死刑制度の是非について考えよう

袴田さんの再審請求の審理が始まったせいか、「報道特集」で死刑制度の是非、残虐性について報道していた。

被害者や家族の心情からすれば

私はそのような被害にあっていないので意見を述べることに不適任かと思いますが。『犯罪の重さによっては死でもってその罪を償うことも必要か』と死刑囚がその判決を受入れていなければ、国家による殺人だ思います。死刑執行の告知の方法や死刑の方法を聞かされても納得できないと思います。
被害者がどれほどの恐怖を感じたり、痛みを感じたかを晴らすために早く執行してと思う気持ちを先延ばしにされるのは何度も痛みを感じますね。
若い女性が暴行を受け、生きたままドラム缶に入れられて、その上からコンクリートを詰め込まれた事件の母親のコメントを聞いたことがありますか?

死刑制度の是非や残虐性について話す人のノー天気に呆れる

ある人は「絞首刑は執行された後10数分間、吊るされたままで放置することは残虐であり、即死(?)する薬物の投与に変えるべき」とノー天気なことを言っているが。そんな薬物がないことは米国の執行状態を撮影した映像で明らかです。
対比として死刑判決を免れて無期懲役刑の判決を受けた人は30数年間も刑務所に収監されないと放免されないことも残酷な刑とも言えます。
一番ノー天気な人は法務大臣ではないだろうか? 現在、死刑判決を受けても1000人を超える人が刑務所で死の宣告を待っていることに法務大臣は何を感じているのだろうか? 数例の冤罪が明らかになったので執行命令書に署名できないのだろうか?? 上川元法相は淡々と『仕事ですから、署名しました』と。

死刑囚の立場に立てば

三回の審理を経て死刑判決を受けた人の立場を考えると
①死刑囚本人が死刑判決でしか罪を償えないと納得していることを確認した後に執行すべきだと思うが。
②以前は執行前日に通告していたが、通告された死刑囚が自殺した事案を受けて執行直前に通告することにしたと報じていた。罪を悔いていない死刑囚が動揺したのか?? それにも増して自殺する手段を見逃した刑務所の体制や如何です。

余計なことですが!!!

死刑執行のボタンを押した刑務官に手当てが支給されるがこれは不要なストレスを与える感ありです。自衛官は緊急事態(戦時)に陥ると敵を射殺することをするがこの行為に対して手当てを支給する心算か???




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