こまちび

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親の老後どう向き合う①。      優しいとはどういうことなのか?

こんにちはこまちびです。 今日は、「親の老後どう向き合う①。優しいとはどういうことなのか?」についてお話します。 親はいつまでも若くない。 ぼくの母ちゃんは30代から父ちゃんの介護をしていました。 仕事と介護を両立した。それは立派な人だ。 かあちゃんは死ぬほど働き、死ぬほど父ちゃんの介護をしていました。 そんな、かあちゃんも気づけば70代。いろいろ体にガタがでてきたわけですよ。そりゃそうだ。母ちゃんはぶっ倒れるまで体の不調に気づかない人。(気づいていても言えなかったのだ

    • どうして大声をあげるのですか?

      車いすに座った認知症高齢者が「おお~い」と叫んでいる風景。 病院や施設で働いている人ならすぐにイメージできるでしょう。 あなたならどんな対応をしますか? すぐに駆けつけ「どうしましたか?」と優しく接する対応。または、目線を合わせず、あたかもその呼びかけに気づかないふりをして去っていく対応もあるでしょう。(後者は悪い例ですよ) 一体、何が正解!認知症ケアに悩める人たちは考えているでしょう。    ケア対応を考える前に、なぜそれが起きているのかを考えるのが基本です。 この

      • 認知症と診断されたから認知症?

        認知症は、現在でも根治困難な病気です。正確に言えば、認知症は症候群です。なので、認知症をもたらす病気で発症し、症状がでると進行していくといった方が正しいです。 治らない認知症はそのまま放置していいのでしょうか。そうではないですよね。認知症を早期で発見することは様々なメリットがあります。 このお話はそんな早期に認知症を発見したAさんの物語です。 Aさんは若くに夫を亡くし、子供もいないため独居生活です。しかし、Aさんの周りには友達が沢山いて日々の生活を楽しんでいました。

        • やるべきことはわかった。問題は、どのように動けばいいのかだ

          どうしたら行動にうつせるのか? ぼくは看護師です。認知症看護認定看護師という資格を保有している認知症大好き看護師です。常に、認知症についての知識を深めようとアンテナをはっています。研修にも積極的に参加しています。 ある研修に参加しました。認知症の内容も、講師の話術も本当に素晴らしいものでした。「なるほど、なるほど」とすぐに実行に移したいと考えました。 その時、あることが脳裏に浮かんだんです。これは質問しなくていけないと思わず質問してしまいました。 「とてもすばらしい講

        親の老後どう向き合う①。      優しいとはどういうことなのか?

          病院飛び出した認知症看護認定看護師は負け組か、勝ち組になれば良いだろう

          SNSでよく認知症看護認定看護師(以後DCNとする)を目指しています。今年から学校に行きます。という報告を受けます。そのような報告をうけるたびに嬉しく思います。看護師が目指すべきキャリアプランには必ずと言っていいほど、認定看護師が上がってきます。さらに上位互換には専門看護師という資格もあります。(ここでは認定看護師、専門看護師の説明は長くなるので伏せておきます。) ちょっと待ってください。さきほど説明は伏せると言いましたが、ぼくの保有するDCNとは何ぞやということだけは簡単

          病院飛び出した認知症看護認定看護師は負け組か、勝ち組になれば良いだろう