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Missing(ミッシング)諭吉(実話 2200万円ポイ事件)

『全てはここから始まった』


2015年。
私の身に起きた恐ろしい出来事。
事の発端は良かれと思ってやっていた、お片付け。
犯した過ちは了承を得ず勝手にやったことである。
世間ではこれを「領域侵犯」といふ。
年老いた親の「溜め込み癖」。
ゾッとしつつ親の家の片付けに取り組む家族を取材した特集が
組まれたりしているのを見たことがあるという人も多いだろう。

私も同居していた実父の部屋に広がるダンボールジェンガに辟易し、
捨てるという強硬手段に出た一人だ。
それがあんな悲劇を招くとは……

同居のジジさん(私の実父)は昭和一桁のお人ゆえ。
後生大事にモノを溜め込む性質タチで老人あるある、だろう。
例えば、賞味期限がとっくに切れたお菓子。
フタのついた容器、ガラス瓶(後で何かに使えると思うのだろう)。
ジャンクメールの類に入る生命保険の継続のお知らせ十数年分。
旅行会社の旅先案内冊子etc
ダンボール箱に詰め込み、積み上げるのがウチのジジ流お片付けだった。

2015年の年明け間もない頃だと記憶している。
ジジが趣味の旅行に出かけ3泊ほど留守にした。
そういうときを見計らって私は時折、ジジの部屋に積まれたダンボール箱を
1~2個処分しておりました。
その程度なら、わからぬであろうと思って。
その日も下の方から取り出した箱を開け
上っ面だけ見てジャンクと判断。
下の方の箱なら記憶から薄れていると思ったのだ。
燃えるゴミの日に自治体のゴミ捨て場へ箱ごと持っていきポイ
清々しいぜ!とすら思っていた。

そんな事もすっかり忘れ、数か月経過。
夏を迎えたある日。
ジジ(私の実父)とババさん(私の実母)が2Fで大ゲンカを開始。
元々、仲のいい両親ではない。
ああ、また揉めとる、とため息をつきながら2Fへ。
事情を聞くと

 「俺の部屋にあったお金がないんや!」

疑われブチ切れるババさん。

 「私は知らん言うてるやろ!」

ちょっと落ち着こうや、ジジババさんよ。
どこにお金を置いていたのか、ジジに訊ねると

 「ダンボールに入れて下の方に置いてたんじゃ

なんちゅうところに保管しとるんだか… 半ば呆れた私。
年明けにダンボールを捨てたことなどすっかりデリートされていた。

 「ほんで(訳:それで)いくら入れてたん?」

 「大金や!2200万円入れてたんや!

のけぞりそうになりましたとも。
あたくし、生を受けてからオバハンになるまでの人生で一度も見たこともない諭吉の枚数。
そんなお金を実父が持っていたこともそこで初めて知り、衝撃ではあった。

まさか自分がミッシング諭吉事件に関わっているとは
その時点で夢にも思わぬ私。

 「ジジ、そんな大金、普通銀行に預けるやろ」

 「もう80も後半になってあちこち銀行へ行くんは面倒くさいから全部引き出して箱に入れて保管してたんや」

ジジが言うには昔勤めていた建築会社の社名が入ったA4封筒に小分けにしてお金を入れ、その上にどうでもいいようなジャンクメールを乗せていた、と。
ん? 待てよ…。
見覚えがある様な気が……
ピンボケ画像が徐々にハッキリしてくる、
まさにそんな感じで貧しい私の海馬から数か月前の映像が引き出された。

『検索ヒット!』

年明け間もない頃、ジジが旅行に行ったときに捨てたダンボール箱。
中身はどう見てもジャンクメールとしか思えない様な大量の郵便物の下に 
昔ジジが勤めていた建設会社のロゴ入り書類封筒を見た!
その色褪せた書類封筒の中身の確認…… してへん。
またこんなどうでもいいようなもん後生大事に置きやがって!
くらいにしか思わず可燃ごみで捨てたっ!
その記憶が脳内でヒット。

にっ…にせんにひゃく万円 

途端に心臓が口から出そうなくらいバクバクし足が震えた。
うわずる声で

「ジジが旅行してる時、何度かダンボール箱を処分したけど…
もしかしたら捨ててしもたかも」

「そんな事ないやろ。中も見やんと捨てへんやろ」

間髪入れずに否定するジジ。
う、上っ面で判断して箱ごと捨てました。
捨てた可能性が限りなく高いという私の話はジジには信じてもらえず。

「出来心で魔が差して取ったんやったら、そっと戻しておいてくれたらそれでええ」

いや…ネコババしてへんってば!!

おババがすごい形相で私に何やらブチ切れていたが、何を言われたのか細かいことは記憶にない。こっちは頭が真っ白で放心状態に近かったのだ。

 「どこから借金してでも返してもらう!」とババさんに言われたその言葉だけは抗えない絶望的な恐怖の一文として記憶に刻まれている。

『希望の光で輝いて見えた警察署』

捨てられたという結果はジジからすれば
受け入れ難く信じたくないに違いない。
娘(私)が盗ったんじゃ!
お金はちゃんと存在している!

と、呪文のごとく言い聞かせ、脳に刷り込んでいたのだろう。
自分の脳を自分で騙すとはこういう事かも知れん。
人は記憶や事実を塗り替えてそれを真実と思い込めるらしいから。

その夜、父ちゃん(夫)に事情を話した。
|父ちゃん(夫)は衝撃のあまり、ひたすら
えらいこっちゃ(訳:大変なことや)」と呟くのみ。
 4人の子供を育てるため残業も頑張る会社員の|父ちゃん(夫)も
また金銭感覚が私と同レベル。
見切り品で半額シール狙って生きていかねば、とか
コンビニで買い物なんてあり得へん、なんでも高いがな!
そういう人で私とマッチしている。

ゆえにミッシング諭吉が2200枚なんて現実味がないはずで、
えらいこっちゃくらいしか言葉が出てこなかったのもわかる気がする。 そその夜、フラフラ、ヨロヨロと床についた私だが眠れるはずもなく。
インサイドの自分を表すなら
やらかしてしまった事の恐ろしさに顔面蒼白で
バッタリ地に這いつくばり寝ゾンビ状態と言ったところだ。

 翌朝、パートの仕事にはちゃんと行った私。
よくあの状態で仕事をこなせたものだ。
自虐ネタで笑いを取れるなら話さずにはいられない大阪出身の私だが
この時ばかりはちょっと、聞いてーな!のノリでこの事を職場で話す軽さは持ち合わせてはおらなんだ。
どないしたらええねん?と頭の中でグルグルしながらも、能面の様な顔で
私はマシーンだ!とターミネーターになりきって
業務をこなしていた気がする。

仕事を終えた私は車で市内の警察署へ直行。
ゴミ処理場でお金が発見されているかも!
警察に届けられている可能性があるかも知れんっ!
そうや!きっとそうに違いない!

と、警察署へ駆け込んだのであった。
あの時の私には無機質な警察署の建物に光が差し、
希望の光で輝いているように見えた。

『警察署内』

署内で、キョロキョロする私に受付のおまわりさんが気付いた。
どうされましたか?と聞かれ小走りで駆け寄った私は
受付の机に身を乗り出し必死の形相で

 「はっ、はい。あの!!
2200万円入ったダンボール見つかったって届けありませんかっ?

驚いたおまわりさん。
私の放った言葉を脳内で処理する回路が誤作動起こしそうになったのか、
しばし目をパチクリ。

「ちょっ…ちょっと落ち着きましょう」

別のおまわりさんが呼ばれ担当してくれることに。
ここ一年間の届けられた落し物リストを調べてくれた。
2200万円を小分けにして入れられた書類封筒入りのダンボール。
そんな届出はなし。
おまわりさん曰く、
2200万円もの大金入りダンボールがゴミ収集車や
ゴミ処理場で発見されたら、大騒ぎになってTVで報道されたり
新聞沙汰になるはず、
と。
おまわりさんに座りなさいと促され放心状態で椅子に座る私。
神奈川に住んでいますが私、関西人ですので
やりとりは脳内で処理しやすい大阪弁に変換します。

 「その大金を部屋に置いていることをおじいさん以外、誰も知らんかったん?」

 「そうです」

 「そこがアカンわ。なんでそんな大金を銀行に預けへんかったん?」

 「あちこちの銀行に分散して預けてたから、引き出しに行くのも年寄りには面倒くさい。そう思って全部引き出して部屋に置いといたらしいです」

 「それをダンボールに?」

 「はい。ジジが部屋に積んで溜め込んだ箱にはろくなもんが入ってないのでジジが趣味の旅行に行っている間に何度か私がダンボールを処分してたんですけど。その一つに大金が…」

 「中を確認するやろ?」

 「古ぼけた昔の勤務先の書類封筒にお金を入れてはったそうです。
その上にどうでもいい様な領収書やジャンクメールを大量に置いてたので。
上っ面のそれを見て、ゴミでいいと判断して箱ごとそのまま、捨ててしもーたんです」

 「家族の誰も知らんかった上、大金の保管方法にも問題があるやん?そこはおじいさんの瑕疵《かし》やわ。」

※瑕疵《かし》…欠点、過失 
法律上なんらかの欠点や欠陥のあること。
 
 「ジジは私かおばあさんがネコババしたと思い込んでます」

気の毒そうな顔で私を見たおまわりさんは

実は家族間のお金の揉め事に警察は介入出来へんのですわ。
例えばうちの子が親の財布からお金を盗んだので逮捕してください、と言われても出来へんのです

もう、警察署で為す術なし。
再び絶望する脳内帝国の住人たち。

一応、書類に私のことを書いてくれたので、もしかしたら
警察署のファイルに2200万円どうしよう…と相談に来た私のドキュメントが存在しているかも知れん。

『脳内スクリーンで諭吉が無双されとる』

帰宅して、重い足取りで2Fへ。
ジジにおまわりさんとのやりとりを説明。

「何か月も前に私が中を確認せずゴミと思って勝手に捨てました。
すみませんでした」

土下座で謝罪。
ジジの表情から相当狼狽えているのが見て取れた。
だが、

「どっかにあるはずや。俺が勘違いしてるかも知れん。」

ア、アカン…
現実逃避モードになっとる。

この事件が起きてから
数日間、私はごはんが喉を通らず
(たった数日かいっ!とツッコまれそうだが)
深く眠れず
(浅くてもしっかり寝るんかいっ!とツッコまれそうだが)
生命を司る脳のエリア(食べる、寝る、トイレ)を除いて
お金の返済をどうしていけばいいのか軽量脳みそではあるが
そのことでほとんどのエリアを占領されていた。
日々のルーチンワークをこなしながらも、2200万円どうすんねん…と考えるが解決策は浮かばず。
2200人の諭吉が無双されているシーンを貼り付けたい。
(時が流れた今だからこんなアホなことを言えるが)

 「返してもらうからな!」

と睨んでいたババさん(実母)の言葉が耳をついて離れない。
 4人の子育てとジジババの食事の世話をしながら、昼夜問わず働きずくめでも返せるとは思えない。
この家を売っても足は出るわけで、ローンは残る。
うちの子たち、高校や大学は行かせてあげられないかも知れん。
いや、毎日の食事すにすらありつけない生活をしていかねばならないかも知れん。
そんなある日、
お金に関する本を出版していたある人の名前を思い出した。
ここから私の中で、この事件の捉え方を激変させる事態へと
発展していったのだ。

『救世主現る』

誰かのブログを拝見していたときに知ったハッピーライフコンサルタントの
|恒吉彩矢子(つねよしあやこ)
さん。
通称「AYAさん」をはたと思い出したのだ!
お金とのつきあい方に関して本も出されてたはず。
パソコンを開き、憑りつかれた様にAYAさん情報を探した私。
AYAさんのブログ「せかしあの処方箋」に目が釘付け。
困った事をなかなか解決できない
自分に起こった「困ったこと」の「本当の意味」を見つけること
と書かれた文を凝視。
ようわからんけど
どこからか湧き上がってくる、これや!この人や!と思う動物的な勘。
よく言えばインスピレーション。
悪く言えば単なる思い込み。
個人セッションを受けさせてもらうべきちゃう?そんな想いに突き動かされ、震える指で「宝さがしセッション」と名付けられた
個人セッションの予約をマウスでクリック。
申し込み完了。

『宝探セッション』

コンサルタントにセッションをお願いするなんて初めての経験。
ジジババと4人の子供入れて8人家族のおさんどんで奔走し、
主に食品は見切り品をロックオンして生きている私。
セッションと言う単語だけで敷居の高いイメージでして。
だが!そんなん言うてられへん。
藁にもすがる思いでセッションを申し込んだのであった。
そして、やってきたセッション当日。
待ち合わせの場に現れたAYAさんは、Aラインの上品かつ可憐なワンピース姿。昭和世代の私には有閑倶楽部の白鹿野梨子の様に見えた。

挨拶を交わし、席に着いた私たち。
緊張した面持ちの私にAYAさんは涼やかなお声で、

 「私、こう見えてもオッサン入ってますから」

鼻からレモンスカッシュになりかけました。

緊張としでかした2200万円ポイの大罪で半パニクり状態の私。
優しく順を追って私に質問してくれたので、
バラバラのパズルのピースがきっちりまとまった感じでした。
セラピストの彼女のスゴさに感謝です。
一通り、2200枚の諭吉が
焼却炉で塵と化したであろう経緯を説明し終えた時。

AYAさんは真っすぐに私を見据え

 「鈴扇さんは許されてますね、大丈夫です。」

えっ?
えええええーっ!!
許されてるって、だっ、誰にですかーっ?!
どういうことですかーっ?

『子供銀行のお金』

許されている…?
諭吉2200枚、ポイしてしもたんですけど。

アホ面の私を前にAYAさんは落ち着いたトーンで

 「おじいさん、いえ、お父様はお金の事をずっと責め続けていますか?」

 「いいえ。
でも、きっと勘違いしてどこかにしまってある!
捨てるわけない!って言うて… ポイされた事を認めたくないみたいで。
現実逃避モードのスイッチONです。どないしたらええのか。」

そのまま、そういう事にしておきましょう

そっ、そんな事にしてしもていいんですか?
耳を疑うような言葉をさらっと聞かされた私を表すとしたら…
そうさのぅ。
ビートルズの"Let It Be"をBGMに、天から光が差し込み魂が抜けそうになる目の下に縦線が入ったちびまる子ちゃんを想像してみて。
そんな感じだ。

いっ、いかん!光の方へ行ってはいかん!

我に返りマジマジとAYAさんを見つめたのだった。

 「忙しく8人分の家事をこなして、食事などお世話してくれている鈴扇さんを見ているのですから、お父様許してますよ。
ダンボールに封筒に入れた大金をずっと置いておられた。
お話によると、そのお金で生活をしていたわけではなく、
年金で旅行も楽しまれていた。
置いているだけで動かない流れが止まったお金というのは、子供銀行のお金と同じなんです」

雷に打たれたような衝撃という例えがあるが、まさにそうだった。
絶対に私の中からは出ない考え方!
いや、違う違う。
そもそも私の中に存在しない見方であるから出るわけあらへん。

『誰も困っていない』

アホ面全開の私を前に笑うことなく真顔でAYAさんは続けた。

「ものすごい額の出来事ではありますが。
実は誰も困っていないのです。
使わないから置いておいたお金ですよね。
おばあさんにとってもショックな出来事ではありますが、
元々、おばあさんが存在を知らないお金ですから、ないのも同然
そして鈴扇さんにとってもおじいさんのお金であって自分に来るお金とは思っていらっしゃらない。
なくても構わないお金だったのです。
『2200万円のタンス預金はおじいさんの妄想』
と思うのもありです」

確かに!
ジジさん以外の人間は誰も2200枚の諭吉を見ていない。
存在すら知らんかった。

生活は2200万円ポイ事件が起きる前も起きた後も何も変わっていない。
事件前も事件後も8人分の食費を節約するため牛乳・パン、野菜の半額シールを見つけるセンサー全開でスーパーをはしごするハンターの私。

AYAさんはさらに続けた。

 「自分に起こることはすべて、
魂レベルで自分がオッケーを出したこと』と思っています。
今回の事件はそれぞれの方にとっての「お金」に対する価値観を見直す、必要な経験だったと私は思うのです」

 ミッシング諭吉事件をこんな風に捉えることが出来るなんて。
すごすぎるやろ、AYAさん。
なんだか自ら脱ぐことは不可能な呪われた鎧のパーツが少しずつ剥がれ落ちていく様な気がした。

『この経験は将来の役に立つ』

 「この経験は鈴扇さんの将来に役立つ為に起きたことだと思います」

AYAさんの言葉でカリン塔に登りそうなくらいテンション上がった私は

「実はエッセイや小説書くのが好きで、誰かに読んでもらうのが夢なんです」

オモロい日常など書いてささやかな笑いを発信、提供してみたいものだ。 と、内側にあった想いをAYAさんにぶつけてみた。

 「それだっ、それですよ!ブログなど始めて語ってみるのはどうですか?
鈴扇(すずおうぎ)さんにしか書けないものがあるんです。
今回のこと(2200万円ポイ事件)も、きっと勇気や元気をもらえる方がいらっしゃるはずです」

 自分が書いたものを発信する。
書くのは好きだが、私はツールを知らなかったのである。
父ちゃん(夫)はシステムエンジニアでパソコンは得意だが、
私はアナログ人間。「サルでもわかるWindows」を父ちゃん(夫)に渡された事もあったが、それすらペラペラと読んで、無理!と閉じたレベルだ。
だからwebで発信しようなど思うこともなかった。
AYAさんに出会ったことで、自分の書いたものを発信するのは気軽にできることを知った。
数年間、ブログや小説投稿サイトにいたが、楽しいと思えなくなり最近退会した。
そして居心地も良く楽しく執筆できるnoteへ移住してきたばかりだ。
よろしゅうお見知りおきを。

もしかしたら読んでくれた人の中にうっかり金券・商品券の類をゴミと間違えて捨ててしまいショックで落ち込んでいる、そんな人がいるかも知れない。あなたの肩に優しく手を置き、微笑んで言いたい。

私より、マシ!
それに、あんな恐ろしいことしてしまったが。
その経験をネタにしてこうやってエッセイにして
創作大賞に投稿してるで私。

自分を振り返り、つくづく思った。
もうアカン…
というような出来事が降りかかり…
いや、諭吉ポイ事件はお前が招いたのだろう!とツッコまれそうだが。
光が見いだせなかったどん底でも私は睡眠をとり、
メシも食い、しっかりトイレにも行っていた。
なんという、しぶとさ。
笑える。
人って案外タフでしぶといのではないか?
いや、お前が、な!と全員が口を揃えて言うだろうが。

一人で抱え込んでどっぷりネガティヴのスパイラルにハマる。
そんなダークな並行現実を自分で選ばなくてもいい。
色んな選択をした別の自分の時間軸が存在していても、
求めている現実を手繰り寄せられると信じている。
力になって助けてくれる人はきっといてはると思います。
一人でグルグルしたらアカン。

2200万円ポイ事件をコンサルタントのAYAさん目線で読んでみたい方は、
恒吉彩矢子(つねよしあやこ)さんのアメブロ記事に
「取り返しのつかないことをしたとしても」
というタイトルで書かれています。
AYAさんの了承を得ております。↓↓

ジジさん(実父)は3年前に霊界に帰られた。
本当に2200万円あったのかはジジのみぞ知る。
ジジ以外は家族の誰も諭吉2200枚を見ていないのだから。
だが、あの狼狽ぶりは演技だったとは思えないのだ。

#創作大賞2024 #エッセイ部門

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