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ミラーレス一眼レフカメラを持ったら結婚相手と出会った話-前編‐

1.   novi妻絶望伝説〜2017〜

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2017年3月中旬、私は絶望していた。

2016年2月、
25歳の時から6年間お付き合いしていた彼氏と31歳でお別れし、
そこから一年間のフリータイム。

大体、好きになれる誰かをさがしている時って
こちらの判断基準がきびしくなっているのか、
食べ方のクセとか話し方のクセとか笑い方のクセとか

「とりあえずクセじゃ!」

と心に千鳥のノブさんを忍ばせるくらい、
変にあちこち気になるものだと思う。
そういうささいなことが気にかかり、食事などに行っても変に疲れ

「もう恋愛できないんだ!」

思考回路はショート寸前を通り越してもはやショートしていた。
これが世に言う"ノビ妻絶望伝説〜2017〜"である。

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「ミラクルロマンスなんか信じるもんか!私は一人で強く生きていく!」

と失恋したての人が一度は思ったことがありそうなことを例外なく考え、

「では何を支えに生きようか?」

とこれまたテンプレート通りのことを思案。
ここできっかけとなったのが

① おいっこが3月末に生まれる予定
② 心がしんどくなった友達が外に出られない
③ 自分の誕生月が3月

という3点だった。


①は生まれる前からおばバカマインドフルオープンだったため、
おいっこの成長を記録していきたいと考えた。

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②は心がしんどくなってしまった友人が、
綺麗な春景色を見たいのに外へ出られなくて日々泣いており、
私に何かできることがないかと考えていた。
ある時、ふと思いついてスマホで撮って送った写真をとても喜んでくれた。

「彼女が出られないなら私が代わりに出て、キレイなものを見る」

「それをおすそ分けしたらいいんだ」

そしてせっかくキレイなものを撮るなら、より美しく写したいと思ったのだ。

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③に関しては

「誕生月だし、自分にごほうび♡」

というinstagramのストーリーをやたら更新する系女子が言いそうなやつ。

そんな色々が背を押し、清水の舞台&絶望の淵から飛び降りて
私にとっては高価なミラーレス一眼レフカメラを購入するに至ったのである。


2. Mに恋する5秒前

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2017年4月2日にカメラを購入してから私の生活はめちゃくちゃ変わった。
こう書くとなんとなくカッコいいが、変わるしかなかった。

というのもそれまでコンパクトデジタルカメラ、
いわゆるコンデジしか使ったことがなく
一眼レフカメラの細かい設定が全然わからなかったのだ。

「やばいよ!やばいよ!」

説明書を読んだりしたものの、
一体それがどういうことを説明しているのかわからない。

「リアルガチにやばいよ!」

キヨミズフライハイを無駄にするわけにいかない。
もうこうなったら力技でどうにかするしか出川さん化現象防げなくね?
そう考え、もはや説明書ではなくナゾの書と化したモノをぽいっちょ!し、
とりあえず街に出て体当たりで使っておぼえることにした。

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私が購入したのはCanonのeosシリーズM3というミラーレス機。

このM3がとにかく小さく軽く、
持ち運びにぴったりだったのが体当たりスタイルにうってつけだった。

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こうして通勤バッグにカメラを忍ばせ、
出勤時に遅刻しそうになりながらも撮影したり、
休み時間に職場の近くをうろうろ徘徊して食事を忘れて没頭したり、、
退勤時に立ち飲みのお店でハイボールを撮ってみたり、、、

とりあえずいつも一緒にいたかったし、実際いた。

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あなたといると楽しい!
というM3にKoiしちゃってる依存的な生活が始まった。


※後編に続きます。こちらからどうぞ〇

ミラーレス一眼レフカメラを持ったら結婚相手と出会った話‐後編‐
https://note.com/novi0701/n/n8e02adef0b65
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