春の鳥からの便り

物語に溺れていく

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文章のうしろに自分がいることの限界

このサイトでは、皆が当たり前に文章で語っている。 だけど、その後ろに自分がいることが怖くはないだろうか? いつか、きっと身バレする。 この有象無象の文章の海の中から、誰かが私を探し出す。 その瞬間に向けて、語りを抑制しないといけない。 心の話、辛いこと、鮮やかに刺さるトゲ、恋、失望、希望。 それから、現実に起きているエピソード、仕事や離婚や手続き。 安全に語れる範囲だと、本の感想や映画のレビューになる。 そんなのは、Xでやっている。 もっと自由に苦痛を語りたいし、もっと自

    • 分裂して生きる、合理的に

      人格分裂みたいに言うと、メンヘラなように思われそうだけれど、そうでもない。リミッターをはずして、能力を伸ばす、とても合理的なやり方だと思っている。 当たり前にそうしているので、一人の、完全に統一完結した意志が常にあって、動いている人って、なんかすごいなあと思う。 人格の役割分担 分岐している役割を書きだしてみる。 ○本体 (心、体、命。美しいものが好き。コミュ障。子供が幸せならあとはどうでもいい) ○本体健康管理 (食べる眠るなど生活管理のロボ系) ○思考や分析 (

      • 鬱のスイッチが、ある

        ある朝起きた瞬間に、あー死なないとだめだ、となる時がある。 理性では、え?なんで?え?待って待って、と理屈もわからず混乱するのだけど、ぬらーっと、どうしよう?方法、と考え出す。 大体5、6年に一度くらいある。 寝起きが多いけど、椅子から立ち上がる瞬間にきたこともある。 特に日常や、悩みがあるないとか、生活習慣や健康状態との因果関係もなく、突然くる。 精神的な毒液袋が体内にあって、何かの故障で漏れて一二滴たれると、死にたくなる、と仮に理解した。 そうなってしまったら、とに

        • 聖書を、読んでいる

          まず、前提として、私は無宗教です。 そもそも私はずっと一人で歩いている人間です。 愛みたいなものを諦めた人間。 愛される可能性を信じられない人間。 人は絶対に裏切るから期待しない人間。 だけど、うちの子どもだけは、愛に値する命だと思っている。この子は愛を受け取れる子であれと、願ってる。 でも愛とは???と思っているなかで、たまたま会ったパート先の人がクリスチャンで、特に何を相談したわけでもないのに「聖書」の良い和訳本を教えてくれた。 このタイミングで紹介されるのは疑問へ

        文章のうしろに自分がいることの限界

          知り合いのコンテンツをさがすな

          私が書く文章は、どれも山の獣道に仕掛けた罠だと思う。 知り合いが読むことを前提として書かれたもの。別に本心であるとは限らない文章。自分をどう見せるか考えている作品。 ただ、ツイッターはすでに身バレしている人が多すぎるので、もっと気楽に書きたいなあとnoteにきてみた。 ところが、たちどころに、大切な人が罠にかかった。 一本目に書いたように、ツイッターでは大切な友人が罠にかかって去った。 noteでは、はじめて3日というのに一番大切な高校生の子供がかかった。 なぜ、見てしま

          知り合いのコンテンツをさがすな

          結局、文章は事実にはならない

          当たり前のことだけど、文章で書かれたこと、口が話すことは、事実ではない。 作者の構成、視点、無視したもの、見せたいもの、追加した感想がまざるのだから、読む側は注意しないと騙される。 私は一本目の自己紹介を書いた段階で、あーツイッターと同じ、また、見てもらいたい角度を見せる文を書いちゃった、と思った。 またnoteでも、獣道に仕掛ける罠を作ってしまう。 文章を書くことの意図から逃げられないよ。 もう全部削除して退会しようか迷っている。

          結局、文章は事実にはならない

          明日なんか来るか、と思う夜に

          どう考えても、地球は明日を約束する気はない、と思っている。 たまたま、だ。 明日が今日の続きでくるように錯覚しているだけ。 たまたま、似た感じの翌日が来ているだけ。 学校で習ったような理科や数学の法則は、ここ1000年くらいで発見されたものだけど、1億年前は全然違っていたかもしれない。 そもそも陸地のカタチの地図が違うんだから気候も違うだろうし、その時、今の理科で習うように植物は育ったろうか? 1億年先も全然違うかもしれない。 もうオゾン層やら温暖化で、人は生まれなくなって

          明日なんか来るか、と思う夜に