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パソコン音痴が1週間でアプリを作った話 中編

前編はこちらから読めます↓

プログラミングを受けようと決意したものの、ひとつだけ不安があった。
それはスクール期間の序盤、半月ほど東京に帰ることだ。
オンラインでも受ける人はたくさんいるし、プログラミングスクールを卒業した夫も最初の方だから大丈夫と言ってくれた。先生に不安を話した時もなるべくアーカイブを溜めないで、あとは自分の頑張り次第と言ってくれた。

そうだよな…自分の頑張り次第だよな。と改めて思い私はひとつだけ自分の中で頑張ることを決めた。

それは「必ずアーカイブはその日のうちに見る」ということ。

プログラミングスクールの日程は平日毎日3時間。
昼コースは13時〜16時。夜コースは19時〜22時。
スクールに通えば集中できるが、1歳の娘と一緒の帰省なのでオンラインで受けることはほぼ限りなく不可能だ。なのでおそらくこの半月の間はほぼアーカイブ受講になる。先生はアーカイブを溜めると確実に見れなくなると言っていたので絶対に疲れていてもアーカイブはその日のうちに見るということを決めた。できるかできないかなんて関係なく見るだけでもやるということを決めた。

プログラミング初日

ドキドキワクワク少しだけ不安な気持ちを持ち初日を迎えた。初日はSUNABACO代表なかまこさんによる挨拶からだ。
これがなんとYouTubeで見れるので皆さんも見て欲しい。この話だけでプログラミングスクールに来た価値がある。

なかまこさんは言った。勉強は本来楽しいものだと。私もSUNABACOに来てその感情はすでに知っている。英語が苦手な私もはやくその域に達したい。脳汁出したい。

そして初めてのコード。HTMLから勉強していく。勉強するというより、言われたままのコードを書いていく。意味は全くわかっていない。なぜ見出しがh1なのだ?pタグとは???よくわからないけどそのコードで書くとこうやって表示されるのだ。今はそれで良い。

先生たちは予習としてProgateをやっておくといいと言われていた。

Progate(プロゲート)は『初心者から、創れる人に』 をキャッチコピーにかかげるプログラミング学習サイト

Progateより

SUNABACOの受講料は7万円だ。プログラミングスクールとして見ても破格だが、それがなんとProgateの金額も含まれているんだ。安い。安すぎる。

ProgateをやりつつHTMLとCSSは割と理解が追いついた。そして受講3日目にして私は東京へ旅立つ。

必死のアーカイブ受講

私の予想は大的中でオンラインで参加は一切できなかった。
夜はちょうど娘のご飯やお風呂寝かしつけもあるのでチャンスは昼しかないが昼寝をしてもやっぱり起きるのだ。オンライン受けながら途中で退散するぐらいなら娘と一緒に昼寝して、夜一気に時間をとった方が効率がいいし集中できると思い、私は娘が寝た後21時ぐらいから3時間ある動画を2倍速で見て、Progateで復習してとなんとかやり切った。

講義は各SUNABACOリージョンの先生達が持ち回りで行われた。項目毎に得意な先生がやってくれているのかな?初心者にもわかりやすいように説明してくれてとても助かった。何より全国各地の同期と一緒に受けてる為、仲間がいて心強かった。

ただやっぱり勉強する時間がない。アーカイブで受講してると課題で分からなくなったり、エラーが出たりした瞬間、先生にリアルタイムで聞けないのがもどかしい。
もちろんSlackやTwitterで聞くことも可能だが、自分の都合で帰省してオンラインに参加できていないので自分で解決しようとなんとか調べたりしてがんばった。朝の4時ぐらいまでやってたこともある。
でも、そこまで根詰めしていたわけではなく、調べても分からない時はまあいい!次!!!と次に進んでいった。

余裕だと思っていたHTMLとCSSも全然余裕じゃなくてどんどん難しくなっていくのにJavaScriptまで出てきて全然よく分からないまま進んでいった。

受講生の質問もレベルが高く、私だけ取り残されている感がすごくて、正直帰った後についていけるか不安でしょうがなかった。

わからないまま進む授業

熊本にもどってきてから現地で受講できてとても安心したのを覚えている。
ただ授業についていけてるかはわからない。
先生に言われたままのコードを入力して、アプリができているがこれは自分の力だけでやっているわけではない。本当にこんなので卒業制作ができるのだろうか?相変わらず周りの全国各地にいる同期たちは理解度が高く質問のレベルも高い。みんなそんなに理解してるの?????私だけ理解できてないのかな?????と不安はどんどん高まっていく。

JSもJQも、DBもSQLもPythonもGitも全然分からない。真似してコードを書くので精一杯。せめてHTMLとCSSだけでも完璧にしてやるぜ!!!と意気込んでProgate道場をやってみるが見本を見ながらじゃないとできない。

これはもう終わったかもしれない。。。
軽く心の中で絶望感を感じていた。

スクール最後の一週間は講師の先生と一緒にタスクのwebアプリを作るというものだった。もちろんコードは先生が書くのを真似して入力しただけだったけど、アプリが実際にできた時は嬉しかった。

それと同時にこんなに簡単なアプリを作るのに、こんなに長いコードを何個も書くの!?という感情が強かった。じゃあ自分たちが普段使ってるアプリのコードってどうなってるんだ…とプログラマーを心底尊敬した。

私はその事実が知れただけでも今回プログラミングスクールに通ったことに意味があると感じた。

そして卒業制作のチームが発表された。私は現地の方とオンラインの方の3人チームだった。

SUNABACOの卒業制作はwebアプリを作るというだけではない。

誰かの困りごとを解決するwebアプリを2週間でチームのみんなと一緒に作るというものだ。

そしてここからきつくも楽しい卒業制作の2週間が始まった…!!!
(長くなりそうなので後半に続きます!次で最後です!)

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