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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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記事一覧

高橋巖インタビュー「エラノスで会った〈非〉学問の人」/若松英輔『井筒俊彦』/井筒…

☆mediopos3469  2024.5.17 シュタイナーの人智学を紹介し 長きにわたって牽引してきた 高橋…

KAZE
4時間前
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中沢新一編『東洋の不思議な職人たち』/中村雄二郎『問題群——哲学の贈り物——』/…

☆mediopos3468  2024.5.16 現代のいわゆるハイテクは 西欧近代文明のなかで発達した 「技…

KAZE
1日前
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小林忠(監修)『鈴木春信大全』

☆mediopos3467  2024.5.15 浮世絵をはじめとした日本文化を英語で国際的に紹介した イサム…

KAZE
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伊藤亜紗「一番身近な物体 第六回 キツネのランピィ」(あさひてらす)

☆mediopos3466  2024.5.14 伊藤亜紗の連載 「一番身近な物体」(あさひてらす)の 第六回…

KAZE
3日前
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永井玲衣「世界の適切な保存㉔そのにおい」(『群像』)/アルバート・ズスマン『十二…

☆mediopos3465  2024.5.13 千早茜『透明な夜の香り』に こんなシーンがある  「それはね…

KAZE
4日前
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松浦寿輝「遊歩遊心 連載第57回「夏目漱石→鳥山明」(『文學界』)/大江健三郎・河…

☆mediopos3464  2024.5.12 松浦寿輝が鳥山明の逝去にあたり 『文學界』で連載されている「…

KAZE
5日前
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保坂和志「鉄の胡蝶は夢に記憶の歳月に彫るか 70」(『群像』)/デヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ(酒井隆史訳)『万物の黎明/人類史を根本からくつがえす』

☆mediopos3463  2024.5.11 この保坂和志の『群像』連載「鉄の胡蝶は・・・」は 一見「エッセイ」のようでもあるが 「小説」ということになっている 「小説を書くことは————  いや、そういう名詞で定義する言い方はなるべくやめよう、  小説を書いているとき小説家は  自分ひとりで書いているわけではない、  小説家は登場人物や風景や猫と一緒にその小説を書いている」 というように一般の「小説」とされるものではないが まさにそのジャンルとかいった枠の外にある

石井ゆかり「星占い的思考51 より高きもの」(『群像』)/住吉雅美『ルールはそもそ…

☆mediopos3462  2024.5.10 石井ゆかり「星占い的思考51」のテーマは「より高きもの」 (『…

KAZE
7日前
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塚本昌則 〈本物〉とは何か」(『声と文学』)/チャールズ・テイラー『〈ほんもの〉…

☆mediopos3461  2024.5.9 古代ギリシアの叙事詩の時代 詩人は神々(ムーサ)の語る言葉を …

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8日前
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レベッカ・ブラウン『体の贈り物』/辻山良雄「読み終わることのない日々27」(すばる…

☆mediopos3460  2024.5.8 辻山良雄「読み終わることのない日々27」 (すばる2024年6月号)…

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9日前
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出口顯『声と文字の人類学』

☆mediopos3459  2024.5.7 文字が登場したのは 今から五〜六千年前といわれているが それま…

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10日前
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井筒俊彦英文著作翻訳コレクション『老子道徳教』

☆mediopos3458  2024.5.6 井筒俊彦に『老子』の翻訳があることを知り 小躍りしたことを思…

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11日前
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今野真二『日本語と漢字──正書法がないことばの歴史』

☆mediopos3457  2024.5.5 日本語は「正書法(orthography)がないことば」である 「正書…

KAZE
12日前
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阿部謹也『「教養」とは何か』/ダリアン・リーダー『HANDS 手の精神史』/シュタイナー『人間生活の運命を形成するカルマ』

☆mediopos3456  2024.5.4 教養とは何か Wikipediaによれば 「個人の人格や学習に結びついた知識や行いのこと」とある そして「一般に、独立した人間が持っているべきと考えられる 一定レベルの様々な分野にわたる知識や常識と、 古典文学や芸術などの文化に対する幅広い造詣が、 品位や人格および、物事に対する理解力や創造力に 結びついている状態を指す」とされ 「伝統的に、西欧の高等教育で扱われてきている リベラル・アーツに相当するものとしてもとらえ