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自宅退院に向けたゴール設定の考え方

おはようございます🌞
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます!
503日目を担当する、理学療法士のシミーです!

私の記事では、臨床12年の経験をもとに、患者様のことをどのような視点で考えていくのかということをメインにお伝えしています。How towよりも、“考える”という部分にフォーカスした内容になっております。私自身が臨床で理解できなかった経験からどのように考えていけば解決の糸口が見えてくるのかということをお伝えしていきます!興味がある方は是非最後まで読んでください。


本日のテーマはゴール設定についての考え方です。
臨床の中でどのようなゴールを設定すればいいのかで悩んでいる方々も多いのではないでしょうか。

私自身も、実習生時代や新人の頃にはどうやって設定すればいいのかわからず悩んでいた経験があります。

このゴール設定での最大のポイントは何を基準にするのかということです。

そして、自宅退院は病院でのリハビリのゴールであり、自宅生活の視点から考えるとスタートになるわけです。
セラピストとして区切りは必要ですが、患者様の人生は続いていくということを忘れないようにします。


▶︎基準をどうするか

自宅退院のゴール設定に必要な基準は様々ですが、"環境"と"生活スタイル"に左右されます。この二つの項目が自宅退院のゴールを設定するために必要な最低限の基準となります。

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