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横手市で感じた地域づくりの裏側

皆さんこんにちは!

株式会社NOWMOが提供するプログラム、"エドクエ" の横手・秋の里山編に参加をした山﨑仁乃(やまざきよしの)です!

このプログラムでは主に、
・秋田県横手市の体験
・その体験を元に、旅行商品の企画
この2つを軸として行いました。
そこで学んだことや得たこと、印象に残っていることを素直に書いていきます。

エドクエの詳しい説明はこちら


プログラム内容

はじめに、このクエストのポイントとして抑えておきたいのが「受け身の体験だけでは終わらない」ことです。
私達には「旅行商品をつくる」という目標があり、それを達成するために11月4日から6日の3日間、秋田県横手市に行ってきました。
そして横手市とはどんな地域なのかを実際に肌で感じた後、横手の魅力が溢れ出るような旅行商品(ツアー)を考えました。

今回このプログラムに携わって下さったのは、
・一般社団法人横手市観光推進機構[DMO]さん
・NPO法人Yokotterさん
・地域おこし協力隊さん
・株式会社NOWMOの鎌田さん、照井さん、中野さん
・2-30代の女性モニター参加者さん5名
・高校生2名
と、多くの方々に支えて頂きました✨

このような貴重な環境の下、横手の魅力や地域の雰囲気、横手らしさとは何かを研究していきました。

横手公園からの景色。ところどころ紅葉があって綺麗…!

横手市に行ってみて思ったこと、感じたこと

横手市に行ってきた感想として、まず最初に言えるのは「知らないことだらけ!」です。
同じ日本という国の中に位置しているはずなのに、私の住んでいる地域とは雰囲気も環境も全然違う、新世界に飛び込んだ感覚を味わいました。
その土地にしかない歴史や風景、人の温かさや美味しい郷土料理にも触れ、普段では絶対に体験できないであろう「横手のフツウ」にたくさん出会えた貴重な経験となりました。

旅行商品の企画は難しい?

横手市の3日間の体験が終わった後、私達高校生は旅行商品の企画を行いました。一見難しそうに聞こえますが、旅行商品をつくった身としては「横手市で感じたあの魅力や素敵な雰囲気をどう伝えよう?」「ターゲットの人達のニーズは何だろう?」とわくわくした気持ちでつくることができました。
制作中も楽しかった体験の記憶が蘇ってきて温かい気持ちになるとともに、地域活性化を支える人の想いに触れることができたのではないかなと感じました。
また、旅行商品を提案した際はターゲットを絞る上で「ターゲット像を明確にする」ことや、ツアーに参加した時の気持ちを考えて「本当にニーズにあっているのか、そもそもの目的は何なのかを確認する」ことなど、ありがたいフィードバックを受け取ることができて、多くの学びを得られたことがとても嬉しく印象的でした。

冬になると一面銀世界に。かまくらが沢山作られて幻想的な景色が見られるそう。

全体を通して

このプログラムに参加して得られたことは
・地域を支える人がいるありがたさ
・多角的視点を持ち、客観的に判断することの大切さ
・ターゲットを想像することで、自然とニーズが引き出せる
大きく分けてこの3つです。

・地域を支える人がいるありがたさ
今回参加している中でいくつも感じた場面があったのですが、携わって頂いた組織の方々は横手市のことが大好きすぎる!笑
横手市の体験中も旅行商品企画中も、皆さん横手市の話になると笑顔が絶えず、表情や行動からも強い横手愛が伝わってきました。それを見て、地域創生をしようとする熱心な気持ちや人の温かさを知ることができました。

・多角的視点を持ち、客観的に判断することの大切さ
旅行商品をつくる際に大切なのが、「どれだけターゲット(相手)を想像できるか」。20代の関東に住む女性に向けた女子旅なのか、子供を持つ40代の家族なのか。想定するターゲットが違えばつくる旅行商品も大きく異なります。自分のための商品ではなく、あくまでも客観的な意見・多角的視点を備えた上でつくることの難しさや面白さに触れることができました。

・ターゲットを想定することで、自然とニーズが引き出せる
先程の多角的視点をもつという話と重複する部分もあるのですが、ターゲットの明確化は旅行商品のつくりやすさにも影響します。自分が20代女性や夫婦(妻や夫)になったつもりになって、旅行に行く時何をしたいか、どんな体験を求めるか。ターゲットの環境を細かく想定して自身がなりきることで、旅行商品の目的も明確にすることができます。

まとめ

当初、旅行商品をつくるというトピックに惹かれて応募したプログラムでしたが、体験や実践を通して普段とは異なるコミュニティの方々とお話ができたり、地域の特色・魅力を発見することができてとても新鮮でした。
「全体を通して」でも書いたようなスキル・技術は将来活用できる場面ばかりなので、これからも多くの技術を自分のものとして獲得していきたいです。
この記事を読んで、地域コミュニティや地方創生に関わりたい!という方が少しでも増えて頂ければ幸いです。また、「エドクエに参加したい!」「興味がある!」という方はぜひ、エドクエに応募してみて下さい!


筆者紹介

山﨑仁乃 : やまざきよしの
タイ人の父と日本人の母をもつ。
都内の高校に通う2年生。
高校生になり人と話すことの楽しさや自分軸に興味を持ち、現在いくつかのプロジェクトを企画・運営側として活動中。

instagram: 

https://www.instagram.com/y.ysn8/

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