてる時はあれこれ考えず没頭できる。

          悲しいというのは、なにかを失った、という気持ち。 さみしいというのは、なにかが欠けている、という感覚。 少なくとも、私にとっては。 さみしいのは、なにかを求めている(のに、得られない)ということだから、積極的な気持ちでもあると思う。

          悲しいというのは、なにかを失った、という気持ち。 さみしいというのは、なにかが欠けている、という感覚。 少なくとも、私にとっては。 さみしいのは、なにかを求めている(のに、得られない)ということだから、積極的な気持ちでもあると思う。

          今日も鴨川散歩。日差しが気持ちよくて、手袋を外しても平気。ネイルのビジューがきらきらしてうれしくなる。 春にならないかな…、というのは気が早いかな。

          今日も鴨川散歩。日差しが気持ちよくて、手袋を外しても平気。ネイルのビジューがきらきらしてうれしくなる。 春にならないかな…、というのは気が早いかな。

          映画備忘 年末年始編

          年末年始、大人だけで過ごしたので、毎日映画を観て本を読んでいた。 『ブレージング・サドル』メル・ブルックス 1974年 特に、映画セットに乱入してからの展開がおもしろかった。映画(作りもの)と現実がごちゃまぜになっていく感じ。 『雨月物語』溝口健二 1953年 セリフの日本語は、今はもう忘れられた言葉遣いで、私はそういうのが大好き。自分も使いこなせたらいいなぁと思うけど、今のところは聞くのが好き。 『祇園の姉妹』溝口健二 1936年 花街が舞台のストーリーは、最終的には

          映画備忘 年末年始編

          小晦日の京都

          遅めにベッドから出たら、外は太陽の光がきらきらして、暖かそうだった。 夫と散歩に行くことにした。 子どもたちが一足先に帰省して大人だけなので、いつもより遠くまで足を伸ばせる。 住宅街を抜けて、熊野神社の脇に出た。 境内のあちこちに、八咫烏のモチーフがある。賽銭箱の上の屋根には、象や獅子の彫り物もある。動物がいっぱい。 お参りした後、丸太町通を鴨川に向かって進む。 鳴海餅店の前を通りかかる。 餅米を蒸すせいろや浅い木の箱(なんと呼ぶのだろう)がいくつも積み上げられている。

          小晦日の京都