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保坂和志「鉄の胡蝶は夢に記憶の歳月に彫るか 70」(『群像』)/デヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ(酒井隆史訳)『万物の黎明/人類史を根本からくつがえす』
☆mediopos3463 2024.5.11 この保坂和志の『群像』連載「鉄の胡蝶は・・・」は 一見「エッセイ」のようでもあるが 「小説」ということになっている 「小説を書くことは———— いや、そういう名詞で定義する言い方はなるべくやめよう、 小説を書いているとき小説家は 自分ひとりで書いているわけではない、 小説家は登場人物や風景や猫と一緒にその小説を書いている」 というように一般の「小説」とされるものではないが まさにそのジャンルとかいった枠の外にある