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全体像を把握することからスタートする

少し前から、娘(中1)がフランス語を習いたいと言っていて、最近になって一緒にYouTubeで動画を探していたのだけど、たまたま見た動画がすごく良いことを言っていてハッとしたので書き留めておきます。


初心者向け文法を一気に解説‼︎フランス語ってこんな感じを理解して、最速でマスターしよう!【フランス語A1初心者向け】

フランス語学習の初心者向けに、文法の全体像を解説している動画。

この動画では、フランス語の学習を「家を作る行程」に見立てて、「細かい文法の解説に入る前に、まずは設計図を見ること=文法の全体像を把握することが大事だ」と言っています。

フランス語の学習は「家を作る行程」と似ている。

家を作る行程
1.設計図を見る=文法の全体像把握
2.柱を建てる=基礎文法、単語の理解
3.壁や床を作る=理解したものを身につける

この考え方って、フランス語学習に限らず、いろんなことに通じるなー!!と見てる途中から一人でワクワク。

私もフランス語はまったくの初心者だけど、40分余りの動画を見終えた時には、なんとな〜くフランス語の作りとか、今後こういうことを覚えていかないといけないのね、とかがわかるようになっていました。

今まで習ったことのある英語や韓国語とは全然違うな。主語によって動詞も名詞も形が変わるし、その活用も規則性がないものが多いみたいだし、とにかく覚えることがたくさんあって大変そう。そこは腹を括らないといけないな。ただ、よく使う単語からまずは攻略していけばよさそうだな。

などなど。正体のわからない敵に挑むような状態から、ちょっとは輪郭が掴めたことで安心感を覚えました。(あくまで勉強するのは娘ですが)

一緒に見ていた娘も「大変そうだー!」と同じような感想を持ったようで、少し怯んだ様子も見せていましたが、一生懸命メモを取っていました。

写真の勉強に例えるならば

全体像を把握してからスタートするのは何事においても大事。

私が写真の仕事をしているので、写真(カメラ)の勉強で考えてみても、それは同じだと思いました。

1.設計図を見る(全体像の把握)=写真を撮るしくみ
2.柱を建てる(ポイントを押さえる)=操作するポイントの理解
3.壁や床を作る(理解したものを身につける)=実際に撮る練習

「こういうふうに操作したらこう撮れるよ」という2.の話から入ってしまうと、何か他の条件が変わった時に対処できなくなってしまい、途中で頭が迷子になってしまうことがあります。

私もそうでした。

最初、独学で本やネットでちょくちょく調べながら撮っていたときは、今思えば断片的な知識しか得られていなかったように思います。全体が繋がっていなかったというか。

自分が操作してるところが結局何に繋がってるのかわかってなかったので、「同じようにやってるのに上手く撮れないな〜」ということもありました。

だけど、写真教室に通って「全体像」というところを押さえてからは、飲み込みがスムーズでした。

写真とは、「光(photo)の絵(praph)」。
どんな光をどれだけ取り込むかで写真が作られる。

光をコントロールする要素は3つある。
・絞り
・シャッタースピード
・ISO感度
まずはこの3つを押さえましょう。

という具合に。

大人の勉強はまずは全体像を把握しよう

学校教育だったら、きっちり段階を追ったカリキュラムが組まれていて、そのための時間も十分に確保されているので、従っていればある程度の習得は可能でした。

だけど、大人になってからの勉強はそれとは違います。

まず、絶対的に時間が少ない!!

限られた時間の中で何かを習得するとするならば、効率よくやらないといけません。

その点においても「全体像を把握する」ことは欠かせません。

また、「全体像が見えている人から教わる」ということも大事になってくるんだろうなと思いました。

娘が今後、フランス語の学習をどのように進めていくのかは決まってませんが、YouTubeで続けるにせよ、どこか教室に通うにせよ(こんな田舎にあるのか。。。??)、全体を把握する力のある先生につければいいなと思います。

今日も読んでくださりありがとうございました。

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