写真にもう一歩、ハマった瞬間
こんにちは。カメラを持ってぶらぶらしているNobuです。
写真を趣味にしてみようとカメラを手にとったのは2年ほど前になります。ただ、機材の方に思考が寄ってしまい、写真をあまり撮らないのに機材だけが増える、という期間が長く、お金がかかるだけで辞めようかな、と考えていました。
そんな時に友人からお誘いを受けて写真講座を受講してみたのですが、見事に撮ることにハマってしまい、毎日カメラを持ち出して、写真を撮るようになりました。
写真を撮ることが楽しくなった瞬間について整理していきたいと思います。
機材は楽しい
カメラを手に取ってから1年半くらいは機材のことばかり考えていました。
ちょうど新しいカメラの発売ラッシュでYouTubeレビューも盛んに更新されていて、毎日のようにYouTubeを聞いていました。
手元にはミラーレスが4台、フィルムカメラが3台もあるような状態。その割に写真は週に1回、週末に子供と出かけた時に撮る程度で、カメラはあるのに撮ってない、というもったいない感じ。
思い返せば2020年くらいからコロナ禍に入って、外に出ることが少なくなり、在宅勤務が本格化して時間はあるのにやることがない、という状況になってました。
当時は楽しそうなYouTuberをみて、こんなことやってみたい、と考えていたので、映像もやりたい、でも子供も撮りたい、とかやりたいことが整理できておらず。
手段を優先してしまったがために、例えば4K映像を120フレームで撮れる!とか、RAWで動画が撮れる、みたいな機能に憧れて、とりあえず買ってみる、ということを繰り返すことに。
今になると、紹介していたYouTuberの人たちも、こういう時はこれくらいの機能があれば良い、と必要充分な機能を解説してくれていますが、当時は新機能のキラキラした感じが伝わってきて、みているだけでも楽しかったです。
個人的にはNikon Z9の登場で、今の技術がほぼ全て網羅されたカメラが発売されたことにより、全部入りならZ9、ほしい機能があるなら他のカメラ、という選択肢になった気がしています。
このカメラが、こうだったらな〜という気持ちが、複数台のカメラを持つという行動に繋がっていた気がしています。
1枚のプリントされた写真
僕の機材遊びに終止符をうったのは、1枚のプリントされた写真でした。
パソコンかスマホでしか写真を見たことがなかったのですが、写真講座に参加した際、友人が持ち込んだ写真をみて機材遊びをやめる決意をしました。
街中をスナップ撮影したモノクロ写真でしたが、実はスマホで見せてもらったことがある写真。でもA4サイズにプリントされ、手に取った写真は別物でした。
黒の諧調、被写体の立体感、ボケの豊かさ、見たことがある写真なのに、アートを見ている感覚になります。
比較すると自分の写真は記録的。見たままが良くないということではなく、自分もこんな写真を作り上げたい、と考えるようになったことがきっかけです。
機材が違うのか?現像の何が違うのか?紙が違うのか?友人に聞きまくりました。たぶん困っていたと思います。笑
印刷します?
カメラを買う時に、いつも聞かれる不思議な質問だなと考えていたのは「写真は印刷しますか?」でした。
ちなみに僕はこの質問が苦手です。初めてカメラを買う人が質問されて答えられるわけがないので。
ただ、カメラを買ってSNSにシェアしたり、Webで公開している経験がある方には、印刷してみては?と声をかけてみたくなります。
良いカメラを持っている方でも、スマホの小さな画面で見ているだけだと、コンピュテーショナルフォトが進化しているスマホで撮った写真と、あまり違いがないと思います。
少し前にスマホとミラーレスで撮った写真、どちらの写真がミラーレスか、というクイズが流行っていました。差がないのはスマホで見ていることが原因だと考えています。
結果的にスマホで撮っても変わらないな、と感じてしまうと、高かったカメラも、こんなものか、スマホで十分だな、となってしまうのはもったいない。
どうせなら一度、カメラで撮影した、自分の一番の写真をお店に持って行ってプリントしてみては?
戻ってきた写真を見た瞬間、感動します。
自分は写真の才能があるのでは?と。
先を行く人の写真
写真印刷をするようになり、カメラを持ち出して、更には写真展に足を運ぶようになりました。
有名ではない人の写真展なんて、と興味が持てなかったのですが、SNSで仲良くさせていただいている方が、定期的に写真展を開催していることに気がつきました。
その人の写真が好きでフォローしていることもあり、せっかくなら、と展示を見に行くと、やはりスマホ画面で見るよりも良いな、好きだなと感じる写真がたくさんあります。
まだ印刷したことがない、スマホでしか写真を見ていない、という方がいれば、ぜひ写真展に足を運んでみてください。
特にSNSでカメラ、写真が好きな人たちが開催する写真展は、おすすめです。訪問した時に、いつも見てます、から会話が生まれて、話も弾むので。
カメラ持ってるけど、活用できてない、持て余しているな、と思う方は、撮った後の印刷や展示をぜひ!
いつか一緒に写真展やりましょう!
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