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大人の階段昇るのを全力で応援したい。

美容に目覚めた小六娘

「スキンケアってどうやるの?」
「ママが初めてお化粧したのはいつ?」
「日焼け止めを買ってほしい」
「グリッターってなに?」

最近、小学六年生の娘に頼まれたり聞かれたりしたこと。そう、彼女はいま「美容」に目覚めたのです。

きっかけは本屋で買ってあげた「ニコ☆プチ」という小中学生向けのファッション雑誌だったり、家の本棚に置いておいた「メンタル強め美女白川さん」という漫画だったり。どちらも私が与えたきっかけです。

それまでは与えられた服を適当に着ていたのに、雑誌を見て「自分の好みの系統」を知り、お正月にはショッピングモールで初めて自分で選んだ服を購入。朝はきちんと洗顔して、オールインワンのクリームで手入れも忘れずに。ニキビができたら大慌てで、皮膚科に行きたいと申告してきたり。

我が娘ながら、可愛らしい。応援したくなります。

自分の子供には、そのときの興味に全力で進んでほしいって思っています。

大人の顔色を見すぎた子供時代

私自身はというと、大人の顔色を見ていろいろと物事を判断していたような子供でした。なんとなく親の前では「いつまでも子供でいること」が、親を安心させることだと思っていました。

だから、お化粧とか年相応に興味が湧いていたけれど、親の前ではそれを出せない、訳もなくブレーキがかかってしまう感覚がありました。そういえば、下着を買ってほしいというのもなかなか言い出せなかったな。

大人の階段昇るのを全力で応援したい

その反動なのか、自分の子供には私の顔色をうかがってほしくないという気持ちが人一倍強いです。大人になって巣立っていくことは親としての喜びだということを、いろんな形で伝えています。

なので、娘が美容に興味を持ち、どんどん大人の階段を昇っていくようすを見ているとすごくうれしい。そして私のことを一人の大人の先輩として頼りにしてくれてるのも、なんだか小っ恥ずかしいけどうれしい。

メイクに関しては私は疎いので、聞かれても知らない用語もあったりして、毎度ググってなるほど!ってなっています。娘のおかげで私もレベルアップする機会をもらっています。ありがたい。

きっとそのうち娘に教えてもらうことの方が多くなるのかもな。それも楽しいだろうな。

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