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2023年オフ新外国人候補 vol.LF/CF/RF

2023年オフの新外国人候補、LF/CF/RF起用を期待できる野手のリストです。掲載時点での契約状況やステータスに基いていますので、コールアップやトレード、怪我(コンディション不良)等による、リストの入れ替えにつきましてはご理解ください。随時追加を予定。

※noteの仕様上、動画の画質の劣化と音ズレがあります。高フレームレートでのご視聴は該当ツイートをクリックして頂き、Twitter上でご覧ください。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。


ジャレッド・ヤング(28) 1B/OF

今季もCHCとマイナー契約。フィジカルポテンシャルに秀でたWBCカナダ代表スラッガー。コンタクトスキルがネックも、優れたパワー&スピードを走攻守に活かすオールラウンダー。クラス昇級の度に壁に突き当たるが、翌年必ずアジャストする点が◎。守備に不安はなしとの評。今オフはマイナーFA見込み。


ジョーダン・ルプロウ(30) OF/1B

今季はATLと140万ドルの契約。攻守に渡りバランスの取れた、オールラウンドなスラッガー。ゾーン管理が抜群も、粗いコンタクトツールとブレーキングボールに課題。守備レンジは堅実でルート取りも正確、極上のライフルアームを擁するディフェンダー。23日付のアウトライトにより、今オフはマイナーFA。


アンドリュー・スティーブンソン(29) CF

今季はMINとマイナー契約。爆発的な機動力を備えたMLB屈指のスプリンター。コンタクトスキルの成熟でバリューアップ、メイクアップ/リーダーシップも高評価。膝元へのブレーキングボールに課題。アームがネックも、正確なルート取りとクイックネスを活かしたCF守備が◎。リードオフマンに絶好の候補。



フランミル・レイエス(28) OF/DH

今季はKCRとスプリット契約(40枠入りで200万ドル)もDFA、後にWSHとマイナー契約。メジャー有数のハードヒッター。長い腕を折り畳み、腰の回転で幻術的にインハイを捌く、確かなスキルセットを備えた超長距離砲。緩急に脆く、アウトローにバットが止まらない致命的な悪癖。ルート取りが不安定で、守備レンジは極狭とDH起用を視野。続報に期待。


ジェイク・ケイブ(30) OF/1B

今季はPHIとスプリット契約(40人枠入りで年95万ドル)。ハイレンジでバランスの整ったオールラウンダー。優れたヒット/フィジカルツールを誇る、スピードに溢れた4Aリーガー。粗いコンタクトツールと対左がネック。守備レンジは平凡ながら堅実、アグレッシブなプレーが持ち味。ノンテンダーの際は是非。


モイゼス・ゴメス(25) OF

今季はSTLの40人枠入り。破格のパワーツールが魅力のスラッガー。態勢を崩されながらも、軽々スタンドまで運ぶリストの強さが◎。アプローチ/コンタクト共に非常に粗く、ローボールにバットが止まらない悪癖と内角に脆さ。40人枠を外れたらマイナーFA、支配下で育成/アジャストを前提とした獲得が〇。


マレク・フルプ(24) OF

今季は米独立リーグ(アメリカン・アソシエーション)でプレー。天性のフィジカルツールを走攻守に活かすオールラウンダー。NCAA(D2)の名門カレッジで中軸を担ったスラッガー。上質なパワーツールを始め、アーム/スプリントに秀でたアスレチックな人材。MLB傘下へ移籍も見込める注目株、NPB移籍に前向きな事から中長期的な育成を含めた獲得を期待。


カイル・ルイス(28) OF/DH

今季はARIと年161万ドルの契約。優秀なアプローチと広角に弾き返す柔軟さを兼ね備えたスラッガー。コンタクトツールが△も、バレル率は驚愕の13.2%をマーク。クイックネスの劣化によりDH起用も選択肢。IL入りの原因となった病(詳細非公開)が気掛かり。日米争奪戦必至の逸材、ノンテンダーの際は是非。

マット・ビーティ(30) 1B/UT

今季はKCRとマイナー契約。抜群のヒットツールでギャップを射抜くミドルヒッター。ややパワーレスながら、バッティングセンスに溢れた強打者。弱点の少ないオールラウンダーで高い野球IQに定評あり。ファンダメンタルが高評価、1B/3B起用が理想的。今オフはノンテンダー見込み、チャンスがあれば是非。


コディ・トーマス(28) OF/CF

今季もOAKとマイナー契約。圧倒的なフィジカルポテンシャルを誇る、アスリート型の長距離砲。球場不問な別格のパワーツールが魅力的もコンタクトツールが大きなネック。CFで起用可だが両翼起用がベター、抜群のスプリントにルート取り/アームを備えたディフェンダーとの評。今オフはマイナーFA見込み。


オスカー・メルカド(28) OF/CF

今季はSTLとマイナー契約。アグレッシブなプレーが光る、走攻守に隙のないオールラウンダー。盗塁を量産するクイックネス/ベースランスキルを備え、リードオフマンとして理想的な逸材。OFの3ポジションを器用にこなすも、総合的なディフェンス力は下り坂気配なのが気掛かり。40人枠を外れるなら是非。


フランチー・コルデロ(29) OF/1B

今季はNYYとマイナー18万ドル保障のスプリット契約(40人入りで100万ドル)。圧巻のフィジカルツールを揃えたアスレチックなパワーバット。5ツールプレイヤーを期待されながら伸び悩んだ元プロスペクト。粗いコンタクトとブレーキングボールに課題。昨オフはNPB複数球団が獲得調査、今季は6月初旬にKBO/ハンファが獲得調査。今オフもノンテンダー見込み、日米韓で争奪戦が有力。


トレイス・トンプソン(32) OF/CF

今季はLADと年145万ドルの契約。フィジカルを活かした華のあるプレーが持ち味のパワーバット。粗いコンタクトツールを優秀なアプローチで補完も、ブレーキングボールに課題。大柄ながらベースランスキルに長け、CFとしても起用可能な安定した守備に不安はないが、アームが△。ノンテンダーの際は是非。


ウィリー・カルフーン(28) OF/DH

今季はNYYとマイナー契約。鋭いラインドライブで長打を積み重ねるスラッガー。早仕掛けながら、ゾーンコントロールに長けたスキルフルなプルヒッター。ファストボール系に強いがブレーキングボールに苦心。アンダーサイズを補うべくオーバーウェイト気味な為、DH起用も視野。ノンテンダーの際は是非。


カイル・ガーリック(31) OF

今季はMINと年75万ドルの契約。ファストボールに抜群に強いプルヒッター。コンタクトツールがネックも、フィジカルを活かしたパワーツールに定評。ラインドライブ性の弾道により柵越えは控え目な可能性。怪我が多く、コンディショニングに課題あり。希少な右のパワーバット、ノンテンダーの際は是非。


ビクター・レイエス(28) OF/CF


今季はCHWとマイナー契約。非凡なバットコントロールと小技が冴えるギャップヒッター。早仕掛けのフリースインガーで、ブレーキングボールに弱点。守備レンジ/ハンドリング共に安定しており、両翼をメインにCFでも起用可能。野手層の底上げに絶好のオールラウンダー、今オフもノンテンダー見込み。


ミゲル・アンドゥハー(28) OF/1B/DH

今季はPITと年152.5万ドルの契約。ハイエンドなヒッティングスキルを持つパワーバット。フリースインガーながら、左右不問かつ苦手な球種のない点が◎。キャノンアームと抜群の打球反応を誇るが、ルート取りとスローイングに難がある為、守備レンジを含め非常に不安定。獲得のチャンスがあれば是非。


スカイ・ボルト(29) CF

今季はMILとマイナー契約。粒揃いのツールを備えた、総合力に秀でるスイッチヒッター。安定したヒットツールにパンチ力も併せ持つが、左打席に専念すべきとの評も。ハイエンドな守備に定評あり、全てを平均以上にこなすマルチタレントさが魅力的ながら、器用貧乏の可能性。今オフもマイナーFA見込み。


ディロン・トーマス(30) OF

今季は米独立AAを経てMEXでプレー。アプローチの成熟により出塁能力が著しく向上、足を使えるパワフルなペイシェントヒッターへ転身。コンタクトツールに課題、使い勝手○も突出したツールがなく、器用貧乏感を拭えない点が気掛かり。野手層のボリュームアップに絶好、主力としては不安もスペアとして獲得できるなら心強い候補。


J.J.マティジェビック(27) 1B/OF

今季もHOUとマイナー契約。アプローチ/パワーツールのコンボが魅力的なスラッガー。ベースランスキルが好評もコンタクトツールに課題。打球判断が鈍く落下点へのルート取りも不安定とOF起用は△、1B起用がベターの評。19年禁止薬物使用でサスペンデッド歴(50試合)有。40人枠を外れるようなら是非。


ミッカー・アドルフォ(27) OF/DH

今季は米独立AAでプレー。度重なる怪我で伸び悩んだ、ポテンシャル溢れるスラッガー。アプローチ/コンタクト共に課題は多いが、フィットした場合のリターンが計り知れない大器。攻守に渡り即戦力は望み薄も素材としては最高峰、数年をかけた育成/調整を念頭に置いた上での獲得を期待。米独立リーグの注目株。



ラファエル・オルテガ(31) OF

今季はNYYとマイナー契約もオプトアウト、TEXを経てNYMとマイナー契約。優れたアプローチ/コンタクトツールを備えたラインドライブヒッター。際どいコースをカットして逃れるスキルフルな巧打者ながら、ブレーキングボールに弱点。堅実な守備レンジを加え、正確で安定したスローイングは必見。打線のボリュームアップに絶好。今オフの動向に注目。



ピーター・オブライエン(32) OF/1B

今季はMEXリーグでプレー。インコースに長打のツボがあり、ファストボール系に滅法強いスラッガー。コンタクトツールに大きな課題、変化球全般を苦手とするなどピーキーな側面。アームは絶品も、アジリティを欠くため守備レンジが極狭と期待薄。パワー一点張りのユニークな打者、スペアとして絶好。


ウィントン・バーナード(32) CF

今季もTORとマイナー契約、リリース後COLとマイナー契約。4兄弟のうち3人が異競技でプロ入りのスポーツエリート一族。爆発的なクイックネスを筆頭にフィジカルツールが際立つアスリート。パワフルで理想的なリードオフマン、衰えすらずのベースランナー。米独立を含め豪委度墨と5ヶ国リーグでプレーとハングリーさが◎。


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