中嶋望 | Nozomi Nakajima

観て、聴いて、感じたことを書きます。 描いたり、作ったりします。

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マガジン

最近の記事

待つという楽しみ

昨日、noteを投稿した後。 そういえば明日から4連休なんだなぁと思ったら、異様に元気になってきて、着彩画を描いたり、テキトーなイラストを描いたりしていたら夜が明けてきた。 空が、藍から空色になっていくのを感じると、急に瞼が重くなってきて、身体に力が入らなくなって、頭がぼーっとしてきた。 なので、筆洗と筆だけ洗って、布団に飛び込んですぐに眠りに堕ちた。アトリエがあるって片付けしなくていいから楽でいいな、と喜びを噛み締めながら。 8時過ぎに起きた。 起きて早々、今日から4

    • 何で美しいものじゃなきゃいけないの?

      今日も仕事に行って、帰ってきて、食事を摂って、シャワーを浴び、昨日と同じ場所で、小さなスツールの上にノートブックを置き、noteを書いている。 昨日と違うのは、そのまま眠らなかったことと、食後にローソンのチビどら焼きを1つと、バニラアイスを3口食べたことだ。 昨日の投稿でコメントをいただいていたので、投稿を読み返していると、内容がネガティブ過ぎてちょっと笑ってしまった。 自分がネガティブ思考なのはいつものことで、日常生活で嫌なことがあったわけでもないし、何なら割と幸せな

      • なんでなんだっけ

        昨日は仕事から帰ってきて、食事をして、シャワーを浴び、帰宅した1時間後には布団に潜り込んで、すぐに眠りに堕ちた。 2時に目が覚めて、まだnoteを書いていないことに気づいた。 ちゃんと椅子に座ってデクスに向かった方が、効率よく書けると分かっているのだけど、電気をつける気にも、椅子に座る気にもなれず、でも、布団から出ないと書いているうちに寝てしまうので、とりあえず布団から這い出でて、壁を背もたれにして床に座り、足の間に小さくて少しガタつくスツールを置き、その上にパソコンを置

        • もしもこの世に地獄があるのなら、新宿と名付けたい

          私が初めて新宿を訪れたのは、高校2年生の初夏。 高校1年のときに夏期講習だけ通っていた、横浜の美大予備校が閉鎖されることになったので、代わりの予備校を探していた。 高校のある横浜付近で探せばよかったのだが、また通い始めた途端につぶれたら困るなと思ったので、まだ親の許諾は得られていなかったが、大手予備校に通うことにしたのだ。 新宿の予備校は体験授業を受け付けていたので、資料をもらうために新宿を訪れた。 高校の授業終わり。 平日の夕方だからなのか、それとも常にいつもそうな

        待つという楽しみ

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        • 鑑賞の記録
          8本
        • ポートフォリオのようなもの
          10本
        • 描画研究
          20本
        • わたしの暮らし
          4本
        • 人生アーカイブス
          1本

        記事

          身近すぎて気付けないもの

          朝、実家のシンクを磨きながら、意識はリビングのテレビに向けられていた。 前夜、実家に帰省してリビングに踏み込み、開口一番、仁王立ちで、「さて、皆さんのゴールデンウィークのご予定は?」と尋ねた。 母は仕事、父はジャズバンドの練習という返答があった。 私は「ゴールデンウィークは大掃除をすると言っておいたじゃないか」と、口をへの字にして、ダイニングテーブルにいる父と母を交互に睨みつけた。 2人は二ヘラと笑い、母が「まぁまぁ、とりあえず手を洗っていらっしゃい」と私の背負ってい

          身近すぎて気付けないもの

          ふたつの重みと思い出すこと

          ゴールデンウィーク前半は、実家へ帰省するため、金曜日はリュックに必要なものを詰めて会社へ行き、退勤後はそのまま帰省することにした。 なんとなく昔から、年末よりも、ゴールデンウィークの方が大掃除したい気持ちになる。 元々は、年明けから、家族4人で旅行に行く予定だったが、兄が仕事の都合で来られないことになったので、予約をキャンセル。 そのため、前もって数ヶ月前から、「ゴールデンウィークは実家のお掃除をするから、予定を入れないように」と、両親には数回に渡って伝えてあったが、な

          ふたつの重みと思い出すこと

          少しだけ振り返り

          noteを投稿し始めて半年経ったので、振り返りと言うほどでもないが、思うことを書いていきたいと思う。 自分の投稿したnoteを見ていると、6ヶ月というのはあっという間なんだなぁと感じるし、まだこれだけしか投稿していないんだなとも思う。 また、読み返しているとなんというか…青いというか、「あいたたた」と思うような内容が書いてあったりするので、過去の自分と比べて、何かが変わっているのだろう。良いところも、悪いところも含めて。 それに、書くことを明確に決めていたわけでもないの

          少しだけ振り返り

          道が見えてきたかも

          ホームセンターにやってきた。 版画用の版木を探すためである。 自転車で来たので、駐輪場に停める。 閉店1時間半前なのに、駐輪場はまばらに埋まっていた。 浮足立つ気持ちとは裏腹に、停める場所がなかなか見つからない。 ようやく自転車と自転車の隙間を見つけて、自転車を差し込む。 一応、鍵とチェーンをかける。 ホームセンターに来たのは久しぶりだが、ウキウキする。 ホームセンター、好き。 正直、テーマパークに連れて行ってもらうより、大型のホームセンターに連れて行ってもらう方がよっぽ

          道が見えてきたかも

          ピンからキリまで

          会社から帰宅して、手早く作り置きのカレーを食べて、シンクで食器を水に浸したあと、足をもたつかせながら靴を履いて家を出た。 もう、楽しみすぎてるんるんである。 鼻歌も歌っちゃう。 自転車のハンドルにスマホを固定して、地図アプリで近所のホームセンターまでの道を表示させる。 家の駐輪場から外に出ると、傘を差すか差さないかくらいの小雨が降っていた。 ウィンドブレーカーを着てるからいいんだもん。と思いながら、信号で止まった時にスマホの画面を見ると、画面が雨で滲んでいたので、慌てて

          ピンからキリまで

          デッサンって必要?

          しばらく伏せていたが、絵画教室を辞めた。 私が絵画教室に求めていたものは2つあった。 1つは、自分が扱った事がない、さまざまな画材に触れられること。もう1つは、色んな種類のモチーフの中から選んで描けること。 前者は、その絵画教室では画材を貸してくれるという話だったが、いざ入会したら、「画材は自分で用意してくださいね」と言われてしまった(当然のことだけど…)ことで叶わなかった。 後者は、入会前はじっくりと見られなかったが、入会後にモチーフを置いてある棚を見たら、そんなに

          デッサンって必要?

          悲しみとワクワクと

          土日は、家から一歩も出ないと決めていた。 ようやく、新しい部屋を自分の家だと、身体が実感し始めたことと、ここらでしっかり休まないと体調を崩す気がしたからだ。 夜明け前、ホケキョと鳴くウグイスの声で目を覚まし、窓の外がゆっくりと徐々に鮮やかになっていくのを布団の中で眺めた。 その間中ずっと、なぜ新版画が廃れてしまったのかを考えていた。 本や新版画についての記載があるサイトを見ると、「写真や印刷技術が進んだこと」と「西洋文化が入ってきたこと」が原因だとされているようだ。

          悲しみとワクワクと

          机で描くか、床で描くか

          眠りたくない夜を過ごしているので、久々にこんな時間にnoteを書いている。 最近、noteへの投稿頻度が下がった。 書きたいことはたくさんあるし、私生活が忙しいということもないが、新居のネット回線の調子が悪いので、外出した時に投稿すればいいやと思って、そのまま忘れている。あまり宜しくない。 しかし、ネットに繋がらないと不便かと思いきやそうでもない。元々、ネットを見る方ではないし、スマホの充電も2日に1度すれば十分になった。 ネットを見るかわりに、窓辺から空を見る時間が

          机で描くか、床で描くか

          不器用にしか生きられない

          高校のときの友人と、スイーツ会をした。 スイーツ会と言っても、ただ甘いものを気が済むまで食べて、帰り道の数駅を歩いて帰るだけのものだ。 いつものドーナツ屋の前で待ち合わせをした。 私は待ち合わせ時間の10分前に到着したが、彼はいつも待ち合わせ時間通りに来ることはないので、ドーナツ屋の前のベンチに座りながら、ぼんやりと空を眺めた。 しばらくして、視界の下の方でこちらに小走りで駆けてくる人影が見えた。 その人影はまだ10mくらいあるのに、「いやぁ、ごめんなさい、ごめんなさい

          不器用にしか生きられない

          食い意地を張りすぎた

          桜餅を食べたとき、勢い余って左頬を噛んでしまった。それから今日まで、手持ち無沙汰なときに左の頬の内側を舌で撫でているのだけれども、先ほど確認したら、抉れた肉がくっついていた。でも痛むので、まだしばらくは右側で咀嚼しなければならない。おもちもしばらく食べられない。 最近、やたらと「桜餅」と書かれたのぼりが目に飛び込んでくるので、ずっと食べたかったのだが、近所の和菓子屋さんは平日にしかやっていないし、会社近くの和菓子屋さんは私の勤務時間中にしか営業していないため、昼休みに訪れた

          食い意地を張りすぎた

          【鑑賞ログ】川瀬巴水 旅と郷愁の風景

          今日は『川瀬巴水 旅と郷愁の風景』を観に、八王子夢美術館へ行ってきた。 この企画展があると知った時から、とても楽しみにしていたので、調子に乗っておろしたての靴を履いて行ったら、美術館にたどり着く前に靴擦れした。 なので、美術館の近くにある「LIVE&CAFE SAKURAYA」という喫茶店で小休憩することに。 チーズケーキとアイスコーヒーを注文した。 ラム酒漬けのレーズンが乗った、舌触りの軽いレアチーズケーキで、とてもおいしかった。 他のお客さんは常連がほとんどのよう

          【鑑賞ログ】川瀬巴水 旅と郷愁の風景

          無駄なんかではなかったけれど

          なんだか今週は、やたらとぼーっとしていたなと思うことが増えた。 有給を使ってしまおうかとも思ったが、会社に行くより、新しい部屋で過ごすほうが疲れる気がしたので、平日はいつも通り出勤した。 ただ、出勤時間が4倍ほどかかるようになったので、とても通勤している実感がある。というか、いままでが近すぎたのだ。電車に乗って、2駅だったので本当によく乗り過ごしたものだ。 いまは遠くなったので、多少気を抜いていてもいいかと思ってぼんやりしていたら、昨日、うっかり寝てしまって随分と遠くま

          無駄なんかではなかったけれど