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【2024年】12球団新外国人選手リスト

2023年オフに契約合意となった新外国人選手のリストです。球団別に分類してありますが、国内移籍選手/育成契約選手は対象外とさせて頂きます。随時追加を予定。※リストは23シーズン成績順

※noteの仕様上、動画の画質の劣化と音ズレがあります。高フレームレートでのご視聴は該当ツイートをクリックして頂き、Twitter上でご覧ください。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。


阪神タイガース

ハビー・ゲラ(28) RHP

今季はMILの40人枠入りもTBRへトレード。並外れたハードボールが魅力のパワーリリーバー。将来のゴールドグラバーと評されたSSから、投手へコンバートされた野球センスの塊。低被打率/被バレル%に秀でた不沈艦。球種によりアームアングルにバラつきがあり、コマンド難が大きなネック。


広島東洋カープ

トーマス・ハッチ(28) RHP

今季もTORとマイナー契約。超高回転のファストボールに粒揃いのレパートリーをバランス良く織り交ぜるパワーアーム。コントロールが安定してしるため大崩れせず、ゲーム纏め上げるスキルに長ける。失投による被弾癖と平凡で打ち辛さのない投球メカニクスが△。


テイラー・ハーン(28) LHP

今季はTEXと年146.25万ドルの契約。クリーンなデリバリーから、キレのある快速球を捻じ込むパワーアーム。マネーピッチを兼ねる鮮烈なファストボールが絶品。変化球の質がもう一つで、逆玉が多くコントロールに苦心。対左に抜群に強く、スターター起用も○。稀有な左の剛腕。


ジェイク・シャイナー(28) 3B/1B

今季はSEAとマイナー契約。ビルドアップされたフレームから力強いラインドライブを広角に打ち分けるミドルヒッター。クセのないスイングで右方向に長打を放てる点が魅力。確かなゾーンコントロールを誇るも、コンタクトスキルに粗さが残す点が課題。守備レンジ/ハンドリング共に大きな穴はないとの評。


マット・レイノルズ(32) IF/UT

今季はCINとマイナー契約。ゾーンコントロールに長けたアプローチの良いスプレーヒッター。大技小技をこなすマルチタレントなオールラウンダーも、ややパワーレスで器用貧乏な側面。守備範囲は広くないがライフルアームが〇、柔らかなハンドリングと基本に忠実なフィールディングに定評。続報に期待。


横浜DeNAベイスターズ

アンドレ・ジャクソン(27) RHP

今季はLADの40人枠入りもPITへトレード。伸びのある快速球を操るプロスペクト。奪三振力に優れ、抜けの良いサークルチェンジとシャープなスライダーを織り交ぜる。超高速の牽制スキルを誇るも、コマンドがややアバウトでクイックに課題。秘めたるポテンシャルはエース級。ローテの柱へ大化けの期待大。


アンソニー・ケイ(28) LHP

今季はCHCとマイナー契約、DFA後NYMを経てOAKへ。ハイスピンレートのファストボールで圧倒するパワーアーム。レパートリーの全てが上質も、コントロールのバラつきがネック。奪三振力に秀でるためセットアッパー起用はもちろん、スターターへ再転向も〇。


ローワン・ウィック(31) RHP

今季はCHCとマイナー契約。球持ち/アームアングルに優れた、良質な投球メカニクスを誇るパワーリリーバー。縦に割れるナックルカーブとスイーパー軌道を描くスライダーのコンボが強烈。驚異的な奪三振力を備え、クイックも可能。対左に有効な球種を欠き、失投の多さとコマンド難がネック。


読売ジャイアンツ


東京ヤクルトスワローズ

ミゲル・ヤフーレ(25) RHP

今季はPITとマイナー契約。粒の揃った多彩なレパートリーを器用に投げ分けるプロスペクト右腕。安定したコマンドで緩急を上手に使いミスショットを誘発、ゾーン全体を広く使い切るハイフロア型。速くはないがクイック可能。現時点でのローテの柱は期待薄も将来性は〇、バックエンドスターターが適任。


ホセ・エスパーダ(26) RHP

来季はSDPとマイナー契約を締結済も、12月13日付で不自然なリリース。抜群のアームアングルを誇る、奪三振力〇のスウィングマン。腕を振り切る投げっぷりの良いデリバリーから、綺麗な快速球と縦に割れるスライダーのコンボが魅力的。柔軟な起用法を探るとのこと。トレードマネーを支払い済の可能性。


中日ドラゴンズ

アレックス・ディッカーソン(33) OF

今季はMEXリーグでプレー。アベレージとパワーをバランス良く両立したスラッガー。左右不問で大きな穴がなく、抜群の安定度を誇るヒットツールは折り紙付き。クイックネスを欠き、アーム/守備レンジ共に△の為、DH起用も視野に。実力的にも緊急補強にこれ以上ない逸材も、全盛期を過ぎており衰えが不安。


オリックス・バファローズ


アンダーソン・エスピノーザ(25) RHP

今季はSDPとマイナー契約。全てのレパートリーを同一モーションで投げ分けるスキルフルな右腕、リリーフ時は平均151km/hをマーク。投球リズムが単調で、打ち辛さのない点が△。17年のTJ術によりバリューダウン、繊細なコマンドと圧倒的な球速を失ったが、NPBへのアジャストでバウンスバックを期待。


アンドレス・マチャド(30) RHP

今季はWSNとマイナー契約。フルエフォートなデリバリーのハードボーラー。粒の揃った上質なレパートリーを同一モーションで投げ分ける剛腕。球持ちは良いが、アームアングルを欠く平凡なメカニクスの為、打ち辛さのない点が△。NPB球へのフィット次第で難攻不落のセットアッパーの可能性。

コディ・トーマス(28) OF

今季もOAKとマイナー契約。圧倒的なフィジカルポテンシャルを誇る、アスリート型の長距離砲。球場不問な別格のパワーツールが魅力的もコンタクトツールが大きなネック。CFで起用可だが両翼起用がベター、抜群のスプリントと正確なルート取りで広大な守備レンジをカバーするディフェンダーとの評。今オフはマイナーFA見込み。


千葉ロッテマリーンズ

ジュニオール・フェルナンデス(26) RHP

今季もSTLとマイナー契約。ハードボールが魅力のドミニカンリリーバー。球持ち/アームアングルを両立した、理想的な投球メカニクスを誇るパワーアーム。剛腕でありながら、高速クイック/可変アームアングル/2段モーションを不意に交えるスキルフルな一面。アバウトなコマンドがネック、出力を抑えることで改善の可能性。


ジミー・コルデロ(32) RHP

今季はNYY開幕ロスター入りも、DV規定違反によりサスペンデッド。鮮烈な軌道を描くハードシンカーで捻じ伏せるハードボーラー。21年のTJ術から完全復活。驚異的なウイングスパンを活かした、抜群の球持ち/アームアングルを誇るメカニクスが◎。支配的なクローザーの可能性を秘めたパワーリリーバー。


ジェームズ・ダイクストラ(33) RHP

今季は米独立ATLLでプレー。天性のビッグフレームを活かした、抜群のアームアングを誇るスウィングマン。デセプションに優れたデリバリーから、縦に腕を振り切れるハードボーラー。ハードボールとムーブメントの大きな縦スライダーのコンボがベース。コマンドが不安定で、ゾーン中心に集まるため痛打されるケースが多いとの評。起用法不問ながら、まずはスターターでの起用を見込むとの報道。

福岡ソフトバンクホークス


東北楽天ゴールデンイーグルス


埼玉西武ライオンズ

アルバート・アブレイユ(28) RHP

今季はNYYの開幕ロスター入り。凶悪なハードシンカーが魅力の100マイルボーラー。シャープなスライダーとハードボールのコンボで打者を圧倒、対右キラーとしても一級品のパワーリリーバー。コマンドがアバウトで、ファストボールがゾーン中心に集まる点がネック。上質なセットアップ/クローザー候補。


ジェフリー・ヤン(27) LHP

今季はMIAとマイナー契約。腕が遅れて出てくるファンキーなデリバリーのパワーアーム。平均153.7km/hの4シームを軸に、スライダー、チェンジアップ。驚異的な奪三振力を誇ると共に、アームアングルを自在に変化させるスキルフルな側面を持つサウスポー。コマンドが壊滅的な点が非常に大きなネック。ユニークなショー・パフォーマンスにも注目。


ヘスス・アギラー(33) 1B/DH

今季はOAKと年300万ドルの契約。威圧感溢れるビッグフレームが生み出す、圧倒的なパワーが魅力のスラッガー。ファストボールに滅法強いハイボールヒッターも、低めのブレーキングボールに弱点。アジリティを欠くためDH起用も視野に入るが、確かなファンダメンタルに支えられたフィールディングが上質。


フランチー・コルデロ(29) OF/1B

今季はNYYとマイナー18万ドル保障のスプリット契約(40人入りで100万ドル)。圧巻のフィジカルツールを揃えたアスレチックなパワーバット。5ツールプレイヤーを期待されながら伸び悩んだ元プロスペクト。粗いコンタクトとブレーキングボールに課題。ハンドリングが非常に不安定な為、OF起用がベター。


北海道日本ハムファイターズ

アニュラス・ザバラ(26) RHP

今季はDETとマイナー契約。圧倒的なハードボールで制圧するパワーアーム。優れた奪三振力と破格のボールパワーを活かした、低被打率/被バレル%が魅力の不沈艦。ゾーン内外に散らばる不安定なコントロールが致命的、クイックも不可と非常にピーキーなリリーバー。ハイレバレッジな場面の起用は疑問符。


パトリック・マーフィー(28) RHP

今季はMINとマイナー契約。上質な2種類のファストボールで打者を制圧するパワーアーム。優れたアームアングル/球持ちを併せ持つ奪三振マシン。タイトなパワーカーブを備えるが、チェンジアップは要改善、スプリットの習得で大化けも。ゾーン中心に集まるコマンドがネック。


ドリュー・バーヘイゲン(33) RHP

今季でSTLと2年総額600万ドルの契約を満了。抜群のアームアングル/球持ちを両立した、理想的な投球メカニクスを誇るスウィングマン。強気に懐を突いて体を起こし、スイーパー/スプリットチェンジで仕留めるオーソドックスなスタイル。ファストボール系がゾーンに集まるコマンドの甘さとクイックがネック。


アンドリュー・スティーブンソン(29) CF

今季はMINとマイナー契約。爆発的な機動力を備えたMLB屈指のスプリンター。コンタクトスキルの成熟でバリューアップ、メイクアップ/リーダーシップも高評価。膝元へのブレーキングボールに課題。アームがネックも、正確なルート取りとクイックネスを活かしたCF守備が◎。リードオフマンに絶好の候補。


フランミル・レイエス(28) OF/DH

今季はKCRとスプリット契約(40枠入りで200万ドル)もDFA。メジャー有数のハードヒッター。長い腕を折り畳み、腰の回転で芸術的にインハイを捌く、確かなスキルセットを備えた超長距離砲。緩急に脆く、アウトローにバットが止まらない致命的な悪癖。ルート取りが不安定で守備レンジは極狭。



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