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【趣味ログ】自キャラぬいを作った話

はじめに

記事を開いて下さり、ありがとうございます。
ごきげんよう。詞月です。
色々なことに手を出し過ぎて、「はて、私は何をやっている人なんだ?」と自分でも首を傾げてしまうくらいのさすらいの趣味人ですので、名前は覚えていただかなくて大丈夫です。もし気になる方いましたら、自己紹介のnoteをぜひ。

さて、この記事は、初めてのぬいぐるみ作りの記録です。
あくまでも日常の記録ですので、ぬいの詳しい作り方をご紹介する記事ではありません。
ですから、推しぬいを作ってみたい方には申し訳ないですが、ぬい作りの参考にはならないかと思います。
しかし、「頑張れば形にはなる」ということをお伝えできればと思います。

ちなみに裁縫はド素人です。ですから、どうか温かい目でご覧ください。泣いて喜びます。

準備

きっかけ

小説の創作・執筆が趣味の私は、自身の小説のキャラクターをとても気に入っていて、よくキャラのグッズを自作している。
ある日、次はどんなものを作ろうかと動画を見ていたところ、ぬいぐるみの製作動画を見つけたのだ。
サムネイルを見た瞬間、私は画面に見入った。
『可愛すぎるッ!!!』
これは絶対に作らなければ、と思うのも仕方ない。
かくして、裁縫の経験・知識共にほぼナシの私は、ぬいぐるみづくりを即決意したのだった。

まずはデザインなど

今回、作っていくキャラは、現在Nolaノベルにてのんびり投稿している自作小説の主人公、獅子倉芽來(ししくら・めぐる)という子だ。
もしご興味を持っていただけたなら、URLからぜひ。

芽來の特徴は、キリっとした表情と、左に流した前髪。このふたつを上手く再現できるだろうか……?


ひとまず、完成予想図を描いてみた。
行けるか……?

また、型紙と作り方については、まろまゆ様よりお借りした。

次に、私は100円ショップのSeriaとDAISOに向かった。

購入品が多すぎるため、材料全ての紹介は割愛する。
しかし、手芸屋さんに行かずとも、材料が全て揃ってしまうなんて、100均ってホントにすごい。
そして、いよいよ闘いは始まりを告げる――!

製作

顔刺繍

まず立ちはだかった難敵が、顔刺繍だ。
そもそも、私が最後に裁縫をしたのは、高校の家庭科の授業だ。それならまだマシ。触れたことがないわけではないから。
しかし、刺繍に至っては、やったことすらない。
……というか、我ながら刺繍未経験でよく「私でもぬいぐるみ作れる!」なんて思ったな。
自分の無鉄砲さというか、計画性のなさに呆れつつ、刺繍下地シートに水性ペンで下書き。写真を撮るのを忘れたものの、刺繍枠に下地シートを貼った布と一緒に挟み、刺繍開始。
そして出来たものが……。


これだ。
妹から、流石に下手すぎると思う、と遠慮のない薄ら笑いを向けられ、心が折れたので、もう一つ刺繍してみる。

ひとまず、これで作ってみるかな(フラグ①)

縫い合わせるのって、奥深い

まずは、前髪のパーツと刺繍した顔をボンドで貼る。またも写真が無いのだが、合わせるといい感じな気がする(フラグ②)。
さあ、いよいよ縫い合わせる……前に、まずは顔と後頭部に入った切れ込みを縫うようだ。ダーツといって、布地を立体的にするためのものなのだとか。

ダーツを先に縫い、まろまゆ様の動画を参考に縫い進めていく。
まるで針と糸でパズルを作るような作業をする上で感じたのは、その難しさだけではなかった。
それは、少しずつ形になっていく嬉しさだ。

実は、私はかなりのせっかちだ。実際、100均へ向かったのも、決意したその日のうちだった。せっかちゆえ、なかなか完成しない作品を仕上げるのは苦手でもある。
今回、製作に一週間弱の時間がかかったが、中々完成しないもどかしさはあっても、やめたいとは思わなかった。
もしかして、私に足りないものって……。

アクシデント発生

やらかした。完全に。
それは、後頭部と前頭部を合わせたときのことだ。
軽い衝撃画像を投下するので自衛してほしい。
これだ。


……か、髪が、カツラみたいになってるゥッッ⁉⁉
あまりにも可愛らしい姿とはかけ離れていたので、思わず手を止めた。
原因は、前髪のパーツが短すぎたこと。
顔パーツと貼り付けたときはいい感じだったのに……。
もしこの場に彼がいたなら、なんて言ったのだろう。
想像しただけでもゾッとするので、最初に刺繍した顔パーツを使い、作り直すことにした。

③ 完成

何とか頭と体を作り終え、綿を入れる。
サイズ感は手乗りサイズだから、と思っていたが、予想をはるかに超える量の綿をどんどん飲み込んでいく。
いっぱい食べる君が好き~♪
というCMソングを思い出しながら、どんどん綿を詰めて、ふたつを合体させる。
最後に、チークを綿棒で取って、赤みを持たせて……。


完 成 !
作業開始から六日目、ついに完成した!
……なんか、うちの子めっちゃ可愛いね⁉⁉
作っている途中は、ちゃんと可愛く仕上がるか不安だったが、これは駄目だ。可愛すぎる。
今なら世間で言う“親バカ”の人と握手してハグもできる気がする。
でもそれくらい、愛らしく仕上がったと思う。

まとめ

今回、ぬいを作ってみて感じたこと。それは、ぬい作りは、創作活動と近しいところがある、ということ。
必要なパーツを用意して、ひとつひとつ、丁寧に作っていく
そうすることで、完成したぬいは、自分にとって素晴らしいものになった。
まさにそれが、私に足りないものだったのだ。

創作活動をする上で、書くのを諦めてしまうことがよくある。その主な理由は、必要な情報を用意して、ひとつひとつ、丁寧に作品を作ることが出来ていないからではないか。
ならば、これからは、少しずつ形になっていく嬉しさを感じながら、続けていきたい。

さいごに

ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
私でも、頑張れば、形にすることができました。
創作をなさる方も、ぬい作りや裁縫をする方も、どちらも難しいことですが、トライしている時点でスゴイですし、尊敬します。
私も、これからもっと精進して参りたいと思います。
長い記事になってしまいましたので、目を休まれてくださいね。
またどこかでお会いしましょう。

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