友達になった2人はその後。「推しが死んだのでタイムリープして生存ルート確保します！」【百合漫画感想】

ネタバレ注意！
あと、後半の「百合厨の自分本意すぎる解釈と喚き声」に注意。

読んだ〜〜〜〜！！！！！

すっごく感動した。

読み終わってからその日は何も出来なかった〜！

それくらい良くて、人生で忘れられない漫画になりました。

オーディションでのハルコとユキの演技、もう最高に！素晴らしかったですね！

ユキがハルコに「離れない」と言った時の優しさに満ちた表情！！！

あの時、ユキはハルコの対等な友達になってました！

ユキが母親から腕を取り合って抜け出した時、ずっと一緒に居てと泣きながら言われた時、ハルコはどれだけ救われたんだろうと思うと泣いちゃいます…。

ハルコちゃん、良かったね…。

そして何より3巻での見どころは、友達同士になったハルコとユキの関係性がどこで決着するのかまで描かれてる所ですね！

ハルコの告白をユキが断わる場面では「ぇ…」って声が漏れ出るほど衝撃を受けました。

正直なところ、最初読んだ時はハルコの告白を断るというユキの決断に（あ、そうなるんだ…。）と複雑な思いを抱きました。

ただ何回か読み返してみると、このシーンはこの漫画にとって、何よりも美しい結末なんだと思います。

ユキがこの決断をした理由は、ハルコに喜んでもらうためでもなく、1回目にハルコを突き放してしまった罪悪感からでもありません。

ユキがハルコの事を友達として好きだからです。

ハルコを拒絶してまでユキの本心を伝えることは、「全てはハルコのため」というユキの行動原理が「ハルコちゃんと私のため」に変化した最大の描写です。

さらに、1回目でユキが自殺してしまったのは、ユキがハルコを拒絶したからでした。

ユキがとった行動としては「ハルコを拒絶した」と同じですが、その結末は大きく異なります。

この告白のシーンは完全に1回目を乗り越えた決定的瞬間なんだと思います。

2人の物語はここで終わりましたが、この漫画は僕にとって忘れがたいものになりました。

ここから百合厨の自分本意すぎる解釈と喚き声です。

先に言っておきます。

ここは本当読まなくていいです。

友情は永遠。ループの完全脱出を見事果たした2人の物語は計算され尽くしていて美しいですよね。

ただ言わせてください。

ハルコとユキって恐らく5年後に付き合ってるかもしれない。

付き合ってるんじゃないかな。

うん。付き合ってるよこれ。

「まぁ〜た百合を恋愛に結び付けたがる直情的で浅はかな百合厨（僕だけのこと）が何か喚いてらぁ」とお思いでしょう。

分かる。分かるよ。

ただ1回聞いて。

理由もあるから。

理由①ユキがハルコと友達になった期間の短さ。

ユキにとって、ハルコは早い段階から信仰の対象でした。（3巻Kindleで41/204参照）

この事から、ユキはまだハルコと友達になり立て何だと考えることもできます。

だったらこの先友達としての好きが恋愛としての好きに変化する可能性は十分あるでしょ！！！

実際、ずっと友達だった人を恋愛として意識するようになるなんてこともあるわけだしさ〜！！！

それに、逆に1回目のハルコにとって、ユキはずっと親友だったけど2回目では恋愛としての好きを抱くようになってるし！！（3巻Kindleで192/204参照）

理由②カバー裏の漫画

オタクだったらカバー裏の漫画絶対読むよね？

この漫画が時系列にどこにあるのかを考えると、ハルコがユキに告白した後だとしか思えません。

なぜなら、ハルコが告白する直前に本当の自分を出すことの恐怖を話しているのに、カバー裏では夏生に敵意むき出しの顔をしています。

これは告白後に、本当の自分を出すことに慣れてきたからではないでしょうか。

さらに、ハルコは夏生に「私がいない時に告白しなよ」と言っています。

このタイミングはハルコの告白前に1度あったんですよね。（3巻Kindleで99/204参照）

その時夏生が告白していないことは、カバー裏がハルコの告白後のお話である証拠です。

しかも、カバー裏でハルコはユキと恋愛として付き合うことを諦めてない様子。

これはユキがどうなるか分かりませんよ！！！

ちょっと関係ないですけど、単純にカバー裏の漫画良いですよね。
ハルコに対等な関係の人が増えていく様子が描かれていて。
今後のハルコはどんどん孤独じゃなくなって行くんだろうな。

ハルコちゃん。良かったね…。

理由③20歳になったハルコとユキのバックに咲き誇る百合の花

3巻Kindleで186/204に咲いてるのって百合ですよね！？

こんなに沢山！！

ただの友達だったらここ百合の花じゃなくても良くない？！

クマとかポメラニアンとかでもいいよね？！

それでもあえての百合（大量）よ！？

はい！

QED！！！！

もしお時間ありましたら、私がやっているYouTubeも是非ご覧ください！

アニメの感想や百合漫画の感想など、オタクな社会人たちがオタクトークしています！