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R6年から新たに登場する就労選択支援。

障害を持った働きたいという方に対して、その方の能力等をしっかりと評価した上で、どの就労支援サービスに繋ぐかを選択して行くサービスのようです。

確かに今まで回復期ないで就労支援を進めていても、家の近くの相談支援事業所に繋ぐ、あるいは、今まで繋いだ経験のある就労移行支援事業所、就労継続支援A型に繋ぐなど経験値によるものが多い印象です。

実際にアセスメントしていく内容は

・どんな職種に就きたいか
・希望する労働条件
・本人の能力や適性
・働くにあたって必要な合理的配慮

等のようですが誰がその選択支援に関わるのか。
とても重要なように感じます。

https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/000945718.pdfより

● 一定水準でアセスメントすることが可能か?


現在の就労支援員といってもあまり疾患の知識がなかったり、経験値も浅い方もきっと多いはずです。
聞いた話によると、ある事業所のスタッフは普通の主婦層で、今まで医療や福祉業界で仕事をしてこなった人たちであるとのことです。

今までも就労支援の質に差があることは指摘されていますが、今回の選択支援を活用することでその辺りも担保されるのでしょうか?

● より作業療法士の出番が来るかもしれない


作業療法士にとっては追い風となる可能性もあります。
現在、就労支援事業所に勤務する作業療法士は全体で見れば少数派ですが、佐合療法士が学んできているスキルや知見は、今回の就労選択支援が必要としているものそのものかと思います。

● 産業分野の作業療法士はこれから!


産業分野、就労支援の領域は作業療法士が開拓していく必要のある分野だと思います。
作業療法士が率先してというよりは、チームに溶け込んで、よりその人らしい社会参加に繋げていくというイメージかと思いますが。


自分もチャンスが来た時にその波を掴めるように準備しておきたいと思います。
それでは!!

Naoki



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