第二子出産レポ(出産編)
出産レポ(出産編)って頭痛が痛いみたいですね。
ってなわけで!!
2024年5月1日に無事に第二子を出産しました〜!!!!
第一子が4090gだったんだけど、第二子は3982gの女の子!!!またもやデケェ!!!
今回も出産レポを細かく書いていこうかなって思いますので良ければお付き合いください!
私の出産レポは出来れば、これから出産に挑む妊婦さんより、その旦那さんだったり、子供が欲しいと思ってる男性に読んでほしいと思ってます!!
理由としては、どれだけ女性が痛いのか、苦しいのか、辛いのか、赤ちゃんを産むことの大変さを知ってほしいから。こればっかりはね、経験できないものは仕方ないもの。でも知ってると知らないじゃ奥さんに対する接し方とか絶対変わってくると思うので読んでね!!!よろしくね!!!
ちなみに第一子を産んだ時のどたばた初出産レポはこちらです↓
36週〜38週(入院前日)
私の通う産婦人科は計画分娩をすることが多かった。ベテランの先生が1人、看護師が数人でやってるので計画の方がなにかと安心だからだ。
1人目を産んだ時4090gで弛緩出血(1.6リットルの出血)で死にかけた私はもちろん計画分娩。予定日より1週間以上はやく、38週になる日に入院が決まった。
痛いのは嫌だ、もうあんな陣痛は耐えられないと思った私は何度も先生に『無痛分娩』が良いとお願いしていた。先生も何度も言うものだからもちろん了承していたが、条件があった。
①夜間は人数の問題で対応できない
②早く産まれる場合は麻酔はしない
①は無痛分娩は何が起きるかわからないから、夜間に産まれそうな時は看護師さんも少ない為対応出来ないそう。
②は単純に効かなかったら無痛にするお金が勿体無いのでやらないという病院側の配慮だ。
もちろんそこは素人の私より先生の判断が正しいので了承した。
そして入院前日。
便秘気味の私は前回の出産の時に5日うんちが出ない状態で出産した為、赤ちゃんと一緒におしっことうんちが垂れ流し状態でとんでもなく恥ずかしかった記憶と単純に苦しかった記憶があったので、絶対うんちしてから行くぞ!!!と気合いが入っていた。
そして完璧なまでのうんちスケジューリング。ちゃんと入院前日に出せた。よくやった大腸。
入院バッグの中身は前回大変役に立った
・ペッドボトル用のストロー
・ガッツギア(ゼリー)
そして暇つぶし用のswitchとiPad、スマホの充電器、パンツ、靴下、ブラ
最低限のものだけ入れて準備完了!あとは産むだけ!いざ出陣!!!
入院当日
9時に病院に行く。早速診察、エコーを見る。
推定体重3400g、前回よりだいぶ早いしこれなら前より楽だろうと先生は言う。
内診台へ移動し、内診へ。
まずね、これがね…
めっっっちゃ痛い。ほんとに。まじで痛い。
先生容赦ないから股に手つっこんでグリグリやる。(言い方)
まあこれは子宮の膜を取るための必要なことだから仕方ないんだけど、本当に痛くて辛い。我慢するしかない。
そして陣痛促進の為に子宮にバルーンを入れる。
1人目の時はバルーン????ってなったけどもう2回目だから驚きもしない。バルーンはまさに風船だ。風船入れて、1時間毎に陣痛促進剤の薬を飲んで陣痛を促していく。
あとはお部屋に戻って寝て陣痛に耐えるだけ。
まあすぐすぐは産まれないだろうと思って夫は仕事があったから一旦帰ってもらった。また陣痛つらくなったら連絡するね〜って感じで。
そして陣痛が始まる。最初はまあ軽い生理痛みたいな感じで全然まだ耐えられる。ここからまた辛くなるのか…いやだな…怖いな…って思いながらお昼ご飯を食べてたら、
すっかり陣痛が止まってしまった!!
え!!なぜ!!!!!
全然痛くない!まじか〜〜〜!!!
促進剤は6錠までって決まってるのでその日の促進剤は終了。バルーンもとって、また内診。内診は相変わらずめっちゃくちゃ痛い。子宮口は4センチぐらいしか開いてない。
2人目だから早いかなって言ってたけどこれは時間かかりそうだなぁと思いながらとりあえず持ってきたswitchでゲームする(呑気)
そして美味しい夕飯を食べ、動画見たりゲームしたり眠くなったら寝るという最高な時間を過ごしてしまった…。
入院2日目
ぐっすり眠り朝を迎える。相変わらず陣痛はこないし、破水もない。
朝から促進剤を飲むがそれでもこない陣痛。なぜ??謎だ…
9時に診察をして、今日は点滴をするとのこと。点滴のほうが陣痛の痛みが強いよと看護師さんに言われて一気に怖いなぁって気持ちが強くなる。
念のため夫に来てもらうが、全然陣痛がこない。どんどん強くなる点滴、だかしかしこない陣痛。ずっと赤ちゃんの心拍とお腹の張りは機械で確認してるからお腹は張ってるらしいのだが痛みがこない。おかしい…
挙げ句の果てに先生に「もはや痛みに気付いてない!?無痛する必要ないのでは!?笑」と冗談を言われ爆笑する。なんて呑気な妊婦なんだ……
そんな感じで陣痛を待ちながら夫とアニメを見ていた午後2時。
突然看護師さんがやってきて「分娩室に移動します!」と一言。
えっ!!???今から産むの!!!???
陣痛の痛みもきてないから全く心の準備ができてなかった私。
もうどうやら内診で人工破水させて、陣痛を起こして産むらしい。ま、まじか…!まじか…!怖え…となりながらもう覚悟を決めて分娩室へ。夫も急な出来事にちょっと半笑いだ。いや、気持ちはわかる。
ついに出産
分娩室へ移動して、先生がきて素早い手つきで内診をして(めっちゃ痛い)プチっていったらジョバーーーって破水した。その間1分もない。まじであっという間の出来事だった。破水させたら先生どっか行った。忙しいもんな…
そしたら!!!まじですぐに陣痛の痛みが!!!えっ待って急に痛い。無理ぃ〜〜
ずっと夫に腰をさすってもらってた。これさぁ、私1人目の時コロナ禍だったから孤独で誰もいなくて1人で耐えてたのよ……今回、夫が立ち会い出来たからまじでまじで助かった。
本当に何もわからなくても、腰をずっと、永遠にさすってもらえるだけで違う。痛みがまだ耐えられる。
夫は何も言わずにひたすら腰をさすってくれてた。私が「きた」って言うとすぐさすってくれてた。神だった…ありがとう…!!
そしてどんどん痛みが強くなる。これはまだ!?まだなの!?早く無痛の麻酔を入れたい…!もうやだ耐えられない…!!
看護師さんが内診すると赤ちゃんは降りてきてて子宮口も5.6センチぐらいらしい。「とりあえずおしっこがしたい」と言うと歩ける状態じゃないから管を通して抜いてくれた。めっちゃたまってたらしく、「おしっこ抜いたから痛み強くなると思う」と言われて案の定更に痛みが強くなる。
無理…痛い…と勝手に涙が出てくる。ずびずびと鼻がつまる。痛みに強いわけじゃねえ〜〜〜やっぱりあの時は痛くなかったんだよ〜〜めちゃくちゃ痛えよもう無理だよ〜〜と泣きながら痛みに耐える。いやほぼ耐えられなかった。痛すぎる無理。
お尻に違和感を感じる。便意!?いや赤ちゃん!?わからん!!!
また内診してもらったら子宮口が7センチに!!!ついに、無痛麻酔打てる!?解放される!!??と希望が見えたその時、
「このペースでいくと麻酔効く前に産まれちゃうけどどうする!?お金がかかるけど…!多分早いよ!?耐えられそう!?」
えっ……!!!無理だよ〜〜〜判断できないよ〜〜〜痛い痛い痛いよ〜〜〜
「耐えられないですゥ…」
泣きながらそう言うと看護師さん笑いながら
「そうだよね〜〜…でもね、本当に5センチから早かったから多分麻酔効く前に産まれちゃうから…オススメはしないんだけど…」って言う。
そんな会話をしてる間にどんどん強くなる陣痛。判断できない私。判断できない夫(そりゃそう)もうなんかこの流れは我慢するしかないのかもしれない…看護師さんもベテランだし、まじで数万円ぶっとんで麻酔効かなかったら意味ないし耐えるしかないのかと泣きながら痛みに耐える。
痛みが更に強くなってなんかもうまじでお尻から出そうになる。
「無理!看護師さん呼んで…お尻から出る…」
そう言ってナースコールを押してもらう。
バタバタと看護師さんがきて、「あ〜!!力入れないで息吐いて〜」って言うけど無理すぎた。なんかもう自分の意思とは別にお尻に力入っちゃって頭に血が昇って、まじで血管切れるかと思ってわけわかんなくなって、「力抜き方わかんない!!」って言うしかなかった…
まじでどうやって力抜いたらいいかわかんなかった…
「旦那さん!お尻押さえてて!!」
「はい!」
みたいな感じでお尻を押さえてもらうがそんな弱さじゃ出ちゃう!!!!って思って「もっと強く押して〜!!!痛いよ〜〜」ってまじでパニック状態。1人目の時は我慢できて、看護師さんの言う通りに出来たのに、全然出来ない。呼吸も乱れて、頭から脳みそ出るんじゃないかってぐらい力も抜けない。てゆうかまじで力の抜き方がわからないのだ。
「あ〜!!!もう全開だ!先生呼んで〜!!」
そして現れる先生。もう産んでいいらしい。
でも軽くパニックになっていたのでいきむのか、息を吐くのかわからなくて息を吐いていたら息止めてふんばって!!!って言われた。
「赤ちゃんのほう見て〜!息止めて〜!!」
何回か言われたけど、自分から赤ちゃん見えないよ〜〜〜って思いながら4回目のいきみぐらいでドゥルンと産まれた……
で、でかい…またもやでかい気がする…
そして赤ちゃんすぐ回収されて、股の処置が始まるから夫は分娩室の外へ…!
これまた出血多いパターン???またお尻まで裂けてるパターン????
看護師さんがガーゼを準備している。あれを入れらるのか…
止血の為に、3メートルのガーゼとバルーンを子宮に入れられる。そしてお尻と股を縫われる。これまじで痛い。針が股を縫ってるのがリアルにわかってしまうぐらい痛い。何回も縫われる。早く終われと祈るばかり。
処置が終わったら先生は頑張ったね〜と言いながら分娩室から出ていった…!そして赤ちゃんがやってきて夫も中へ入ってきた。
「3982gの元気な女の子ですよ〜!!」
3982g!?3400じゃなかったの!?
改めてエコーは当てにならないと思った瞬間だった。
夫に抱っこしてもらいながら3人で写真を撮る。こんな汗だくで、しかもこんな角度、絶対ブスだろう…せめてアプリで撮りたいとこんな時にまで思ってしまったが仕方ない。何も言わずに精一杯の笑顔で撮ったつもりだったが、後から見返したら化け物みたいな顔になって逆に笑ってしまった。
産後に可愛く撮れる人間ってまじどうなってんの????教えてくれ。
その後、赤ちゃんは回収されて、子宮を冷やして硬くする為に私のお腹の上にはアイスノンを置かれる。これが地味に辛くて、めっちゃ寒い。しかも止血をするための点滴も入れられるから体がどんどん冷えてく、血がない。これ、死ぬ直前だってぐらい血がない。
夫に足をさすってもらって、なんとか生き延びた。ありがとうまじで……
そしてそのまま気を失うかのように1時間ぐらい寝た…(雪山だったら死んでる)
目が覚めて、お腹の上のアイスノン取ってもらえて、靴下を履き毛布をかけてもらい体を温める。熱もないし、少し回復したようだ。
1人目の時は意識もなく熱もあったからまじでしんどかったけど、今回は夫が近くにずっといてくれたから精神的にも体力的にも全然違くて、体はやばい状態なのにだいぶ元気だった。
あとやっぱり産院の先生の判断が神がかってた…!!前回1.6リットルの出血で死にかけた私を考慮して昼に産ませる作戦で計画立てて破水させたおかげでその場にいた看護師はざっと4〜5人。みんな素早い対応で今回も処置してくれて。案の定、今回も1.3リットルの出血だったらしく夜中の出産だったから確実に危なかった…。ありがとう…!!
夕飯は夫に食べさせてもらいなんとかほぼ完食!これも1人じゃ無理だったから助かる〜!!人様に生かされている〜〜!!
なんとかあとは寝るだけだから大丈夫かなと思い、夫は帰宅してもらってその日は分娩室に1泊しました。
産後編に続く…!!
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