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「自己実現」と「他者貢献」の交わる先に、自分の「あり方」を見つめる《「ジブンの社名を見つけよう」ワークショップに参加して》

どうも、「株式会社あえて」です

ええ!急に法人化!?と思われた私の知人・友人の方、すみません。これは架空の会社名です。

先日、「ジブンの社名を見つけよう」というワークショップに参加しました。それで生まれたのがこの社名。

このワークショップは、自分をひとつの会社に見立てて社名をつけるのがゴールです。そのときのポイントが「自己実現」と「他者貢献」が交わることばから社名を導き出すということ。

なぜ「あえて」という社名になったかの解説は後半に譲るとして、めちゃくちゃ面白いワークショップだったので、その内容をシェアします!


「ジブンの社名を見つけよう」ワークショップ概要

このワークショップはストアカで開催されています。

講師

講師の武内伸雄さんは、プランナー・講師・ファシリテーターなど様々な肩書きをもっておられ、「突破計画」という屋号で活動されています。

プランナー・ファシリテーター・講師として活動するフリーランス|「あり方を整える」と「やり方に落とし込む」の両輪で個人・組織の突破をサポート|思考の整理、言語化・可視化、ビジョン策定・浸透、事業の建て付け、ワークショップ・セミナー、イベント制作、各種デザイン|社会問題を解決する目的の「シリアスゲーム」開発コーディネート

https://potofu.me/takeuchinobuo

上記のようにお仕事内容も多岐に渡っておられ、「思考」を武器にいろいろやってる方なんだなぁという印象です。かっこいい。

内容

このワークショップでは、ワークシートを使って自分を棚卸ししていき、出てきた言葉を言い換えたりくっつけたりしながら整理して、「社名」を導き出していきます。

その時のポイントが「自己実現」「他者貢献」という二つの視点。

会社というからには独りよがりではダメだし、逆に相手ばっかり大事にして自己犠牲的になるのもいけません。

どんな価値を届け、どんな価値をもらうのか?

自己実現と他者貢献をぐるぐるぐるぐる循環させながら自分も相手も幸せになっていく形が理想。

また、自分のありたい姿を先に名付けてしまって、それを目指していくという考え方もあります。

社名をつけるということは、「自分が社会においてどうありたいのか」を考えることでもあるのです。

脳に汗をかく!

ワークでは、限られた時間の中で、過去から未来、具体から抽象、、、と忙しく頭と手を動かします。

時間を区切って4分間。さらっと書けるときもあれば、焦って焦って時間ギリギリでやっとこさ絞り出した!という時もありました。出てきたエピソードが地味すぎて、え?なんでこれ?と後で思ってしまうものも中には。

このワークショップでは、全体的に「時間的制約の中で今出せるものを出す」ことに主眼が置かれていました。

なので、もし時間をかけて思い出したらもっと立派なエピソードが出てきたかもと思いつつも、今これがふと浮かんだことにも意味があるかも!と思うことができました。

時間内に自己決定する

最後、社名を決める時も、「絶対に時間内に決めてください」という約束事が言い渡されました。

10分ほどの時間が渡され、それまでワークで出てきた言葉をあーでもないこーでもないとこねくり回していたのですが、全然まとまらない。。。

「残り1分です」と言われた時点で、「え!もうこれしかない!」と慌てて出てきたのが『あえて』という社名でした。

このときの気持ちは、とりあえず形になった!というスッキリ感。時間内に自己決定するという爽快感を味わうことができました。

今この瞬間の「あり方」

ワークショップ中は、「あくまで今、時間内に出した答えです」と強調されていました。

それはつまり、「あり方」は常に変化していいものだ!ということ。

一生変わらない「あり方」を探すのではなく、今この瞬間の「あり方」を決める。

一生使える答えを見つけようとするとなかなか決められないけど、今この瞬間で良いのなら決められます。

そして、軸が定まるとぱっと視界が開けた感覚がありました。

思考のフレームワーク

最後に、ワークで使った思考のフレームワークを解説してくださいました。

まるで答え合わせのような時間。ワークで出した結果にも納得感が持てました。

私は考えることが好きなのですが、それゆえに深みにハマってしまうことがあります。考えて考えて抜け出せない。なかなか決められないループです。

でも、フレームワークを知っていれば、短時間で中身のある思考ができそうだなと感じました。考えすぎる私のような人間には大いに助けになりそう。これに関しては知識をつけていきたいと思いました。

社名「あえて」の意味

なぜ、社名を「あえて」にしたのかを解説します。

「自己実現」の軸
・お金で買えるものを、あえて一から作ってみる
・やるべきことが溢れる中で、あえて楽しい遊びの時間をとってみる

「他者貢献」の軸
・「あなたに会えてよかった」を形にしていく

過去を振り返ってみると、無意味だったり非効率かもしれないけど自分が楽しいと思えることをやっているときに充実感を感じられていました。

例えば畑で野菜を作ること。収穫したさつまいもで干し芋を作ったこと。梅干しを手作りしてみたこと。コーヒー豆の焙煎。チョコレートをカカオ豆から自作。可愛い模様の紙で封筒を自作。シールを自作。机や棚をDIY。

他者貢献の軸では、目の前の人たちと出会えたことを心から喜び、それをどうにか形にして残したい、伝えたいという思いで動いていた時に、結果として他者にも喜んでいただくことができていました。

例えば保育園の謝恩会での記念DVD制作。子どもたちの5年間の成長を感じさせるコンテンツ、その時点の姿を残すインタビューコンテンツ、そしてサプライズネタも仕込み。そのときの子供はもう中高生になったけれど、今だに会うたびに感謝を伝えられます。

「あえて」という言葉がそれらをつなぎあわせて私の「軸」にしてくれました。

さらに、ワークショップ内で社名を発表したとき、講師の武内さんから「『和える』という意味の「あえて」もありそうですね!」と素敵なフィードバックをいただきました。

他者と出会っていくことで、なにか化学反応が起こっていく。自分と他者が混ざっていくという意味での「和える」。

それを聞いて、まさしくそんなふうに生きていきたい!!と思い、ゾクっとしました。

こんな人におすすめ

「ジブンの社名を見つけよう」ワークショップはこんな人におすすめです。

  • 自分の「軸」を見つけたい方

  • 屋号をつけたいと考えている方

  • 思考のフレームワークを知り、体験したい方

ピンときた方はぜひ参加してみてくださいね。

今日も読んでくださりありがとうございました。

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